討論は、自分こそ帝国殺人狂だという二人のろくでなしの自慢大会
ケイトリン・ジョンストン
2024年9月12日
物語のマトリックスの端からのメモ
この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。
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ドナルド・トランプとカマラ・ハリスの大統領選討論会を見逃した人のために言っておくと、討論会の雰囲気はだいたいこんな感じだった。
トランプ:彼女は共産主義者だ。文字通りマルクス主義者だ。
ハリス:実はゴールドマン・サックスは私を愛している。
トランプ:彼女が猫を食べるのを見た。テレビで。
ハリス:ディック・チェイニーも私を愛している。
トランプ:彼女はパレスチナ人を一切殺せないだろう。
ハリス:私は彼が殺すよりも、ずっと多くのパレスチナ人を殺す。
トランプ:私は最も多くのパレスチナ人を殺す。私が誰よりも多くのパレスチナ人を殺す。
ハリス:あなた方は一人のパレスチナ人も殺せなかった。あなたは弱い。
トランプ:私は弱くない、私は強い。私は最強だ。
ハリス:あなたは弱い少女だから、中国を勝たせてしまう。
トランプ:彼女はロシアと核戦争を始めるつもりだ。
ハリス:私は自らロシアに侵攻し、プーチンを素手で殺す。私が最強で、あなたは最弱だ。
トランプ:それは真実ではない。真実ではない。
ハリス:私は、もっと多く水圧破砕法を実施し、もっと多くの石油を掘削する。多くの共和党員が、私が最強だと言っている。
トランプ:いや、いや、彼女は移民問題に弱い。 ハリス:私は気晴らしに、移民の睾丸を蹴る。
[コマーシャル]
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大統領選討論会は最悪で、二人とも最悪だったが、ハリスは明らかにより首尾一貫しており、冷静に見えた。言い換えれば、ハリスはトランプと討論する誰もが初日からできるはずのことをしたのだ。基本的な大統領選討論会で候補者がトランプを圧倒するまでに、選挙3回も必要だった事実は、民主党が、これまで何年間も、どんなに愚かなバカを輩出してきたかを示している。
論客として、彼女は仕事をやり遂げた。大統領候補として、なぜこれほど多くの好戦的な共和党員が彼女を熱心に支持するのかを彼女は示した。中国に対してどれほど強硬な姿勢を取るか、水圧破砕法や石油やイスラエルをどれほど愛しているか、そしてどれほど多くの共和党員が彼女と彼女の政策を支持しているか彼女は語り、自分が共和党員であることを示した。
これが世界最強力な政府における「左翼」の姿だ。アメリカ政治は実に愚かだ。
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もし私がしていることを、ディック・チェイニーが支持したり、漠然とでも肯定的に話したりしたら、私はすぐそのことをやめる。
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先週ヨルダン川西岸でイスラエルの残虐行為に抗議していたアメリカ人活動家の頭部を自軍狙撃兵の一人がおそらく撃ったとイスラエル軍は主張しているが、それは「間接的で、意図的ではなかった」と主張している。
そして、もちろん、彼らはそう言っているのだ。そう言うか、彼女の頭の中にハマスの拠点があると言うか、どちらかだ。
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「反戦派なら、なぜトランプを支持しない?」
彼が大統領だった時に、本当に私は注目していたからだ。
よだれを垂らす馬鹿のように右翼メディアを無意識に摂取する代わりに、彼の政権が展開する戦争挑発と軍国主義を私は観察した。
イエメン、ベネズエラ、イラン、シリアなどの国々で彼がした邪悪な行為を私は見た。
ロシアに対する冷戦攻撃を彼が強化し、ウクライナでの戦争の道を準備するのを私は見た。
ソレイマニを彼が暗殺し、イラン合意を破棄するのを私は見た。
アサンジを彼が監禁するのを私は見た。
イエメンを救う試みを彼が拒否するのを私は見てきた。
「石油を確保するため」シリアに軍隊を駐留させていると彼が言うのを私は聞いた。
歴史上最も露骨な外国によるクーデター未遂事件を起こしながら、彼がベネズエラ人を餓死させるのを私は見た。
エリオット・エイブラムスやジョン・人殺し・ボルトンなどの血に飢えたPNACネオコンを、彼がアメリカ殺人組織の高官に任命するのを私は見た。
内戦を引き起こすことを期待して、飢餓制裁でイラン民間人を圧迫しているとマイク・ポンペオが言うのを私は聞いた。
アメリカ制裁により北朝鮮の人々が餓死したため、亡くなった北朝鮮人を乗せた船が日本海岸に打ち上げられたとレックス・ティラーソンが自慢するのを私は聞いた。
ワシントン最悪のネオコンや戦争狂連中が長らく推進してきた政策を、彼が恥も外聞もなく推進するのを私は見てきた。一方、今「なぜトランプを支持しないのか」と私に聞いてくるあなた方阿呆連中は、アレックス・ジョーンズやタッカー・カールソンに考え方を指図されているのだ。
私がトランプを支持しないのは、皆様のように、一群のゴミ評論家に私の偏見を確認させるのではなく、彼が率いる政権を見つめ、政党政治というフィルターをかけずに見たものを書いて四年の人生を過ごしたからだ。それが私たちが彼を違った目で見る唯一の理由だ。
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トランプが2020年に再選されれば地上に地獄をもたらすだろうと民主党は述べ、その後バイデンが選出され、地上に地獄をもたらした。11月に敗北すれば、民主党は、自分以外の全員を責めるだろうが、それは誰の責任でもない、自分の責任だ。
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画像はNBCニュースのYoutubeスクリーンショットから(フェアユース)。
記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/09/12/the-debate-was-two-assholes-bragging-about-what-murderous-empire-sluts-they-are/
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Alex Christoforou YouTube イギリス外務大臣とキーウを訪問したブリンケン国務長官、ウクライナNATO加盟論。兵器製造大国化を奨励。ロシアの武器市場を奪え!と。長距離ミサイルでのロシア攻撃許可を示唆?
Blinken, NATO inevitable for Ukraine. UK provokes Russia. Iran denies missiles to Russia 38:34
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
トランプはハリスを軽視。簡単に打倒できると判断、だが選挙参謀達がトランプにあざけり、非難、嘲笑的ワン・センテンスを浴びせる様ハリスをを訓練。ハリスは演じた。これにトランプは事前準備なく即興で対応できるとして、ハリスのジャブに応戦、ハリス側戦術引きずりこまれた。結果としてハリスの勝利(POLITICO)日刊IWJガイド 2024.9.12号
「トランプ氏とハリス氏がテレビ討論会で直接対決! 世論調査では、ハリス氏が圧倒的に有利! テイラー・スイフト氏もハリス氏支持表明!」
はじめに~トランプ氏とハリス氏がテレビ討論会で直接対決! 討論会直後の世論調査では、ハリス氏が圧倒的に有利! 人気歌手のテイラー・スイフト氏もハリス氏支持表明! シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授は、バイデン氏やハリス氏やトランプ氏が大統領候補者として出てくるのは、米国の政治システムが壊れているからだと本質的な洞察を投げかけている!
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