我々がうそをつかれるのはままあることだが、人々がそれに気づいているのは希なことだ

ガザにおける欧米帝国の堕落や、それに関するマスメディアの絶え間ない嘘や歪曲は何ら珍しいことではなく、こうしたことを連中が毎年絶えず行っているのを理解することが重要だ。希なのは、人々がそれに目覚めつつあることだ。
ケイトリン・ジョンストン
2024年5月22日
物語マトリックスの端からのメモ
この英語記事の朗読を聞く (ティム・フォーリーによる朗読) 。
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アメリカへの引き渡しに対する限定的控訴権をジュリアン・アサンジが勝ち取ったことに興奮せずにはいられない。彼らは依然彼を監禁し、口を封じている。既に彼はベルマーシュ刑務所に5年収監されており、猫がネズミをもてあそぶように帝国は彼を振り回している。5年というのは、良きジャーナリズムの罪に対する刑期としては、いずれにせよ不道徳なほど長いものだったはずだ。連中は、実際有罪判決を得る必要もなく、あらゆる方法で、できるだけ長く彼を締め付けているだけだ。
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ガザにおける欧米帝国の堕落や、それに関するマスメディアの絶え間ない嘘や歪曲は何ら珍しいことではなく、こうしたことを連中が毎年絶えず行っているのを理解することが重要だ。希なのは、人々がそれに目覚めつつあることだ。
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大量虐殺に反対する人々こそ将来の雇用可能性を心配する必要があるとイスラエル擁護者連中が若者を説得しようとし続けているのに私は驚かずにはいられない。阿呆め、未来はお前にやって来る。
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イスラエル当局者に対する戦争犯罪のかどで国際刑事裁判所が逮捕状を申請したことを非難する酷く偏向した長文論説をウォールストリート・ジャーナル編集委員会が書き「国際刑事裁判所は暗殺部隊と爆撃機パイロットの決定的違いを見失っている」と主張した。この論説の前提は、爆弾で人を殺すイスラエル国防軍パイロットは、ハマスに比べて高潔で正義だということだ。
欧米文明の最も狂気じみたことの一つは、空から投下される爆弾で人を殺すのは、銃弾や刃物で人を殺すより道徳的かつ正義だという全く疑問の余地のない集団妄想だ。
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親イスラエル派には軍産複合体全体や、全ての職業戦争屋や、全ての主流メディアや、ワシントンの沼地全員が味方についている一方、親パレスチナ派には健全な未来を望む子どもと、もう殺されたくないパレスチナ人がいる。明らかにこれはどちらの側にも非常に優れた人々がいる複雑で微妙な問題だ。
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参考のため言っておくが、現民主党大統領と同じネオコンの戦争計画を公然と支持する共和党大統領候補を支持するのは革命的でも反体制的でもない。
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多くの右翼連中は心からイスラエルを崇拝しており、パレスチナ人を絶滅させるのは素晴らしいことだと考えているが、他の多くの人はこの問題について余り知らず、デモ参加者が左翼だという理由で反デモの流れに便乗しているだけなのが分かる。アメリカ合衆国を再び偉大な国にすると主張する(MAGA)群衆の多くは自分を反戦、反ネオコンだとさえ思っているが、ここで彼らが支持しているのは、ワシントンにいるあらゆるネオコン沼の怪物や職業戦争屋が支持する大量軍事虐殺行為を支持しているという理由だけで、彼らは反戦左翼連中の反対側に立つことになるためだ。
これは、この連中がいかに無分別で無節操か、そして連中が主張する価値観が実際いかに全く空虚か物語っている。反対する人々が左翼だという理由だけで、あなたが軽蔑すると主張する全ての邪悪な沼の生き物と一緒に、世界最悪のものを支持するように導かれるなら、文字通り何でも支持するよう導かれる可能性がある。
また主流派政治言説がいかに愚かで底の浅いものかについても多くを語っており、主流派の多くの党派が、自分の特定イデオロギー的観点から見た善悪に基づいて物事を支持したり反対したりするのではなく、相手が何を支持するか反対するかのみに基づいて物事を支持したり反対したりしているのだ。世界との二項対立的関係は非常に頭の悪いアメーバのように刺激に反応して人生を生きる方法だ。しかもそれに何百万人もの人々がいる。
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「アメリカが支援するガザの灰燼化は話すのに、なぜアフリカやアジアで起きているXYやZなどの悪いことは話さないのか」と言うのは「白人を批判するのはやめて、代わりに褐色人種を批判しろ」と言うのと同じだ。
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訓練に参加していたウクライナ兵士7人をナチス記章を身につけていたという理由で、ドイツは国外追放した。ドイツ当局によると、今後ドイツで訓練する際、ウクライナ兵士はナチス記章をつけることが明確に禁止されるという。
ナチス紋章やナチス思想支持でスキャンダルを巻き起こし続ける軍隊に欧米諸国は資金と武器を注ぎ込んでいるが、それらナチスを心配する必要はなく、大量虐殺に大学キャンパスで抗議する学生こそ真のナチスだと我々は言われている。
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2022年から私の隣人たちはウクライナ国旗を掲げているが、風雨にさらされて見分けがつかないほどぼろぼろになってしまった。これは実に様々な意味で象徴的だ。
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戦争宣伝が始まるまでは全員反戦派だ。戦争は可能な限り避けるべき恐ろしいもので、権力と利益のために大規模軍事暴力を振るうのは国家が行う最も邪悪な行為の一つだと誰もが言う。しかし、権力と利益のために、自国が人々に大規模軍事暴力を振る段になると、今回、戦争は100%必要で、この戦争は高潔で真実に基づいた理由で起きていると説明する一連の物語が登場する。
そして人々は毎回それを受け入れる。幸い今回受け入れる人はより少ないようだ。
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画像はDiane Krauthamerから ( CC BY-NC-SA 2.0 DEED )
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イスラエルによるガザ虐殺へのアメリカ大学生反対運動を大学当局に弾圧させているのは大学への大量寄付者金持ちユタヤ人連中。ユダヤ人ロビー、金あれど議論で勝ち目なく、問答無用の弾圧しか手がないとミアシャイマー教授。
Prof. John Mearsheimer REVEALS Who Really Controls Politics 20:19
Alex Christoforou 陸軍士官学校での演説で、拍手を要求するバイデン。ガザ沖の米軍浮桟橋、破壊?
Trump, No CBDC. Drone hits Russia nuclear radar. $320M pier breaks. Elensky, victim dictates terms 43:49
Arc times 都庁速記者クラブの悲惨な現状。広島からやってきた、おさわがせ知事候補者の正体。
5/26(日) 20:00~ プレミア配信(尾形×望月)【小池知事の「学歴詐称」許す大手記者/石丸氏と市議会、地方自治どこへ/東京都知事選、小池氏・石丸氏の対照的なメディア支配】1:33:19
デモクラシータイムス
偽造マイナで携帯乗っ取り~マイナカードの犯罪①【荻原博子のこんなことが!】20240525 21:30
植草一秀の『知られざる真実』
「5月は残りあと5日間で約240万円のご支援が必要です! どうか財政難のIWJに皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます!」
<岩上安身による、一水会代表・木村三浩氏インタビュー(その2)【ウクライナ紛争総まとめ!前編】>木村氏「2015年にクリミアに行ったら、日本の報道とは全然違い、『ロシアに還ってよかった』という人が多いんですよ」。2014年ユーロマイダン・クーデター以降の、ロシア系住民への迫害にメディアで言及しない小泉悠氏は、勉強会でミンスク合意のことを聞かれ、「『いや、それは、ううーん』とか言って逃げちゃった」!
【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
【第1弾! ICJ(国際司法裁判所)がイスラエルに、ガザ地区での攻撃をただちに停止するよう命令!】ICJのイスラエル人判事、バラク氏は意見書で、「イスラエルはジェノサイド条約を履行しているので、軍事作戦は妨げられない」と主張! イスラエル政府は「我々は大量虐殺を犯していないし、今後も犯すつもりはない」などと口先では言いながら、現実にはガザ全域であけっぴろげに大殺戮を続行!この残虐行為に対して、世界の誰も処罰できないことを、全世界に見せつけている!(『BBC』、2024年5月25日)
【第2弾! イスラエルのネタニヤフ首相の上級顧問を務める息子ヤイール・ネタニヤフ氏が、イスラエル国防軍の制服で「ガラント国防大臣、あなたはこの戦争に勝てない。辞任しろ」「ガザのパレスチナ人を絶滅させる」と語る覆面男の動画を拡散! 扇動罪で最長5年の懲役刑の可能性も!?】動画の中で、ネタニヤフ支持者と名乗る男は、パレスチナ人によるガザの戦後統治を拒否!「真のユダヤ人が、どう勝利するかを見せてやる」と宣言!(『タイムズ・オブ・イスラエル』、『ハアレツ』、『ミドル・イースト・アイ』、2024年5月25日)
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