予想:アメリカ援助物資の投下地点でイスラエルはガザの人々を爆撃する
2024年3月2日
Moon of Alabama
イスラエルに対するアメリカの姿勢が、アメリカ合州国の世界的評判や地位にとって、どれほど破壊的かを、ホワイトハウスで誰か理解しているのだろうか?
強大なアメリカは西アジアの属国を制御できない不幸で無力な巨人なことを実証している。
人質合意が中途半端なままガザ地区への援助物資投下をバイデン承認 - ワシントン・ポスト, 2024年3月1日
金曜、イスラエル軍事作戦、飛び地内で包囲されている200万人以上のパレスチナ人の悲惨な状況や、アメリカと交渉相手がイスラエルとハマス間で戦闘を止める合意をまとめられなかったことに対する不満の高まりを反映して、米軍によるガザへの人道支援物資空中投下をバイデン大統領は承認した。
数日内に開始すると当局が述べた空中投下に加えて、イタリアのジョルジャ・メローニ首相との会談のためホワイトハウスに集まった記者団に「イスラエルが、より多くのトラックと、より多くの経路を促進し、より多くの人々が必要な支援を得られるよう主張するつもりだ」とバイデン大統領は語った。
「ガザへの援助はどこでも足りないのが真実だから、言い訳はしない。」と彼は言った。「無辜の命が危険にさらされ、子どもの命が危険にさらされている。...私は傍観しないし、諦めないし、より多くの支援をするためできる限りの手段を講じるつもりだ」
イスラエルに対する武器や弾薬、資金、外交的隠れ蓑など、あらゆる支援を最終的に停止してはどうだろう? ホワイトハウスは、それすら考えていない。
ガザ地区にアメリカが支援物資を投下したら、イスラエルはどうするだろう?
それは明らかだ。ガザの飢えたパレスチナ人が近づくや否や、投下場所をイスラエルは爆撃するだろう。
以前私はこう主張した。
シオニスト占領軍は、ガザ地区北部に食料を送り、それを得るようとする飢えたパレスチナ人を殺害する。
この主張は過激すぎると思った人も読者の中にいるかも知れない。そうではなく、これまでも、これからも全く同じことが日々起きる。
ムハンマド・シェハダ @muhammadshehad2 - ·2024年3月1日 19:43 UTC
昨日の「小麦粉虐殺」前にも、全く同じ場所で救援トラックを待つ飢えたガザの人々を、事実上毎日、何週間もイスラエル国防軍は無差別に銃撃し続けてきた。
これら出来事の🧵いくつか:
2月28日:飢餓に苦しむ絶望的ガザ住民をイスラエル国防軍兵士が手当たり次第銃撃
2\ 2月27日:ラシード通りで救援トラックを待っている間に、子どもがイスラエル国防軍兵士に腹部を撃たれた
飢えに苦しむガザの人々は、救援トラックがやってくるのを期待して毎日その通りに行き、彼らに毎日イスラエル国防軍が銃弾を浴びせている
3\ 2月26日:救援トラックを必死に探しに来るラシード通りで、飢えたガザの群衆にイスラエル国防軍兵士が無差別発砲
4\ 2月4日:食料を探していたラシード通りで、飢えたガザの父親がイスラエル国防軍兵士に腹部を撃たれる
その通りで彼が流血で死ぬ前に兄弟が見つけて救出した
2月26日に彼の父親がこう証言した
5\ 2月24日:ラシード通りで必死に食料を探していたところをイスラエル国防軍兵士に射殺された2人のガザ住民の遺体を赤新月社が回収
毎日、同じ場所(ごく少数の救援トラックが来る場所)で飢えに苦しむガザの人々をイスラエル国防軍が銃撃している。
6\ 2月23日:飢えたガザ住民が弟と一緒にラシード通りに食料を探しに行き、イスラエル国防軍に撃たれた弟を袋に入れ背負って戻る
7\ 2月22日:ラシード通りに必死に食料を探しに行って、イスラエル軍に負傷させられたり、殺害されたりしたガザ住民数名をアル・シファ病院が収容した。
8\ 2月19日:ラシード通りで飢えに苦しむガザ住民にイスラエル国防軍兵士が無差別に銃弾を浴びせる
9\ 2月18日:飢えたガザ住民が食料を探しに来たラシード通りでイスラエル国防軍に頭を撃たれる。
彼の遺体は国連食料品の空き箱に囲まれている
繰り返すが、これがガザ北部で何週間も、ほぼ毎日行われている。意図的飢餓
上記各ツイートには添付された映像や写真証拠がある。
愛する人のため小麦粉やその他の食料品を集める人々、飢えた人々の殺害は、唯一の忌まわしいことではない。あらゆる援助物資は入る前に、イスラエルに管理されている。最も必要な品目は全く許可されない。
人道活動の主要参加者がまとめた、最も頻繁にイスラエルに拒否された項目を列記した文書をCNNが精査した。これらには、麻酔薬や麻酔器、酸素ボンベ、人工呼吸器、水ろ過装置が含まれている。
その他、ナツメヤシ、寝袋、がん治療薬、浄水剤、妊婦用品などが官僚仕事風宙ぶらりん状態に陥っている。
ガザのパレスチナ人のためのシオニスト強制収容所は絶滅収容所と化した。
それゆえ、ガザのパレスチナ人が近づくやいなや、アメリカ援助物資投下地点をイスラエルが爆撃すると信じるに足る十分な理由があるのだ。
その後、ジョー・バイデンは一体何をするのだろう?
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Alex Christoforou YouTube 冒頭で、ヌーランド辞任を知った。
Fear and panic grips UK establishment
AP記事 代わりに、キャンベルが国務副長官
Victoria Nuland, third-highest ranking US diplomat and critic of Russia’s war in Ukraine, retiring
Wikipediaキャンベルの項から引用。
2023年11月1日に国務副長官に指名すると発表された。2024年2月6日の上院本会議で人事が承認され、12日に国務副長官に就任。
マイダン・クーデター以前から今のウクライナ情況を画策した中心人物の退任、ロシア弱体化工作基地ウクライナは手じまいということか。代わりに中国をにらんで、国務次官補(東アジア・太平洋担当)を据え、アジアで一仕事。劣等属国化は一層進み東のウクライナ役をさせられる。
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
NYT;中国、力強い経済成長目標(5%前後)を設定も大きな刺激策なし、ロイター中国、経済の「変革」を誓い、野心的な成長目標を設定、不動産危機と地方政府の債務問題は続く。IMFは、4.6%予測。李首相目標達成「容易ではない」「積極的」財政姿勢と「慎重な」金融政策が必要と指摘
「米軍兵士が『ジェノサイドに加担するつもりはない』と在米イスラエル大使館の前で抗議の焼身自殺!『パレスチナを解放せよ!』と叫んで死す!」
はじめに~現役の米空軍兵士が「私はもうこのジェノサイドに加担するつもりはない」と叫びながら、在米イスラエル大使館の前で、抗議の焼身自殺! 米国よ! シオニスト・イスラエルよ! 世界よ!「パレスチナを解放せよ!」という最期の叫びを聞け! 西側メディアは「精神疾患」か「暴力」だと非難し、卑劣なスピンコントロールを展開! 彼の抗議内容の報道をも抑制する中、『ニューヨーク・ポスト』が、ブッシュネル氏は「ガザの地下にあるハマスのトンネルで、米軍が戦っている、殺人に参加しているのは米兵だ」「パレスチナで起こっているジェノサイドに米軍が関与している」と述べていたとする証言をスクープ!
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