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2023年10月15日 (日)

ガザを民族浄化するアメリカの計画

2023年10月11日
Moon of Alabama

 これはおそらく、ガザのパレスチナ人に対するアメリカ-イスラエルの計画だ。

 ハリー・シッソン @harryjsisson - 2023年10月11日 1:44 UTC

 驚くべきことだ。民間人が安全にガザを出て国境を越えてエジプトに行くのを可能にする計画でバイデン大統領は他国と協力している。これは素晴らしいニュースだ。バイデン大統領はハマスの行動のため無辜の人々が死なないようにしている。それが指導力だ。

 いや、それは指導力ではない。それは人道的行動を装う民族浄化、戦争犯罪だ。それはシオニスト入植者に土地を盗まれた人々の民族浄化だ。野外刑務所に入れられ、電気、水、食料を利用できず、現在激しい攻撃を受けているこれらの人々は、かつて所有していた家や土地に戻る権利がないのだ。

 彼らが移住する可能性がある唯一の国エジプトは既に破綻している。エジプトは自国民を養うことさえできない。ガザからの200万人の新しい人々は、全員貧しく、一部は過激化しており、エジプトという国のバランスを崩すのは確実だ。

 そのような計画が実行されれば抵抗軸のヒズボラや中東の他の様々なスンニ派やシーア派集団が必ず介入する。そのような動きを防ぐためイスラエルを攻撃するはずだ。

 アメリカは、軍を近づけて恫喝すれば抵抗運動を阻止できると考えている。そのため最新空母ジェラルド・ヘラルドフォードを東地中海に移動させた。噂によれば、二隻目の空母もくるという。

 しかし、それで抵抗を抑止するのは不可能だ。前回アメリカがレバノンに介入しようとした際、241人の海兵隊員の死者が出て、屈辱的に撤退せざるを得なかった。当時ヒズボラにはほんの一握りしか兵士はいなかった。今やヒズボラには、何万人もの非常によく訓練された兵士がいる。更にイランやロシアも控えている。

agitpapa @agitpapa - 2023年10月11日 12:24 UTC

イスラエル北部戦線へのNATO介入に関する今日の分析で述べた通り、そのような厚かましいNATOの行き過ぎに直面してロシアが沈黙を保つとは考えられない。自分の経験と判断だけに頼る、義務に基づかないこのNATOパニックの動きは、シリアに対するイスラエル国軍侵略で引き起こされたロシア空軍兵の死から始まり、キーウのナチ政権へのネタニヤフ支持で固定された親イスラエルから、親アラブへのロシア転換を加速させるだろう。

 ロシア軍は長年イスラエルを敵国と見なしており、彼のもう一つの戦略「友人」アヴィグドール・リーバーマンを介したイスラエルのロシア系ユダヤ人コミュニティを政治利用することの失敗をプーチンは認めて、今や彼らに譲歩している。イスラエルのロシア系ユダヤ人は猛烈な反アラブなので、プーチンは彼らを怒らせないようにしていたのだ。

 ところが今やネタニヤフは全NATO勢力を東地中海に引き込み、レバノンだけでなく、シリアのロシア基地も脅かしているので、もはや「いい奴」ではない。パトルシンとショイグが権力を掌握しており、現在シリアの戸口に明確なNATOの脅威があるため、イスラエル-ハマス-ヒズボラ戦争に対する多面的な強力で予想外のロシア介入が想定可能だ。

こちらも参照のこと。

クマの沈黙–ロシアはアラブ人に方向転換しつつある

追加:

 Rybar Force @rybar_force - 2023年10月11日 15:52 UTC
❗️🇱🇧🇺🇸 レバノンのアメリカ大使館は避難しつつある。アメリカ国民はできるだけ出国するよう奨励されている。

 結局、アメリカ指導部は約束を守りイスラエル側に参戦しなければならないようだ。

更に追加 - おー。

アメリカ大使館 ベイルート @usembassybeirut - 2023年10月11日 16:23 UTC
ベイルートのアメリカ大使館は避難しておらず、開いており、通常通り運営されている。そうでないという報道は誤りだ。詳細および渡航勧告については大使館ウェブサイトをご覧願いたい。 lb.usembassy.gov

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/10/us-plans-to-ethnically-cleanse-gaza.html#more

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 The Chris Hedges Report

This Way for the Genocide, Ladies and Gentlemen

 Judging Freedom ミアシャイマー教授の簡潔な解説

Origins of Hamas/Israeli War w/ John J. Mearsheimer 26:24

 デモクラシータイムス

追い詰められるパレスチナ ~なぜ報復はエスカレートするのか~【The Burning Issues Vol.43】 1:31:47

 寺島メソッド翻訳NEWS

ハーバード大学、国連で「言論の自由」に反対の声をあげた元NZ首相を特別研究員に抜擢

 昨日の孫崎享氏メルマガ題名

沖縄だから出る書評。前泊博盛著・書評『同盟は家臣ではない』(孫崎享著) 「米国が日本を守る」は幻想、「核の傘はないー。安保外交のプロが重要機密情報を惜し気もなく開示・解説し、国民に真の「主権者への覚醒を促す。その意味で政府にとっては“危険”な啓蒙の書であろう。

 昨日の日刊IWJガイド

「24時間以内にガザ北部からイスラエル地上軍が侵攻!! ネタニヤフ首相は『戦争内閣』を発足してハマスとの全面戦争へ!」

<号外を出しました>「ウクライナ情報総局のブダノフ局長、昨年ウクライナ軍がザポリージャ原発に攻撃をかけたと認める!「ロシア軍が攻撃という主張は不合理」と指摘した岩上安身とIWJの報道は正しかった!」

<号外告知>本日正午に「バイデン氏は1986年上院議会で『もしイスラエルが存在しなければ、米国はこの地域の利益を守るためにイスラエルを発明しなければならなかったろう』と、暴言演説!!」をお送りします!

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