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2023年12月 5日 (火)

帝国の堕落で衝撃を受けるのを決してやめてはいけない

 皆様が支配者の行動にいまだ衝撃を受けて動揺しておられるなら実に健全な兆候だ。それは連中がまだあなたを手に入れていないことを意味する。

ケイトリン・ジョンストン
2023年11月23日

 この英語記事の朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。

 戦闘の一時停止で、ジャーナリストがガザに入り、イスラエルの犯罪を世界に曝露するのを可能にしてしまうのではないかとバイデン政権が懸念しているという私の記事を友人がシェアしてくれた。

 そういったことに驚かされる能力を意識的に養っていると私は彼に伝えた。世界最強力な連中が、普通の人間にとって世界を酷い場所にするために常に新しい革新的方法を見つけ出すのを見て驚くのをやめたら、あなたの中でそれが何らかの形で当たり前化されていることを意味する。連中が世界に与える他の全ての恐ろしい悪に加えて、あなたの人間性の重要な部分まで盗むのに連中が成功したことを意味する。

 帝国の残忍さに、もはや衝撃を受けないのは、低体温症の末期に落ち込んで、体が震えなくなった時や、飢餓の後期段階で空腹感が消えた時など、何か不健康なことが起きているという直感に対する兆候だ。これは拒否すべき状態を、体が無理やり拒否するのではなく、あきらめてエネルギーを節約しようとする方向に移行していることを示している。

 毎日ひがな一日、帝国機械の最も醜い部分を私は見つめているが、それが私を鈍感にすることは拒否している。怪物どもは世界から実に多くのものを奪ったが、彼らがそれも奪うのを私は拒否する。あんなふうに人間性を奪われるのは嫌だ。

 健全な世界とはどのようなものか、正気とはどのようなものか、物事はどうあるべきか私は知っている、そして、この文明の病が明らかになった時、自然に不快に感じる炎を自分の中に灯し続けるのは神聖な義務だと私は考えている。

 これを当然のこととして受け入れるのを私は拒否する。私は帝国の虐待によって新たな怪物が現れるたび、この世に疲れ深い溜息をつくことしかできない硬化しうんざりした人間の抜け殻に変えられるのを私は拒否する。今も白熱した怒りが湧き上がる。今も目に白く熱い涙が浮かんでくる。

 彼らにそれを奪わせるわけには行かない。心をかたくなにし、目を見えなくさせるわけにはいかない。我々は正気で健全な世界のために、我々自身のためではないにせよ、我々の子供たちのために、そして我々が決して会うことのない未来の世代のために、炎を燃やし続けなければならない。

 あなたが、まだ支配者の行動に衝撃を受け、動揺しているなら、非常に健全な兆候だ。それは連中がまだあなたを手に入れていないことを意味する。それは連中があなたの炎を消すのに成功していないことを意味する。

 何としても感受性を守らなければならない。我々は狂気を本能的に拒絶し続けなければならない、なぜならそれが我々を故郷と呼んでいるからだ。それこそが我々を健康な世界へと導いているのだ。それこそが、我々がそこへ向かって戦うとき、一度に一つの小さな、ほとんど取るに足らない勝利を導くのだ。

 もし彼らが今日、まだあなたの炎を消し去っていないなら、それは人類にとってまた一つ小さな勝利だ。健康への小さな一歩だ。
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 画像はAdobe Stock経由(サイズに合わせてフォーマット済み)。

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2023/11/23/never-stop-being-shocked-by-the-depravity-of-the-empire/

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 Alec Christoforou youtube 冒頭はオースチン国防長官。「ハマスにもプーチンにも勝たせない。イスラエルという不沈空母を沈ませてはならない。」リンジー・グラハム議員、ガザ破壊について問われ「ガザは東京やベルリンのようになる。」「アメリカ人は気にしなかった。」

Austin, strategic defeat. $50B to MIC, jobs in USA. NATO, bad news. Arestovich, coup Maidan 3. 45:13

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

河村建夫・元官房長官週刊ポストに「官房機密費」を語る。国対(国会対策委員会)とかですね、──野党対策に使われると言いますー「まあそんなところです」年間約10億円あります。内閣総務官が引き出して官房長官室の金庫にしまう。官房長官が引き出して様々な用途に使う。

「ハマスの大規模攻撃をイスラエルの情報当局が察知していないはずがない」が当初の疑念。「エリコの壁」と名付けた約40頁のハマス側青写真が存在。これによりハマス正確に実施。事前演習もイスラエル側察知。ハマス攻撃でイスラエル死者1200名。真珠湾攻撃米側死者2,334人

 日刊IWJガイド

「本日午後7時から岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏インタビュー(後半)を撮りおろし初配信!」

【本日のニュースの一撃!】

【第1弾!「第二のナクバ」が進行中! イスラエルのアイェレット・シャケッド元内務大臣が、イスラエルの本音を激白!】「パレスチナ人200万人に出て行ってもらう必要があります。率直に言って、これがガザの解決策です」! さらに、元国家安全保障会議議長で現国防相顧問のギオラ・エイランド少将は「イスラエルはテロ組織と戦っているのではなく、ガザ国家と戦っているのだ」という記事を中道派の新聞に掲載! ここまで当事者のイスラエル高官が「ガザ国民」と戦っていると公言しているのに、日本のメインストリームメディアは、相変わらず「イスラエル対ハマス戦争」と矮小化して報じ、民族浄化の現実と、イスラエルの残酷な国家意志と国際法違反の戦争犯罪を伝えない!(『X』、2023年11月22日)

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