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2023年10月20日 (金)

病んだ体の病んだ心:ヨーゼフ・ゲッベルスをおうむ返しするサラ・アシュトン・シリロ

スティーブン・カルガノビッチ
2023年10月5日
Strategic Culture Foundation

 たまたまウクライナにいる平均的アメリカ人の発言におけるナチ・ミーム利用の意味を分析しよう。

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 常軌を逸するモンティパイソン風両性具有者サラ・アシュトン・シリロ(本名マイケル・ジョン・シリロ)が復活を遂げた。有名ないたずら好きのボバンとレクサスは、この哀れで無知な能なしを完全に馬鹿にする誘惑に抵抗できなかった(I部はここII部はここを参照)。またしても彼らは公共に奉仕して、いつも通りの素晴らしい仕事をした。

 シリロとボバンとレクサスの会話は、いくつかのレベルで興味深い。

 このいたずらインタビューの要点は、ウクライナ軍シリロ「軍曹」による主張によれば、ロシア人は「人間ではなく」欧米は彼らがもたらす脅威を完全には理解しておらず、全ての「ロシア・プロパガンダ屋連中」はテロ攻撃を含む利用可能な全ての武器で標的にすべきで、爆弾を仕掛けられた車でキーウ政権の工作員に殺害された非常に才能あるロシア人ジャーナリスト、ダリア・ドゥギナは「彼女にふさわしい死を遂げ」マリア・ザハロワも、おそらく同様に恐ろしい方法でウクライナは標的にすべきだというのだ。

 こうして相手の道徳的、心理的肖像を確立した後、いたずら会話は、シリロとの相互作用の最も示唆に富む部分へと変わった。

 ロシア人は「モンゴル人種」(I部は 6:00)なので、文明を救うためにはロシアを粉砕しなければならない(I部 6:19)というのが彼女の主張だ。

 シリロのようなばかげた人物の主張が興味深いのはなぜだろう? 確実に、事実の正確さゆえではなく、シリロが「軍曹」として奉職するウクライナ軍内のナチ・イデオロギーの影響の証拠としてだ。

 たまたまウクライナにいる平均的アメリカ人、サラ・アシュトン・シリロの言説におけるそのようなミーム利用の意味を簡単に分析しよう。

 シリロはどのように、そのようなミームと接触できたのだろう? それはおそらくアメリカではあり得なかっただろうし、ネバダ州ラスベガスの高校歴史の授業でもなかったのは確実だ。様々な民族や人種集団に対し、アメリカには多くの軽蔑的形容詞がある。ドイツ人に対してはクラウト、イタリア人に対してはダゴ、ポーランド人に対してはポラック、黒人に対してはニガー、イラク人に対してはラグ・ヘッド、しかし、それが現在の反露の雰囲気に現れるかもしれないので奇妙だが、アメリカではロシア人を指す蔑称的表現は一般的に使用されていない。

 ロシア人が一般的に背が高く金髪なことが知られており、ほとんどのアメリカ人は地図でモンゴルを見つけるのは難しいと思っているが、モンゴル住民はアジア人の特徴が豊富な人種だという感覚があるため、どのような形であれロシア人をモンゴル人と関連付けるのは、平均的アメリカ人は非常に奇妙に感じるだろう。更に大半のアメリカ人は、中世のロシアと当時の強力なモンゴル帝国の朝貢関係について、ごく僅かな知識も持っていない。それを終わらせた金帳汗国対するクリコヴォの戦いも彼らは聞いたことがない。本質的に、シリロが出身し成長したアメリカでは、ロシア人とモンゴル人の歴史的つながりの認識は歴史専門家の小集団に限定されている(アシュトン・シリロは確実に専門家ではない)。しかし、これら専門家はロシア人とモンゴル人の関係が遠い過去に起き、歴史的に比較的短期間だったことも認識している。さらに重要なことに、彼らはそれが本質的に純粋に政治的で、ロシアの文化や宗教的慣習や遺伝系統はモンゴルの大君主から無傷のまま、人種混合が決してなかったことも知っている。

 もし中世におけるモンゴルによるヨーロッパ侵略の痕跡をシリロが探せば、ロシア人ではなくフィンランド人や、エストニア人、ハンガリー人の形でそれらを見いだすはずなのだが、それは、おそらくラスベガス高校卒業生が知っているとは期待できない詳細だ。

 ロシア国民のモンゴル起源や「モンゴル化された」ロシアは文明への脅威だという双子ミームの軽蔑的使用は、たった一つの情報源から来ており、それはナチス第三帝国のイデオロギーと戦時中のプロパガンダだ。これはシリロの間違いの背景を分析する際、留意することが重要だ。第二次世界大戦の最終段階で、国民を恐れさせ、より大きな努力や犠牲を払うよう動機付けるため、プロパガンダにおいて、ロシアという敵のモンゴル起源とされるものをナチスは益々強調した。

 これは、この主題に関するヨーゼフ・ゲッベルスのプロパガンダを引用すれば簡単に実証できる。

 たとえば、1945年2月28日のドイツ国民へのラジオ演説で、ゲッベルスは「我々の先祖が歴史上頻繁にしたのと同様、我々はヨーロッパの中心地に対するモンゴルの嵐も打倒する」と述べた。ゲッベルスはベルリンに接近しつつあったロシアと赤軍を言っていた。

 1945年2月11日のダス・ライヒ記事で、アシュトン・シリロウクライナ軍「軍曹」が今日推進していると全く同じ主題をゲッベルスは強調した。

 「要塞ヨーロッパに対する東からの現在の嵐は当然世界中の我々全員に向けられている。かつてのモンゴルやフン族の大群と違うのは、政治的策略や外交的ウソという道具を使って西洋文化に対する恐ろしい破壊的作戦を可能な限り無害に見えるようにしていることだけだ。」ゲッベルスは「ロシアの偽情報」という主題さえ予想していたようだ。

 ダス・ライヒでの1944年1月2日の新年記事でもゲッベルスは同じ話題を強調している。

「敵[ロシア]は人道、文化、文明に対し考えられるあらゆる犯罪を行った。国家社会主義ドイツは自身を文明世界全体の指導者だと考えている。文明化した人類の運命は再び危機にひんしている。」ここでナチス・ドイツを「普遍的価値」の聖火ランナーとして喧伝し、ルールに基づく秩序の擁護者としての役割をゲッベルスはほのめかしている。

 もっと引用する必要があるだろうか? 証拠はあり、全体像は明らかだ。

 ウクライナ軍にはナチス思考が蔓延しているのを我々は証明した。いたずら者連中が警戒を緩めた後、ボバンとレクサスとのインタビューでシリロ「軍曹」が説明した概念に接触した可能性がある他の考え得る情報源はない。確実に彼女は、アメリカからウクライナにそのような考えをもたらしたわけではない。ウクライナで彼女を取り巻くナチスからそれを得たのだ。

 この心も体も病んだ愚かな人物による声明はウクライナを非ナチ化する緊急性を強く示している。しかし彼女が他人に対し熱心に認め、無情に発動するダリア・ドゥギナのような扱いから彼女は免れるべきだ。彼女のボバンとレクサス・インタビューに対する視聴者の下記のおどけた反応は正鵠を射ている。

 「ロシア軍はサラ軍曹の位置座標を提供された。彼らはどんなミサイルを打ち込むのも拒否している。たわ言を話すサラ軍曹は彼らにとって更に役立つのだから。」

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2023/10/05/mente-morbida-in-corporis-morbidus-how-sarah-ashton-cirillo-echoes-joseph-goebbels/

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 Alex Christoforou YouTube冒頭は、テルアビブ訪問機中で記者団に語るバイデン大統領、その背後でトイレの中から?見守るブリンケン国務長官。これが記事題名。まるで操り人形と傀儡師のようだとChristoforouは揶揄。「病院攻撃はハマスの仕業だ。諜報情報がある。」とバイデンが主張するなら、その証拠を出せば済むことだとChristoforou。ガザを理由に地中海に集結するアメリカ空母打撃群の狙いはイランかシリアかとも問うている。人の姿をした獣は一体どちらだろう?

Blinken lurks, Biden trusts Pentagon data. Putin, Kinzhal patrol Black Sea. Kallas triple hypocrisy 39:36

 日刊IWJガイド

「『ハマスが子ども40人斬首』『イスラエル人女性を強姦』とデマを拡散したバイデン米大統領がテルアビブでの演説で再びデマを拡散!!」

はじめに~「ハマスが子ども40人を斬首」「イスラエル人女性を強姦」というデマ報道を拡散したバイデン米大統領!「ハマスは民間人を殺害、イスラエルの攻撃は戦争法を尊重」と見え透いた嘘を重ねて、イスラエルによるパレスチナ人に対する虐殺を支援! 18日のテルアビブでの演説では、またしても「子どもたちは虐殺され、赤ん坊は屠殺された。家族全員が虐殺された。強姦、斬首、生きたまま焼かれた」根拠不明のデマで憎悪を煽り立て、「米国は永遠にユダヤ人国家のために立ち上がる」と宣言!

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