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2024年5月10日 (金)

大学キャンパスでの抗議活動参加者を驚くべきプロパガンダ番組でナチスに喩えるCNN

 プロパガンダは、それが自分に起きているのを知らない場合のみ効果を発揮するので、できれば全員に見えるよう、こうして覆面を外した状態を続けて欲しいと私は願っている。

ケイトリン・ジョンストン
2024年5月2日

 この記事の朗読を聞く (ティム・フォーリーによる朗読) 。

 これまでの人生で私が見た中で最も恐ろしいプロパガンダ番組の一つで、水曜日、虐殺に反対する大学の抗議活動参加者をナチスドイツの茶色のシャツ連中に例えて、地獄の責め苦を強調するような説教をCNNのダナ・バッシュが始めた。これは、まさに、この抗議に参加する学生をファシスト的な警察が弾圧しているのを擁護するためだ。

 UCLAのキャンパス抗議者らが自分を教室に入るのを妨害しているとシオニスト活動家イーライ・ツィベスが劇的に主張する映像を流した後、バッシュは厳かに言った。「ヨーロッパの1930年代を思い出すが、私は軽々しく言うつもりはない。この国のユダヤ人の恐怖は今明白だ。」

 たまたまユダヤ人ジャーナリストのジェレミー・リンデンフェルドによると、ツィヴェスは彼の教室への立ち入りさえ拒否されず、抗議活動参加者の野営地への立ち入りを拒否されただけだったという。ダナ・バッシュはこれについては何も言及せず、代わりに、これをユダヤ人に対する恐ろしい攻撃として描き、間もなく絶滅収容所に向かう列車にユダヤ人が積み込まれる可能性があると言っている。

 「若者を過激化する運動があるが、私はそれが終わるまで待つつもりはない」とニューヨーク市のエリック・アダムス市長が発言した映像をバッシュは再生し、あたかも過激な政治的意見の拡散を阻止することがアメリカの選挙で選ばれた市長がするべきことであるかのように述べた。

 「彼らは停戦を要求しています」とバッシュは言った。「そう、ハマスのテロリストがイスラエル国内で1000人以上を惨殺し、更に数百人を人質に取った前日の10月6日に停戦がありました。」

 これは厚かましいプロパガンダ的な嘘だ。10月7日の攻撃に先立つ数週間から数カ月、ガザとヨルダン川西岸で、パレスチナ人をイスラエル軍は日常的に殺害していたのだ。2023年10月6日「2023年はパレスチナの子どもにとって『最悪の年』だと人権団体が語る」と題する記事をニュー・アラブか掲載し、国際児童擁護団体パレスチナと他の情報源を引用した。

 今回、我々をこの瞬間に導いたあの恐ろしい日以来、息子が今もハマスに捕らわれているイスラエル系アメリカ人の家族と話をします」とバッシュは述べ、更に「親パレスチナ人の抗議活動参加者の声は聞こえない」と付け加えた。それについて話しています。私達はします。"

 そう、イスラエル人人質について語るとは実に勇敢で、力強いジャーナリズム的誠実さだ、ダーナ。アメリカが供給する戦争機械によって桁違いに多くのパレスチナ人が虐殺されている一方、過去7か月、帝国メディアから彼らのことを毎日聞いたわけではない。


 「UCLAで親イスラエルと親パレスチナ集団が互いに攻撃し、木製パレットや花火、駐車場三角錐、更にはスクーターまで、あらゆる物体を投げつけた」とバッシュは言う。

 もう一つの嘘だ。出回っている映像は、シオニストの反デモ参加者によって一貫して暴力が扇動されていることを十分に明らかにしており、親イスラエル派暴漢が花火を打ち上げたり、化学物質の入った瓶を野営地に投げ込んだり、地面に倒れたデモ参加者に群がって暴行を加えたりする映像が映っている。棒を振り「第二のナクバ!」と叫びながら野営地の一部を破壊したのだ。

 その後、バッシュ自身の番組の同じコーナーで、CNNのステファニー・エラムは、この映像の一部について発言して、バッシュの二つの嘘を否定して、次のように述べた。「昨夜、親パレスチナ側が野営地に物を投げ込んだ。それに、催涙スプレーか何かが、向こう側から飛来しているようにも見える。」

 ここで、ダナ・バッシュの姓が、CIAと国防総省両方で首席補佐官を務めた最初の夫ジェレミー・バッシュに由来することにも注意すべきだ。彼女は純粋な沼地の住人だ。

 また、最近、極度な親イスラエル的偏見で、ガザの猛攻撃について報道するよう圧力をかけられているとガーディアン紙にCNNスタッフが漏洩し、その圧力は同放送局の新CEOマーク・トンプソンに由来すると考えていることにも注目すべきだ。

 帝国メディアがプロパガンダ的本質についてこれほど明白になっているのは素晴らしいと私個人として思うし、これら報道機関の主目的が、アメリカとその同盟諸国の情報権益を推進することだという事実を、大多数の欧米諸国民に暴露し続けてほしいと願う。

 プロパガンダは、それが自分に起きていると知らない場合のみ効果を発揮するので、できれば誰でも見えるよう、こうして覆面を外した状態を続けて欲しいと私は願っている。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/05/02/cnn-compares-campus-protesters-to-nazis-in-stunning-propaganda-segment/

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A Victory Day Message From Scott Ritter
Scott Ritter
May 09, 2024

 Alex Christoforou YouTube 戦勝記念日、赤の広場にスティーブン・シーガル。

Victory day. NATO, no troops to Ukraine. Meloni & Macron want Ursula gone. EU to seize asset profits 39:18

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

実質賃金3月2.5%減、2月のマイナス1.8%から拡大、24カ月連続マイナス、過去最長 リーマン期超え。2022年データ購買力平価ベースでG7最下位だけでなく香港、台湾、韓国の下。更に日本は下がっていくのですね。こんな日本に誰がした?!立ち直れるの?駄目。

 緑のタヌキ、ミルケン・インスティテュートなるものに招かれ、アメリカに行きシリコン・バレーを見学するという。シリコン・バレーがアメリカ・ハイテク企業の揺籃だったのは1984年、衝撃的コマーシャルでApple Macintoshが登場した40年前の話。ハイテクの素養など彼女にかけらもあるはずはなく、学歴詐称を誤魔化すハイテク技術、アメリカにさえあるまい。

 ミルケン・インスティテュートは1991年にマイケル・ミルケンが創設したと言う。

 頭から信じているわけではないが、とりあえずWikipediaのマイケル・ミルケン項目から一部引用。

1989年、ミルケンはインサイダー取引や顧客の脱税幇助など95の罪で起訴された。この年、ドレクセルは証券取引委員会の長に会長ポストをあてがって本社への追及を免れた。ジャンクボンド市場は世論から非難されるようになった。ミルケンを解雇したドレクセルは顧客を失い倒産した。

ミルケンは禁固10年の判決を受けた。刑期は司法取引で2年に縮んだ。出所後はかつての顧客を取り戻し、公然とM&Aのアドバイザーなどを務めるようになった。

 日刊IWJガイド

「仰天続報! イスラエルと米国はラファ作戦終了後に米国の民間警備会社がラファ検問所の管理を引き受けることで合意していた!」

 6日に始まったイスラエル軍のラファ侵攻は、事前に米国がひそかに同意を与えていたと、昨日「スクープ」としてお伝えしました。本日はその続報です! 米国は、イスラエルのラファ侵攻に同意するとともに、その見返りとして、作戦終了後、ラファ検問所の管理を、米国の民間警備会社が引き受けることで合意していたのです!

※はじめに~スクープ! なんと、150万人近くのパレスチナ人難民が追い詰められた、ガザ地区南部のラファへのイスラエル軍による攻撃に、米国はひそかにGOサインを出し、全面協力していた!! ほんの2ヶ月前には、バイデン政権あげて猛反対のポーズ! しかも、イスラエル軍のラファ侵攻直後に、米国はイスラエルへの武器供与を拒否したと発表したというのに!(日刊IWJガイド、2024年5月9日)

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