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2023年10月23日 (月)

精神病質者総出演...イスラエルの戦争犯罪と大量虐殺に加担する欧米指導者連中

2023年10月20日
Strategic Culture Foundation
論説

 大量虐殺の野蛮さでイスラエル政権と歩調を合わせる欧米指導者連中は、この大量虐殺に完全に加担している。

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 先週、欧米指導者連中がテルアビブを歩き回り、パレスチナ人に対する大量虐殺戦争をイスラエル政権が望む中、イスラエルを全面支援すると誓った。

 この民間人大量殺戮を世界中が目撃しているのに、欧米諸国政府やメディアが残虐行為を正当化し、最小限に抑え、隠蔽するためあらゆることをしているように見えるのは実に衝撃的だ。連中はこの恐ろしい虐殺に加担しているために隠蔽が必要なのだ。

 アメリカのジョー・バイデン大統領、イギリスのリシ・スナク首相、ドイツのオラフ・ショルツ首相、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、手から血を滴らせている欧米指導者だ。

 彼らはイスラエルの「自衛権」について語り、イスラエル軍は無差別空爆でガザを粉砕し、ヨルダン川西岸ゲットーでパレスチナ人を射殺している。イスラエル指導部が彼らを「人獣」と中傷し、両飛び地のパレスチナ人は凶暴な大量虐殺の標的にされている。

 過去二週間、230万人の住民が水も食料も電気もなくガザで完全包囲されている。アメリカとイギリスが供給するイスラエル爆弾が家や難民センター、病院、学校、教会、モスクに降り注ぐ沿岸地域のどこも安全ではない。これは無辜の民間人に対する野蛮な集団的懲罰で、ジュネーブ条約の重大な違反だ。これは大規模な国家テロだ。

 そして日々の恐怖にもかかわらず、10月7日のハマス過激派による残虐な大量攻撃に応じて、イスラエルには自衛権があるという身勝手な呪文を繰り返す以外、欧米指導者連中は何も言わない。1,400人以上のイスラエル人がハマスの銃撃とロケット攻撃で殺害された。これら殺害はガザやヨルダン川西岸でのその後の民間人に対する虐殺を正当化するために決してわずかでも利用できるはずがない。

 認識する必要があるのは、1948年にイスラエルが暴力的に国家を樹立して以来、何十年にもわたりパレスチナ人に残忍な占領を行ってきたことだ。イスラエルの卑しむべき発端は、反ユダヤ主義やアラブ諸国をごまかした自分の罪を隠すため、イギリスとアメリカ帝国主義がでっちあげた取り引きだった。その代償をパレスチナ人が払い今も払い続けている。

 欧米諸国、主にアメリカが国際法を甚だしく違反し占領を継続し拡大する許可をイスラエル政権に与えた。石油豊富な中東に帝国主義権力を投影する駐屯地としてワシントンはイスラエルを利用している。その犯罪にパレスチナ人が抵抗する際、反抗行為は絶望的で血なまぐさいものになる。無辜の民間人殺害は誰も容認できない。しかし、この暴力の体系的条件や、平和の実現を阻止している覇権を巡る権力闘争を理解する必要がある。

 暴力の連鎖を終わらせることは欧米が支援するイスラエル占領やパレスチナ人に対する大量虐殺弾圧を終わらせることを意味する。パレスチナ人に対する国民の権利や国家の否定は容認できないが、この長期にわたる否定が、この地域に平和がない一つの理由だ。

 ロシア、中国、そして世界のほとんどの国々は、平和をもたらすには、パレスチナ人に対する正義がなければならないことを認識している。

 イスラエルの自衛権行使を欧米指導者が認め続けるのは身勝手な現実の歪曲だ。違法で残忍な占領政権にそのような権利はない。それは矛盾語で、踏んだり蹴ったりだ。

 ベンヤミン・ネタニヤフの戦争挑発政権を認めるために、バイデンや他の欧米政治家がイスラエル詣でをするのは嫌な光景だ。犯罪者と精神病質者のパレードだ。

 ネタニヤフは今週の状況を「世界で最も暗い時間」と表現する大胆さがあった。彼は大いに正しいが、それは全く逆の理由だ。

 男性、女性、子供が虐殺され、殺人者が欧米政府に公然と支持される時の状況は確かに「最も暗い時間」だ。

 ガザとヨルダン川西岸で行われている戦争犯罪はナチス第三帝国の残虐行為に匹敵する。それでも現在の大量虐殺を恥知らずに実行しているシオニスト政権は、その資格証明とされるものとして、ナチスのホロコーストに執拗に言及する。ネタニヤフはハマスを「新しいナチス」と呼んだ。

 大量虐殺の野蛮さでイスラエル政権と歩調を合わせる欧米指導者連中は、この大量虐殺に完全に加担している。長い間、二枚舌と欺瞞にふけってきたアメリカ合州国と同盟諸国の本当の醜い本質は、欧米大衆や世界の他の国々には見えている。

 テルアビブに大量殺戮を拡大する許可を与えた後、ワシントンに戻ったバイデンは、ゴールデンアワーの大統領執務室からの演説で、図々しくも国民に語った。ロシアに対する代理戦争を戦っているイスラエルとキーウのナチス政権に彼の政権は100億ドルの「緊急援助」を与えると彼は発表した。バイデンはこれを「賢明な賢投資」と呼んだ。

 ボソボソ話す支離滅裂なテレビ演説で「アメリカの指導力こそ世界をまとめている」とバイデンは述べた。

 人は一体どこまで惑わされ、狂気になれるのだろう?

 アメリカ合州国や欧米のお仲間によるウソと露骨な戦争挑発を世界中で益々多くの人々が忌み嫌っている。

 今週、ガザでの停戦を求める国連安全保障理事会決議をアメリカは拒否した。

 ワシントンとNATO同盟諸国はウクライナでの停戦を繰り返し拒否し、過去18カ月間で約50万人の兵士がウクライナで殺害された後も、この代理戦争が「最後のウクライナ人」まで続くことを望んでいる。

 呆れたことに「民主主義を破壊しようとしている」かどで、バイデンはロシア指導者ウラジーミル・プーチンをハマスになぞらえた。

 バイデンと西欧の従僕連中や、彼らが支持するテルアビブとキーウのファシスト政権は、道徳と国際法の最後のあらゆる痕跡まで破壊している。

 おそらく中東とウクライナにおけるこの恐ろしい騒乱から出現するかもしれない良いことの一つは、世界平和の本当の敵が、誰で、一体何なのか、欧米のならず者政権や連中の戦争挑発帝国主義が、誰で、一体何なのか、世界にはっきり見えることだ。

 自らを美化する欧米の幻想は、世界の目の前で打ち砕かれつつある。それは世界が平和、正義、国々の共同体に向けて進歩するためには非常に良い、必要なことだ。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2023/10/20/psychos-on-parade-western-leaders-complicit-in-israeli-war-crimes-and-genocide/

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 Alex Christoforou YouTube  新しい多極世界秩序をアメリカが率いると語るバイデン。美しいプラハ観光もできる?

Biden, we need a new world order. EU angry with Ursula. China, six warships to Middle East.  35:18

 Chris Hedges Report 2023/10/23

Let Them East Cement

Israel is not only decimating Gaza with airstrikes but employing the oldest and cruelest weapon of war — starvation. Israel’s message, on the eve of a ground invasion, is clear. Leave Gaza or Die.

Israel, with the backing of its U.S. and European allies, is preparing to launch not only a scorched earth campaign in Gaza but the worst ethnic cleansing since the wars in the former Yugoslavia. The goal is to drive tens, most probably hundreds of thousands of Palestinians over the southern border at Rafah into refugee camps in Egypt. The reverberations will be catastrophic, not only for the Palestinians, but throughout the region, almost certainly triggering armed clashes to the north of Israel with Hezbollah in Lebanon and perhaps with Syria and Iran. 

 耕助のブログ Mike Whitney記事翻訳

No. 1951 ハマスは40人の赤ん坊を斬首していない

 日刊IWJガイド

はじめに~ガザ地区にようやく初めて人道援助トラックが20台入る! 国連は必要な支援はトラック100台分と指摘、中東メディアは10月7日以前の支援の4%にしかならないと指摘! まだまだ人道支援は不足! エジプト人女性が『CNN』レポーターに「ハマスを生んだのは、あなた方の『民主主義』とあなた方の誤った報道だ!」とくってかかる!

【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

【第1弾! ハマスはカタールの調停に応じて、米国人の人質2人を解放!】祖母の誕生日を祝うためにイスラエルを訪れていた母娘が解放され、救援物資を積んだトラック20台がガザへ! ハマスはイスラエルが捕らえているパレスチナ人の解放を求める一方、イスラエルは10月7日以降5000人を逮捕、いまや逮捕・拘束されているパレスチナ人は1万人に!「手足を折られ、裸にされて屈辱的な集団暴行を受けている」と、パレスチナ自治政府が決死の告発会見! イスラエル国防軍による攻撃のパレスチナ人犠牲者は4385人へ!(『ロイター』2023年10月21日ほか)

【第2弾! ロンドンでパレスチナ支持のデモに10万人が参加!】「ヨルダン川から地中海まですべての土地をパレスチナ人が支配すべき」との当然の主張も!(『BBC』、2023年10月22日)

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