ハマス攻撃直前に何者かがイスラエルの株や債権を空売りした
2023年12月4日
Moon of Alabama
イスラエル・ハアレツ紙の見出し。
10月7日の虐殺前に、ハマスはイスラエル株に賭けて何十億ドルも儲けたのだろうか?
ハマス攻撃の数日前、テルアビブとウォール街市場で、イスラエルに対する巨大な賭けが何十億ドルも稼いだ。誰かが事前に計画を知っていたようだ
この記事は残念ながら有料で、アーカイブ版はまだ見つけていない。アーカイブ版が読めるようになった。
バタリッジの「見出しの法則」は下記通りだと我々は知っている。
疑問符で終わるどんな見出しにも「違う」という言葉で答えることができる。
だから異常な空売りで儲けたのはハマスではなく、おそらく別の連中だった可能性が高い。
このハアレツ記事は、市場規制の経験を持つニューヨーク大学とコロンビア大学の二人の法学教授によるごく最近の研究に基づいている。
この研究「Trading on Terror?(テロにつけこむ?)」のPDFファイルはハアレツ・サイトで入手可能だ。
その抄録には次のように書かれている。
最近の研究によると、上場投資信託(ETF)など経済と結びついた証券取り引きを情報に通じた投機家は益々偽装している。軍事紛争に対する金融市場の反応に関する長年の文献と結びつけ、10月7日ハマス攻撃の数日前、イスラエル主要企業ETFの空売りが急増していたことを記録している。当日の空売りは金融危機後の景気後退や19年のイスラエル・ガザ戦争やCOVID-19パンデミックなど他の多くの危機時に発生した空売りを遙かに上回った。
同様に、テルアビブで取り引きされる数十のイスラエル企業でも、攻撃前に空売りが増加していたことが確認されている。イスラエルのある企業だけでも、9月14日から10月5日までの期間に443万株の新株が空売りされ、追加の空売りで2億NISの利益(またはおおよその回避損失)がもたらされた。アメリカの取引所におけるイスラエル企業の空売りは全体として増加していないが、攻撃直前、攻撃直後に満期を迎えるこれら企業に対するリスクの高い短期オプション取り引きが急激に増加していたことが確認されている。
ハマスが10月と同様の攻撃を計画していると報じられた際、イスラエルのETFで同様のパターンが確認された。来るべき攻撃について知らされた投機家が、これら悲劇的な出来事から利益を得たことを我々の調査結果は示唆しており、先行文献と一致し、この種取り引きは、情報に基づいた取り引きに対する法的禁止のアメリカおよび国際的執行のギャップで発生していることを示している。我々は地政学的な出来事に関連する貿易に関する文献の増加に貢献し、来るべき軍事紛争に関する情報に基づき、収益性の高い取り引きを懸念する政策立案者に対する提案を示す。
3.2億新イスラエル・シェケルは約8億ドル以上だ。しかも私の理解では、それは事業全体のごく一部の利益にすぎなかった。
私にはこの研究を判断する資格はないが引用された情報源とデータは妥当なようだ。
EISはニューヨークのイスラエル株式を追う上場投信だ。EIS空売り量の急増は実際大きかった。
空売りオプションは非常に限られた期間だけだった。少なくとも一部は10月13日には期限が切れていたはずだ。
だから、10月2日の月曜、間もなくイスラエルで何か「悪いこと」が起きるだろうと誰かが確信していたように思える。莫大な利益の可能性と引き換えに、誤報のリスクを冒すのに十分な市場知識と金を、誰かが持っていたのだ。
その人物や集団が何者だったのかは誰にもわからない。
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The Chris Hedges Report 因果応報
耕助のブログ
本記事、先に書いた今朝の孫崎享氏メルマガ題名と重なる。
そして日刊IWJガイドも
「スクープ!! ハマスの奇襲攻撃で情報を事前把握し空売りで利益を得た投資家らがいた!? 偽旗作戦で巨大インサイダー取引の可能性!」
はじめに~スクープ!!<IWJ検証レポート>ニューヨーク大学のロバート・ジャクソン・ジュニア教授とコロンビア大学のジョシュア・ミッツ准教授が重要論文「テロでトレーディング!?」を発表! ハマスによる10月7日の奇襲攻撃について、一部の投資家が情報を事前に把握し、利益を得ていた!? ハマスへの報復に名を借りたパレスチナ人へのジェノサイドは偽旗作戦とインサイダー取引を兼ねた最低最悪の戦争犯罪! 投資家の耳にまで情報が届くということは、イスラエル軍は従来から言われている通り、ハマスの奇襲攻撃を知りえていた可能性があり偽旗作戦の可能性も! さらにその上で巨大なインサイダー取引でボロ儲け!?
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