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2024年7月28日 (日)

ウクライナに更なる兵器を供給するため再び予算に関する嘘をついた国防総省

2024年7月26日
Moon of Alabama

 ウクライナ援助用に議会が割り当てた資金を使い果たすと、国防総省は常に独創的な会計処理を利用して、一般予算からいくばくか追加資金を捻出しようとする。そこで使われる「会計ミス」は、常に更なるウクライナへの兵器供給に有利に働く。

 独占:国防総省会計ミスでウクライナ武器援助が30億ドル過大評価- 2023年5月19日、ロイター

 木曜日、ウクライナに送った弾薬、ミサイルや他装備の価格を国防総省が約30億ドル過大評価していたと上院議員補佐官と国防当局者が明らかにした。この誤りは、対ロシア軍防衛のため更に多くの武器をキーウに送るきっかけとなる可能性がある。

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 国防総省の会計ミスにより、ウクライナの軍事援助に62億ドルの追加資金が提供される- 2023年6月20日、AP

 火曜日、過去2年間ウクライナに送った兵器の価格を62億ドル(当初見積もりの約2倍)過大評価していたと米国防総省が発表した。その結果、余剰金が将来の安全保障パッケージに使われることになる。

 国防総省のサブリナ・シン報道官は、会計ミスの詳細な調査により、国防総省の備蓄から引き揚げられウクライナに送られた装備品について、帳簿価格ではなく、交換費用を軍が使用していたことが判明したと述べた。最終的な計算では、現在の会計年度で36億ドル、昨年9月30日に終了した2022会計年度で26億ドル誤りがあったことが示されていると報道官は述べた。

 その結果、国防総省は、ロシアに対し反撃を続けるウクライナを支援するために使える追加資金を財源に持つことになった。これは、会計年度が終わりに近づき、議会の予算が減り始めていた時期に起きた。

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 国防総省、ウクライナ支援で更に20億ドルの会計ミスを発見- 2024年7月14日、ロイター

 米国防総省はウクライナに送られた弾薬、ミサイル、その他の装備品の計算でさらに20億ドル相当の誤りを発見し、不適切に評価された物資の総額は82億ドルに増加したと、木曜日、政府報告書が明らかにした。

 一般的に、会計で、企業は在庫品を会計処理するため、いくつかの方法のうちの一つを使える。(常に増加する) 交換費用または (常に減少する) 帳簿価格を使用するのが、おそらく有効な二つの方法だ。ただし、レース中に馬を変更することは避けてください。どちらか一方を使用する。会計期間中に適用された会計方法を変更することは絶対ない。

 ここで国防総省がしているようなことを民間企業がすれば深刻な問題を招くことになるはずだ。

 何時の日か議会が、これに気づくかどうか疑問だ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/07/pentagon-again-applies-budget-lies-to-deliver-more-weapons-to-ukraine.html

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