ウクライナ - 対ロシア新テロ作戦を推進するCIA/MI-6長官
2024年9月8日
Moon of Alabama
ウクライナが戦争に勝つ道は残されていないことをアメリカ当局は認めている。
この認識で方針は変わるはずだ。だが欧米には名案がない。欧米は踏み潰されたウクライナを甘い破滅の誘惑に押しやり続けるだろう。
ロイド・オースティン国防長官発言は下記の通り。
クルスク侵攻は、状況を変えるための最後の、しかし短命な試みだった。
確かに多少の幻想は生み出したが...
先週、ロシア国防省が発表した戦闘概要では、その週に破壊または損傷されたウクライナ装甲戦闘車両は合計142台だ。このうち112台はクルスク地域で破壊された。ウクライナ東部の遙かに広い前線では、ウクライナ装甲車両は30台しか損傷していない。
ウクライナ軍は残っていた装甲車両をほぼ全て回収し、クルスク侵攻に投入した。残っていた最後の装甲車両も今や消滅し、補充される見込みはない。
装甲車両が希少になるにつれ、防衛線の維持に東部のウクライナ軍は一体何を使うのだろう?
ウクライナに残された手段はロシア本土へのテロ作戦しかない。
バドラクマール大使は次のように述べている。
これら攻撃によって唯一実現したのは、できるだけ早く戦争に勝利するというロシア国民の意志を高めたことだけだ。
記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/09/ukraine-ciami-6-chiefs-push-for-new-terror-campaign-against-russia.html
----------
Judging Freedom
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
Moon of Alabama
ウクライナが戦争に勝つ道は残されていないことをアメリカ当局は認めている。
この認識で方針は変わるはずだ。だが欧米には名案がない。欧米は踏み潰されたウクライナを甘い破滅の誘惑に押しやり続けるだろう。
ロイド・オースティン国防長官発言は下記の通り。
金曜日、ロシア攻撃にウクライナ軍が長距離兵器を使用するのを認めるようウォロディミル・ゼレンスキー大統領が西側諸国に要求したのを受けて、ウクライナ戦争を「一発で」キーウに有利に転じさせるようなものは存在しないとアメリカのロイド・オースティン国防長官は警告した。...状況を変えるほどの超兵器はもはや残っていない。使えるものは全て使ったがだめだった。
会談後「この作戦において、一発で決定的役割を演じるような兵器は存在しない」とオースティン長官は記者団に語った。
クルスク侵攻は、状況を変えるための最後の、しかし短命な試みだった。
確かに多少の幻想は生み出したが...
ウクライナ戦争は既に終わっている。まだロシアが、そうと気づいていないだけだ。その根拠 クルスク攻勢最前線からの報告によれば、人々の心を奪う戦いでは、ウクライナ人の決意が、崩壊しつつあるロシア人の士気を上回り、必然的な結末を告げている。...間もなく、現実に追いつかれる。
武器と兵力の上でウクライナ軍は劣勢で、士気低下と脱走に苦しんでいる- CNNクルスク侵攻は失敗した。
先週、ロシア国防省が発表した戦闘概要では、その週に破壊または損傷されたウクライナ装甲戦闘車両は合計142台だ。このうち112台はクルスク地域で破壊された。ウクライナ東部の遙かに広い前線では、ウクライナ装甲車両は30台しか損傷していない。
ウクライナ軍は残っていた装甲車両をほぼ全て回収し、クルスク侵攻に投入した。残っていた最後の装甲車両も今や消滅し、補充される見込みはない。
装甲車両が希少になるにつれ、防衛線の維持に東部のウクライナ軍は一体何を使うのだろう?
ウクライナに残された手段はロシア本土へのテロ作戦しかない。
バドラクマール大使は次のように述べている。
クルスク攻勢で、ゼレンスキー大統領は「何も達成できなかった」と静かな自信をもって、プーチン大統領は述べた。ロシア軍はクルスクの状況を安定させ、国境地帯から敵を追い出し始める一方、ドンバス攻勢は「長期にわたり目覚ましい領土獲得を果たしている」。振り返れば、ゼレンスキー大統領のクルスク攻勢はヒマラヤ山脈級の大失策となり、戦争をロシアを有利にする転換点となった。問題のFTバーンズ/ムーア記事(アーカイブ)。
この文脈で、土曜日フィナンシャルタイムズに掲載されたCIAとMI6の諜報機関長による初の異例の共同記事は、英米戦略が行き詰まりに陥っていることを言葉遊びと誇張表現で示している。「方針を堅持することが、これまで以上に重要だ」とビル・バーンズとリチャード・ムーアは認めながら、バイデンの目的が一体何かをはっきりと述べることさえできない。
今やウクライナ国防省情報総局長キリーロ・ブダノフによる秘密(テロ)作戦が代理戦争に残された選択肢だとバーンズとムーアは示唆した。超大国にとって、なんというシェイクスピア的転落!
方針を堅持することが、これまで以上に重要だ。ウクライナの主権と独立を消滅させるのにプーチン大統領は成功するまい。ロシアの行動は国連憲章と国際規範に対する明白な違反だ。勇敢で毅然としたウクライナ諜報機関を我々は支援し続ける。そうすることを我々は誇りに思い、ウクライナの回復力、革新性、活力に畏敬の念を抱いている。「勇敢で毅然としたウクライナ諜報機関」がこれまでに思いついたのは、ロシア人個人や人口密集地やインフラに対する破壊的テロ攻撃だけだった。
これら攻撃によって唯一実現したのは、できるだけ早く戦争に勝利するというロシア国民の意志を高めたことだけだ。
記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/09/ukraine-ciami-6-chiefs-push-for-new-terror-campaign-against-russia.html
----------
Judging Freedom
INTEL Roundtable w/ Johnson & McGovern - Weekly Wrap 31:36
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
日本の将来:昨年12月、ホンダはGMと進める量販価格帯の電気自動車(EV)の共同開発中止。そして今、GM提携戦略、ホンダから現代自へ。電気自動車(EV)やソフトウエアなど次世代車の共同開発で提携を検討すると発表。ホンダ、中国3工場を一時稼働停止日刊IWJガイド
「2024年の米国大統領選挙の年に、世界は第3次世界大戦への曲がり角を曲がった!! ウクライナ紛争は、第3次世界大戦の序曲!」
■はじめに~2024年の米国大統領選挙の年に、世界は第3次世界大戦への曲がり角を曲がった!! ウクライナの敗色が濃厚なこの時期に、欧米で停戦と平和ではなく、戦争の一段の激化と、領域の拡大を目指す様子から見えてくるのは、第3次世界大戦の序曲! 第3次世界大戦の対決構図は、覇権を守りたい米国と日本やNATOなどの米国の従属国家連合軍 VS ロシア・中国・イランなどの多極化連合!
■コメ不足は都会だけ!? コメ生産地では「在庫は安定」「入手は容易」との指摘! しかし、地方の直売所や産直販売農家にも消費者が殺到し始め、年間契約も売り切れに! 他方で、去年の3割高の米価高騰で、農家はやっとコメ作りが続けられるという、歪んだ日本の農政の現実も明らかに!
« 討論は、自分こそ帝国殺人狂だという二人のろくでなしの自慢大会 | トップページ | 民主党はあなたが彼らに投票するかどうか気にしないし負けるかどうかも気にしない »
「アメリカ軍・軍事産業」カテゴリの記事
- アメリカ・イラン間の最悪シナリオ:地域戦争と世界的衝撃波(2026.02.09)
- イランでの抗議行動を意図的に引き起こしているのを平然と認めるアメリカ(2026.02.07)
- トランプは、いつも尻込みして後退し、交渉を通じてイラン対応をすることに(2026.02.03)
- 専制的な政府をアメリカは強制的に排除すべきだという信念の分析(2026.02.03)
- トランプは勝利を望んでいるが、イランはたやすい標的ではない(2026.01.31)
「NATO」カテゴリの記事
- ウクライナ和平交渉を露骨に妨害するNATOの「ルッテ工作員」(2026.02.08)
- 北極圏を巡る秘密戦争という文脈におけるグリーンランド(2026.01.27)
- ウクライナでは雰囲気が変わりつつある。もはや応援歌は歓迎されない(2026.01.21)
- グリーンランド問題におけるトランプ大統領に対する予想外の欧州の反応:大西洋横断同盟最後の亀裂?(2026.01.20)
- グリーンランドを巡ってアメリカとヨーロッパは戦争するのか?(2026.01.19)
「ロシア」カテゴリの記事
- テロと破壊工作:今や希望を失ったキーウ(2026.02.07)
- エプスタインのハニートラップ作戦にプーチンは関与していたのか? とんでもない。MI6のエセ・ニュースに過ぎない。(2026.02.06)
- ロシアでのドローン攻撃、イランでのハイブリッド戦争、ベネズエラでの大統領誘拐とアメリカ大戦略(2026.01.23)
- ウクライナでは雰囲気が変わりつつある。もはや応援歌は歓迎されない(2026.01.21)
「Moon of Alabama」カテゴリの記事
- アラブによる分析を歪曲してイラン攻撃を主張するシオニスト(2026.02.04)
- グリーンランドを奪い…更に奪うトランプ(2026.02.01)
- 一体なぜトランプは自らの破滅を引き起こしているのか?(2026.01.28)
- ウクライナでは雰囲気が変わりつつある。もはや応援歌は歓迎されない(2026.01.21)
- 冬がキーウを襲う(2026.01.21)
「ウクライナ」カテゴリの記事
- ウクライナ和平交渉を露骨に妨害するNATOの「ルッテ工作員」(2026.02.08)
- テロと破壊工作:今や希望を失ったキーウ(2026.02.07)
- トランプの平和委員会:パレスチナ人を無視して物議を醸す動き(2026.02.02)
- ロシアでのドローン攻撃、イランでのハイブリッド戦争、ベネズエラでの大統領誘拐とアメリカ大戦略(2026.01.23)
コメント
« 討論は、自分こそ帝国殺人狂だという二人のろくでなしの自慢大会 | トップページ | 民主党はあなたが彼らに投票するかどうか気にしないし負けるかどうかも気にしない »



&#%様
> 日本のマスコミは、相変わらず、嘘の報道を、垂れ流し続けています。
おっしゃる通りです。
> 真実は、寺島先生が執筆された、「ウクライナ問題の正体 1,2,3」に、述べられています。
拝読したいと思ってはいますが、Amazonでの購入に、なかなか踏み切れません。
宗主国支持の先鋒、巨大資本家経営なので。
投稿: メタボ・カモ | 2024年9月15日 (日) 16時04分
日本のマスコミは、相変わらず、嘘の報道を、垂れ流し続けています。
真実は、寺島先生が執筆された、「ウクライナ問題の正体 1,2,3」に、述べられています。
投稿: &#% | 2024年9月15日 (日) 15時56分