アーロン・ブッシュネルに関してイスラエル擁護者は抗議しすぎだと私は思う
「阿呆め、もし彼が何も成し遂げていなかったら、彼は何も成し遂げられなかったと言うため、お前達は必死になって私のコメント欄に書き込みに来ないはずだ」
ケイトリン・ジョンストン
2024年2月29日
『物語のマトリックスの端』からのメモ
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現在、子どもが半数を占める地域で何ヶ月も飢饉が続いており、今後数日中に飢餓で亡くなる子どもが大量に増加すると予想されている。この飢饉は100%意図的なものだ。
赤ん坊が飢えているのを見るようになるまで軍の爆弾で赤ん坊が引き裂かれることほどひどいものを見ることになるとは思ってもいなかった。爆弾で殺される赤ん坊は恐ろしいが、飢えた赤ん坊はパニックを引き起こす。それは深く原始的な「これは止める必要がある」という本能を呼び起こす。
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アーロン・ブッシュネルは魂を揺さぶるようなメッセージでイスラエル政府に演説したのではない。彼は自国政府にさえ演説しなかった。彼はあなたに話しかけていた。我々一人一人に。彼の狙いは、我々全員に今起きていることの恐ろしさに目を向けさせ、それを終わらせるための行動に駆り立てることだった。
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LOL they spent a full day digging through his past looking for anything that could be used to smear him and THIS is the best they could come up with? https://t.co/SlUu2qQ2Ff
— Caitlin Johnstone (@caitoz) February 27, 2024
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アーロン・ブッシュネルの話題を巡り、イスラエル擁護論者の荒らしが群がっているのに皆様が気づいているとすれば「パレスチナを解放せよ」と叫びながら焼身自殺するアメリカ空軍兵士が、アメリカとイスラエルの情報権益にとって、どれほど打撃を与えるか連中は知っていて、言説を操作しようと躍起になっているためだ。
インターネット上でアーロン・ブッシュネルを論じる人の発言にイスラエル擁護者連中が群がって言う。「誰も気にしやしない! 彼は無駄死にだった! 彼は何も成し遂げられなかった!」「阿呆め、もし彼が何も成し遂げていなかったら、彼は何も成し遂げられなかったと言うため、お前達は必死になって私のコメント欄に書き込みに来ないはずだ」
この敗者連中は一体誰をからかっていると思っているのだろう? 彼らがこれをする必要がある事実そのものが彼らが間違っているのを証明している。連中は何時間もかけて女性に何十通もテキストを送り、彼女が誘いを拒絶しているのを全く気にしていない男のようなものだ。イスラエル擁護者は抗議しすぎていると私は思う。
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多くの著名イスラエル支持者がブッシュネルが運営するRedditアカウントの「全てのユダヤ人が死んだらパレスチナは自由になる」という偽スクリーンショットを流布している。連中がこんなことをしていることが二つの事実を明らかにしている。イスラエル支持者は不謹慎な嘘つきで、ブッシュネルが自分たちの大義に大打撃を与えたことで連中は狼狽しているのだ。
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アーロン・ブッシュネルの動機と性格について、イスラエル支持者連中は、あたかもそのような人物を少しでも理解できるかのように自信を持って意見を述べ続けている。この弱く浅はかで自己中心的なポチ連中は、綿菓子製造機や城形トランポリンを持ち込まなければ、ガザ包囲すらできないのだ。
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He did it. Aaron Bushnell forced this to happen. He did something so jarring and impactful that the mass media would be forced to report the raw facts about it if they want to avoid internal conflict like CNN and NYT have been experiencing in recent weeks. He left them no choice. https://t.co/a05YrC5vpO
— Caitlin Johnstone (@caitoz) February 26, 2024
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リベラル派:私たちは公民権のための戦いを支持する!
パレスチナ支持者:*ボイコット*
リベラル派:いや、そんなんじゃない。
パレスチナ支援者:*抗議*
リベラル派:いや、そんなんじゃない。
パレスチナ人:*暴力的抵抗*
リベラル派:いや、そんなんじゃない。
アーロン・ブッシュネル:*火をつける*
リベラル派:いや、そんなんじゃない。
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2016年のアメリカリベラル派:国民皆保険を望むのは絵に描いたもちの空想
2020年のアメリカリベラル派:学生ローンの債務免除を望むのは絵に描いたもち
2024年のアメリカリベラル派:自国がジェノサイドを犯さないよう望むのは絵に描いたもち
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If he made zero impact on the world there wouldn't be millions of Israel apologists like yourself running around frantically telling everyone that he made zero impact on the world. Nobody who made zero impact is the subject of days-long viral smears about having made zero impact. https://t.co/4O5aW1A2k8
— Caitlin Johnstone (@caitoz) February 27, 2024
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アメリカ合州国が本当に正義の擁護者で、実際アメリカが主張するやり方で軍隊を行使するなら、ガザでの大量虐殺残虐行為をやめるようイスラエルに言い、イスラエルが拒否したら軍事行動に出たはずだ。それどころかイスラエルの残虐行為を積極的に支援している。
これは、アメリカ帝国が本当は一体何か、そして、それが常に何であったかを示している。これは「人道的介入」が実際は人道的目的でなかったことを示している。専制的政府から国民を解放するという物語の隠れ蓑の下で、アメリカが外国を攻撃するたびに、実際は、嘘に基づく大規模軍事暴力行為だったことがわかる。
ヒュー・トンプソンと彼のヘリコプター乗組員がベトナムのアメリカ軍に発砲すると脅して、ソンミ村虐殺を正しく止めたのと同じように、アメリカが戦争機構をイスラエル近くに移動させ、虐殺をやめなければイスラエル国防軍拠点を破壊すると脅すのを止めるものは何もないのだ。それが実現しなかったのは、アメリカが、そうであるふりをしているような国ではなく、アメリカが主張しているやり方で軍隊を使わないためだ。
現実には、アメリカは、その覇権を維持するため果てしない暴力を必要とする地球規模権力構造の中心地で、我々がガザで目にしているのは、その暴力のもう一つの表現に過ぎない。これはアメリカ帝国の振る舞い上、偶然の逸脱ではなく、ごく当然、予想通りの現れだ。この事実は自国に関するアメリカ合州国の説明と矛盾するが説明が嘘だからだ。
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画像はアドビ・ストックから。
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食糧送付を遮断しておいて、自分達が手配して小麦粉を運ぶトラックを送り込み群がるガザ住民を射殺するイスラエル軍。虐殺テロ集団。
Judging Freedom
アーロン・ブッシュネルや、レイチェル・コリーについても語っている。
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