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2024年6月18日 (火)

ニューヨーク州をモルモン教徒に与えよ

 ニューヨーク州はジョセフ・スミスがモルモン教を創始した場所なので、モルモン教徒に与えられるべきだ。モルモンランドとして知られる新しい国に暮らす他の全ての宗教信者は、ここを去るか、家や財産が失われる事実を受け入れなければならない…

 

ケイトリン・ジョンストン
2024年6月12日

 

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。

 

 ニューヨーク州は、ジョセフ・スミスがモルモン教を創始した場所なので、モルモン教徒に与えられるべきだ。モルモンランドとして知られることになる新しい国に暮らす他の全ての宗教信者は、ここを去るか、あるいは、家や財産がモルモン教徒に奪われ、モルモンランドの好ましくない地域に追いやられ、良くて二級市民として、最悪の場合、駆除が必要な害虫として扱われる事実を受け入れなければならない。

 

 これは完全に合理的で適切な行為だから、何年にもわたりニューヨークに拠点を置いている他の全ての集団に受け入れられるはずだと私は確信している。結局モルモン教徒は祖国を持つに値し、祖国は彼らの宗教の先祖がかつて住んでいた場所であるべきなのだ。

 

 モルモン教徒には、ユタ州のように繁栄している完全に安全な故郷を築いた場所が既にあると主張する人もいるはずだが、そのような主張をすれば、宗教迫害の罪を犯す邪悪なナチスになってしまうはずだ。

 

 モルモンの祖国創設に抵抗する人々は、その家族や隣人とともにテロリストとして扱われるべきだ。モルモン国を維持するために必要ないかなる武力も、たとえそれが国家存続全期間を通じて永久戦争や暴力やアパルトヘイト状態を維持することを意味するにせよ完全に正当化される。もしあなたが同意しなければ、あなたは邪悪で、テロリストだ。

 

 これは全員が受け入れる主流の立場であるべきだ。全ての欧米諸国政府とメディアはこれを支持するべきで、反対する人々は職を失うべきだ。モルモン教徒が確実に他の全ての集団を支配する祖国を持てるようにすること以上に重要なことはないのだから、殺人や民族浄化や抑圧や窃盗や不正警察の残虐行為は、どれだけ多くともやり過ぎではない。モルモンランドは存在する権利がある。モルモンランドは自国を防衛する権利がある。

 

 私は意見を真剣に受け止められるべき実に真面目な人間だ。私のこの言い分を笑う人などいない。これは馬鹿げたことではない。これは当然で賢いことだ。

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 画像はVector Portalから ( CC BY 4.0、加工した)。

 

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/06/12/give-new-york-to-the-mormons/

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 The Duran 予想通り、悲惨なスイス・平和サミット終了。

Russia wins Swiss summit. NYT resurrects Istanbul ceasefire 43:23

 

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「ロシアのプーチン大統領がウクライナに対し、4つのロシア支配地域からウクライナ軍を撤退させれば、和平交渉を直ちに開始すると表明!」

 

ウクライナ提唱の「平和サミット」に招待された160ヶ国のうち、参加したのは半数強の90ヶ国超で、大半は西側諸国! 紛争当事者のロシアは招かれず、最大の影響力をもつ米国はバイデン大統領が不参加! さらにブラジル、インド、南アフリカ、サウジなどのグローバル・マジョリティ主要国12ヶ国は、参加しても共同声明には署名せず! ゼレンスキー大統領は「独立、領土保全、主権が、世界の大多数によって承認された」とうそぶいたが、この共同声明には「すべての当事者(当然ロシアが含まれる)の関与と対話が必要だと確信している」との記述が! この共同声明の核心をメインに報じた日本のマスメディアはわずか!

 

ウクライナへ長距離兵器を供与しても、そもそも、ウクライナは、受け入れ機能がないほどインフラが破壊されている! 現在稼働しているウクライナの火力発電所は27%に過ぎない! ウクライナの発電能力の50%が破壊されている!

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