イスラエル支持者が「人質を解放しろ」と言う際、本当に意味していること
連中が言っているのは、軍の要求に応じるまで、イスラエルは、毎日、子どもを殺し、首をはね、内臓をえぐり出し、手足を切断し、不具にし、生きたまま焼き殺すべきだと信じているということだ。
ケイトリン・ジョンストン
2024年8月26日
また山 この記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。
ソーシャルメディアを使っていない人々は、おそらくガザで死んだり手足を切断されたりした子どもの画像や動画に対して、イスラエル支持者連中が、ハマスに拘束されているイスラエル人人質についてペラペラと喋る極めて奇妙ながら実によくある現象に、10か月半も気づかずに過ごしている可能性が高い。
それに値する行為を全くしていない人に、想像を絶するほど恐ろしいことが行われている生々しい映像を、誰かが共有し、それに応えて「人質を解放しろ!」と叫ぶのを目にした際は、連中が一体何を言っているのか明確にすることが重要だ。
連中が言っているのは、軍の要求に応じるまで、イスラエルは、毎日、子どもを殺し、首をはね、内臓をえぐり出し、四肢を切断し、不具にし、生きたまま焼き殺すべきだと信じているということだ。また、状況さえ許せば、イスラエルが子どもに、こうしたことをするのを個人的に手伝うつもりだと言っているのかもしれない。
人質が解放されるまで、毎日、幼い子どもを殺害し、首を切断し、内臓をえぐり出し、四肢を切断し、切断し、焼却することに全面的に賛成だと連中は述べている。
ガザで行われていることが人質解放と無関係なことを示す山また山の証拠があるにもかかわらず、連中はこう言うのだ。
ガザ攻撃で、イスラエル国防軍がイスラエル人人質を殺害、負傷させてきた山また山の証拠があるにもかかわらず、連中はこう言うのだ。
ガザで大量虐殺が続く中、人質取り引きを妨害するため、ネタニヤフ首相があらゆる手段を講じている山また山の証拠があるにもかかわらず、連中はこう言うのだ。
正当な手続きなしに、「行政拘留」でイスラエルが何千人ものパレスチナ人を人質にし、何百万人ものパレスチナ人人質をガザとして知られる巨大絶滅収容所に入れている事実にもかかわらず、連中はこう言うのだ。
しかも、政策として、イスラエル軍が、パレスチナ人人質を拷問地下牢で強姦し、手足を切断し、拷問している山また山の証拠があるにもかかわらず、連中はこう言うのだ。
連中がこう言っているのだと認識することは重要だ。イスラエル擁護者や支持者が本当は一体何者か認識することが重要だからだ。連中は普通の人々ではない。連中は健全な精神を持ち、脳内に機能する共感中枢を持つ人々ではない。連中の存在や在り方には根本的に間違った点がある。
これを認識しておくことは重要だ。そうしないと、この問題は見た目より複雑で、我々がガザで目にしていることの解釈は、主観的意見の問題に違いないと思い込む罠に陥ってしまう可能性があるからだ。いや、それは全く真実ではない。ガザで起きていることは非常に単純で単純明快で、良心と基本的な人間の共感のレンズを通して見る人には、まさに即座にはっきり、そう見える。
ガザに関して見られる全ての議論や意見の相違の理由は、複雑さや微妙さなどと全く無関係で、全て、他の人間を普通の人が気遣う基本能力に欠けた、非常に歪んで傷ついた精神の問題だ。
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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/08/26/what-israel-supporters-really-mean-when-they-say-release-the-hostages/
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