赤白青国旗(アメリカ)の戦争利得者連中に万歳三唱
2024年4月26日
Phil Butler
New Eastern Outlook
最近「ウクライナに関して何が起きようと、アメリカ企業と政治指導者連中は懐に金を入れている」とクレムリン報道官ドミトリー・ペスコフは記者団に語った。欧米人にとって、タス通信は主要情報源とは考えられていないが、そうあるべきだ。アメリカ指導部と軍国主義者は、ウクライナでの戦争が利益をもたらすことを認めるのに何の躊躇もしないことが判明した。」 TASSによるペスコフの言葉を引用しよう。
「この援助の提供方法がどんなものであれ、いずれにせよ、事実上それはウクライナを挑発して最後のウクライナ人に至るまでの更なる敵対行為を引き起こし、保証金をアメリカの懐に入れることだ。」
このことは代替メディアで何百回も報じられており、決して起こるべきでなかった愚かな紛争でウクライナ人やロシア人が一人残らず殺されることで、アメリカ軍産複合体は大きな勝利を得たことになる。しかし、二つのスラブ民族間の戦争は、ロシアとロシア人を押し倒すために生まれ育った人々にとってのゲームショーだ。私が最も驚いたのは、一部欧米メディアが状況を報じる透明性の高さだ。
資産収益やロッキード社での高収入の仕事のためなら、いかなる規模であれ我が国は、人を殺すことをディフェンス・ポスト紙記事「投資収益率:ウクライナ援助を正当化する」が、きっぱり証明している。投資収益率、ROI、かつて偉大だった社会目標だ。おお!しかも、我々は、もはやそれさえ否定しない。つい先日、十分な人数のウクライナ人が出血死するか、吹き飛ばされて、あの世に行った後、ウクライナを再建する資金をドイツは搾り取るつもりだと私は述べた。今日、ペスコフ発言を追って、単に実際の闘いを報じるだけでなく、それを正当化するディフェンス・ポスト記事を早速私は見つけた。
ウェストポイント卒業生のディーン・D・ラガットゥタイス中尉とジョーダン・D・ティーブンス中尉によるこの話の大きな「売り」は、全て「国の防衛産業基盤の活性化」を狙ったものだ。だが、列挙されている中で、最もひどい正当化と投資の可能性は、対ロシア人兵器武器実験の価値だ。この記事では、効果を狙って、戦車脇の雪中に横たわるロシア兵の遺体のAFP写真も使われている。対ロシア代理戦争を殺人の経済効果議論に変身させるべく米軍情報将校が活躍している。私の言うことが信じられないなら、この話をお読み願いたい。
最後に、我が国が敵とする国々に対する我が国の行動の背後にある醜い真実が、アメリカの拙い戦争映画の行進曲のようにウェストポイントのリズムで叩き出される。記事の冒頭はこう書かれている。
「過去2年、年間国防予算の9%に満たないにもかかわらず、アメリカの二つの主要敵国のうち、一つは死傷者を30万人以上の出し、兵器・装備を数万失った。」
欧米のあらゆる懸念に対して、NATOによるウクライナ進軍が、常に利益、利益、更なる利益を目的としていたのを、ほとんどの専門家が既に知っているにもかかわらず、この投稿記事は信じがたい。我々が常に見たり聞いたり読んだりするわけでないのは、この流血の背後にいる連中が、ウクライナ人のことなど全く気にしていないことだ。これら将校の言葉を言い換えれば「現在、アメリカは、道徳的や戦略的義務ではなく、投資利益率を基に、ウクライナ紛争を売り込んでいる」のだ。そう、あなたの理解は正しい。第一に、ウクライナへの軍事援助は、アメリカ国民に対して、我々の道徳的義務だと告げられた。第二に、戦略的必要性を満たすため、この殺戮費用の全てを負担している納税者は脅かされている。
数十万人が死亡し、数百万人が避難し、ウクライナが破壊された結果、欧米寡頭政治支配者連中の懐には金が流れ込んだし、今も流れ込んでいるのが真実だ。長年の取材で、これほど迅速かつ明確にタス通信(あるいはクレムリン)発表が解明され検証されるのを私は目撃したことがない。二つの報道は24時間以内に行われた。痛ましい。悲しい。もはや、我々は名誉や愛国心や栄光のために武装したり戦ったりしない。我々は金のために、あらゆる人々を無差別に殺害する共犯者になってしまったのだ。
「赤白青の国旗に万歳三唱。赤は我々の兄弟の血なのだから」
フィル・バトラーは政策調査家、分析家、政治学者、東ヨーロッパ専門家で、最近のベストセラー「Putin’s Praetorians(プーチンの近衛兵)」や他の本の著者。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。
記事原文のurl:https://journal-neo.su/2024/04/26/three-cheers-for-our-red-white-and-blue-war-profiteers/
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国賊黒田前日銀総裁春叙勲というサディズム属国。東京大空襲や広島、長崎原爆攻撃を指揮したカーチス・ルメイは年12月7日勲一等旭日大綬章を授与されたのを想起した。
The Chris Hedges Report アメリカで、大学生がキャンパスにテントを張ってイスラエルのガザ虐殺に反対をしている。大学側は機動隊導入や停学や学生寮追放で弾圧している。大學は言論の自由ではなく、言論封殺の場と化している。
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
コロナワクチンの危険性これまでも指摘された。「アストラゼネカ、自社のコロナウイルスワクチンが稀な副作用引き起こす可能性を裁判所文書で初めて認めた。その後の研究でコビシールドが一部の人に血栓の発生を把握し、危険となる可能性があることが判明(英telegraph)
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<IWJ取材報告>六本木交差点から約500メートル、東京のド真ん中にある米軍基地! 大統領も「日米合同委員会」出席者も降り立つ!「米軍による日本の占領状態が続いている事実が、この基地から見える」~4.18麻布米軍ヘリ基地撤去集会
4月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、株価高騰と急落、円安について、2024年3月18日収録の「岩上安身によるエコノミスト・田代秀敏氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、バックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!! また、来る5月3日には、田代秀敏氏への岩上安身による最新インタビューを、中継します! お見逃しなく!
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