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2024年5月11日 (土)

ウクライナ情況報告:種トウモロコシを食べる - 介入の脅威と対応

2024年5月7日
Moon of Alabama

 

 ウクライナ軍は警察や士官候補生を前線に派遣しているとMilitary Summary Channelのディマらは述べている。

 これは、冬の飢餓の間、翌年用の種トウモロコシを食べる農民のようなものだ。それは危機を長引かせるだけで、次の冬に飢餓が一層厳しくなるのは確実だ。

 

 士官候補生が全員死亡した場合、次世代のウクライナ軍士官は一体どこから来るのだろう?

 ここ数日、米軍がウクライナに介入しなければならないだろうとハキーム・ジェフリーズ下院民主党少数党指導者が示唆した

 数十億ドルのアメリカ軍事援助にもかかわらず、ロシアに対してウクライナが勝利できなければ、アメリカは紛争に直接介入せざるを得なくなるかもしれない懸念をCBSニュースのインタビューでジェフリーズは表明した。

 

 イギリスが供与した兵器をロシア領土に対して使うようイギリスのデービッド・キャメロン外務大臣がウクライナに勧めた

 外務大臣就任以来二度目のキエフ訪問で、ウクライナにはイギリスの兵器でロシア国内を攻撃する「絶対的権利」があるとデービッド・キャメロン首相は述べた。

 

 イギリスが供給した弾薬をどう使用するかはキエフの判断に委ねられるとキャメロン首相は、述べた。

 

 「ウクライナ人が何をしているかに関し、我々の見解は、これら兵器をどのように使用するかは彼らの決定で、彼らは国を防衛しており、ウラジミール・プーチンにより不法に侵略されており、彼らはそのような措置をとらなければならない」と彼は述べた。

 

 フランスは外人部隊の一部をウクライナに派遣したとされている。この報道はフランス軍をウクライナに駐留させることに関しマクロン仏大統領が考慮したことを受けたものだ。

 

 これら全てがロシアにとっては少々やりすぎだった。イギリス大使を外務省に招き、本格的に真話を聞いた。

 

 「ロンドンによるこのような敵対的措置がもたらす避けられない壊滅的結果について反省」させるため駐モスクワ・イギリス大使を「召喚」したとロシア外務省は発表した。

 

 戦術核兵器の配備に関する自発的訓練もロシアは発表した

 

 イギリスの軍事施設を攻撃するとロシアは恫喝しており、ウクライナがロシア領を攻撃するためイギリス兵器を使用することに対抗し、戦場での核兵器使用を模した演習を実施すると発表した。

 

...ロシア戦略核軍は定期的に演習を行っているが、戦術核兵器を含む演習を公に発表したのは初めてだ。

 

 この演習は、ウクライナでの特殊軍事作戦にも参加しているロシア軍南部集団が実施する。

 

 これで当面、ウクライナでのロシア打倒を夢見る大声は黙るはずだ。

 

 これが実現する可能性はゼロだ。ウクライナ軍には60万人から70万人、もしかしたらそれ以上兵士がいる。敗北した。フランスは一体何人の兵士をウクライナに派遣できるだろう? 5,000~10,000人くらいか? NATO全員一緒か? 10万?

 

 現在、同等の相手部隊を打倒できるように編成され装備されている欧米部隊は存在しない。25年にわたる「テロ戦争」により、これら軍隊は非常に悲惨な状態に陥っている。少なくとも拡大戦争の最初の一年、彼らの軍隊が生き残る可能性はあるまい。ロシア軍は今や十分油を注いだ強力な兵器を備えており、1、2週間で彼らを打倒すだろう。じゃあ何?

 

 2022年2月以来、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はあらゆる介入に警告している

 

 もう一度強調しておくが、外部から誰かが介入し、我々に受け入れがたい戦略的脅威をロシアに対して作り出そうとしているなら我々の報復攻撃は電光石火だと知るべきだ。我々はこれに必要な現時点で他の誰も持っていない手段を持っている。我々は自慢するだけではない。必要とあらば使う。そして私はこのことを全員に知って欲しいと思っている。我々はこの件に関して全ての決定を下した。

 

 私も軽視するつもりはない。

 

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/05/ukraine-sitrep-eating-the-seed-corn-intervention-threats-and-responses.html

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 Useful Idiot ブリンケン・ロムニー放談の次は、コードピンクのメディア・ベンジャミンの質問に、ガザを灰燼にせよというBrian Mast議員、更にAbby Martinに親イスラエル派パレスチナ人Mosab Hassan Yousefが罵詈雑言をあびせる場面がある。

 

“Israel is a Gangster State” says Palestinian DC-based Journalist 52:24

 

 夫婦殺人事件と高層マンション前女性刺殺事件に大本営隠蔽部は注力。何のことはない、経済秘密保護法と改訂防衛省設置法推進の煙幕。

 

 広島市の松井一実知事、連年通りイスラエル代表は招待するが、ロシアとベラルーシ代表は招待しない。二重基準そのもの。

 

 長周新聞

 

「私たちは正しい歴史の側に立つ」 ガザに連帯して行動する米国の学生 卒業スピーチより

 

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

 

現代史・今一度確認しておこう。2010年2月ソウルでキャンベル米国務次官補は韓国大統領府秘書官に鳩山政権の対北朝鮮政策は自民党政権と「全く違う」、岡田克也外相や菅直人らの主要メンバーに直接働き掛けることが重要。別途小沢氏に対し前原氏の信用できないという発言を打電。

 

 日刊IWJガイド

 

「ダブル・スクープ! イスラエルと米国の密通共犯関係(その3)! と、バイデン大統領に性暴行の告発! 殺害の脅迫も!」

スクープ! イスラエルと米国の密通共犯関係(その3)! ミシガン州選出のラシダ・タリーブ民主党下院議員が怒りに燃えてバイデン政権の偽善ぶりを暴く!(前編)

ダブル・スクープ! ジョー・バイデン大統領に、彼が上院議員の時代、性的暴行を受けたと2020年に告発した、「バイデンに不都合な存在」である元米上院議員職員のタラ・リード氏が、モスクワでタッカー・カールソンのインタビューに応じた! 米国に帰国すれば「FARA(外国人登録法)」違反で身柄を拘束されると訴える!「どの国にいても、身柄は引き渡されてしまいます。米国人を米国に送還しないのは、イランとロシアだけです」、「司法省(DOJ)とFBI(連邦捜査局)は、米国民やその他の国民に対して、政治的に武器化されている」!

本日のダブル・スクープを御覧になればおわかりの通り、IWJはこの3日間、スクープを飛ばしています!「IWJしか報じていない情報」は、日々、増えてきています! しかしIWJへのご寄付・カンパは、昨年11月から今年4月までの5ヶ月間連続して目標に未達で、不足額は合計972万3789円にもなります! 7月末の期末まであと3ヶ月! 全期間を通じて目標未達となると、IWJは活動できなくなる可能性が高くなります! 有料会員登録と、ご寄付・カンパで、どうか財政難のIWJが期末までに赤字を解消し、独立メディアとして報道・言論活動を継続できるよう、皆さまの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!

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