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2023年9月21日 (木)

致命的攻撃はウクライナによるものと認めたニューヨーク・タイムズ

2023年9月19日
Moon of Alabama

 ニューヨークタイムズは、とうとうコスティアンティニフカ中心部でのミサイルの9月6日の致命的攻撃がウクライナ・ミサイルによって引き起こされたと認めた。

 証拠はウクライナのミサイルが市場の惨事を引き起こしたことを示唆している。

 なぜそれほど長くかかったのか不思議に思う。

 ウクライナ東部のコスティアンティニフカに対する9月15日のミサイル攻撃は少なくとも15人の民間人が死亡し、30人以上が負傷した国内で最も致命的なものの一つだった。兵器の金属片は市場を襲い、窓や壁を貫通し一部犠牲者を認識できないほど損傷した。

 2時間も経たないうちに、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は攻撃をロシア「テロリスト」のせいにし、多くのメディアがそれに続いた

 もちろんニューヨークタイムズはゼレンスキーのウソを広めたメディアの一つだった。

 この攻撃は、バイデン大統領が1月に訪問して以来、アメリカ当局者による最高レベルの訪問の一つである同日のアントニー・J・ブリンケン国務長官のウクライナ首都キーウへの予告なし訪問に暗い影を落とした。ブリンケンはウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナに対する10億ドル以上の新たなアメリカ支援を発表し、ロシアの「恐ろしい」侵略に直面した国民の勇気と回復力を称賛した。

 衝撃からわずか数時間後、既に何人かのブロガーはミサイルがウクライナ側から来たことを発見している。翌日、Conflict Intelligence Team(CIT)はそれに関する記事を発表した。

 9月6日、ミサイル攻撃により、ウクライナ軍支配下にあるドネツク地域の町コスティアンティニフカを動揺させた。ミサイルは現地時間午後04時16分に市内のにぎやかな市場に命中し、16人が死亡し、33人が負傷した。攻撃後の写真映像が世界中の様々なメディアで流布されている。

 ビデオは、ミサイルがウクライナ側から来た証拠を示している。皮肉なことに、主なものはゼレンスキーの事務所に公開されている。

 ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の公式Telegramチャンネルで公開されているCCTV映像は、衝撃の瞬間だけでなく、居合わせた人々が飛来するミサイルの音で警戒して顔を向ける前の数秒も捉えている。更に、このミサイルのがビデオの違う場面で駐車中の車18台の屋根で見られる。ビデオ・カメラの位置とこれらの影に基づいて、ミサイルは北西から飛来したと自信を持って言える。
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 最も近いロシアの陣地は、コスティアンティニフカの東と南東の約18〜19kmに位置し、北西に関しては、ミサイルはベルゴロド地域のグレイボロンから約250kmの距離のロシア領からしか発射できなかった可能性がある。そのようなシナリオはありそうもないと考えられるので、偶発的なウクライナのミサイル攻撃だったと考えるのが合理的だ。

 この説はロシアに忠実な地元の人々がウクライナ空軍の活動に関して報告する午後2時01分に親ロシアのTelegramチャンネルに投稿されたドルジキフカ南の航空機からのミサイル発射に関する報告によっても間接的に裏付けられる。ドルジキフカはコスティアンティニフカのすぐ北西に位置している

 攻撃はアメリカのAGM-88対レーダー・ミサイルによるものだと評価された。

 ロシア寄りのTelegramチャンネルは、それはAGM-88 HARMミサイルだと想定している。ウクライナ軍はドネツク地域でそのようなミサイルを頻繁に使用している。たとえば昨日、ドネツクの住宅へのそのようなミサイル攻撃を我々は報じた。ホリフカ付近で他の事件もあった。HARMミサイルの破片は、コスティアンティニフカの南東30キロのホルミフスキー付近で9月1日に発見された
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 現在ミサイル残骸の写真はなく、特定するのは不可能だ。ビデオに見られる反射では、構造の詳細は識別できない。空中で旋回できるミサイル(例えば、9K720 イスカンデール移動式短距離弾道ミサイルなど)が存在するにもかかわらず、この場合、AGM-88 HARMミサイルによる偶発的攻撃を裏付ける遙かに直接的、間接的な証拠がある。

 ニューヨーク・タイムズ報道は、このミサイル評価に同意していない

 しかし、ミサイルの破片、衛星画像、目撃者証言、ソーシャル・メディア投稿など、ニューヨーク・タイムズが収集分析した証拠は、この壊滅的攻撃はブク発射システムに発射された誤ったウクライナの防空ミサイルの結果であることを強く示唆している。
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 さらなる証拠は、攻撃数分前、ウクライナ軍がコスティアンティニフカの北西10マイルにあるドルジキフカ町からロシア最前線に向け二発の地対空ミサイルを発射したことを明らかにしている。

 午後2時にミサイル発射の音を聞いた時、タイムズ記者はドルジキフカにいて、数分後二発目が続いた。偶然チーム・メンバーの一人が音声メッセージで最初の起動を録音した。
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 攻撃後、ウクライナ当局は、ロシア軍がS-300防空システムで発射するミサイルを使用し、ロシアが航空機を迎撃し、地上標的を攻撃するために使用したと述べた。しかしS-300ミサイルはコスティアンティニフカで爆発したものと異なる弾頭を搭載している。

 爆発に最も近い建物の金属製正面には、おそらくミサイルから外に吹き飛ばされた立方体のような物体によってできた何百もの正方形や長方形の穴が開けられていた。

 現場で見つかった穴の測定と破片は、特に、移動式ブク対空車両に発射される9M38ミサイルと大きさと形状が一致する。ウクライナはロシア同様、ブク・システムを使用していることが知られている。

 幅10ミリメートル未満の穴もあれば、わずかに大きい穴もある。9M38には直径8ミリと13ミリの二つの異なる大きさの立方体金属片が含まれている。

 衝撃による損傷の証拠はタイムズ報道ほど説得力がない。それは同様にAGM-88 HARMミサイルによる可能性がある。

 弾頭部は標的のアンテナと導波管システムに十分な損傷を与え、動作不能状態を強いるよう設計されている。また、HARMミサイル誘導部の完全破壊を保証している。AGM-88AおよびAGM-88B弾頭部には、事前に形成された25,000個の鋼片、爆薬、信管、および信管ブースターが含まれている。AGM-88Cは、12,845個のタングステン片を含む改良された弾頭部と全体的に致死性を高める改良された爆薬を利用している。

 断片化によるダメージは、両方の種類の兵器に引き起こされた可能性がある。タイムズ記者が聞いたミサイル発射音も、どちらのタイプから来た可能性がある。しかし、それがどんな種類のミサイルであったにせよ、ウクライナ側から発射されたと確信できる。

 ニューヨーク・タイムズ報道は、一つの疑問に答えていない。ウクライナでのミサイル攻撃の説得力ある証拠を見つけるのに攻撃後わずか数時間しかかからなかったのに、報告書を発表するのに、なぜ12日かかったのだろう?

 そして、なぜこれがゼレンスキー大統領がニューヨークに到着したまさにその日、そして彼がホワイトハウスでバイデン大統領に会う直前に公表されたのだろう?

 ウソつきに身の程を思い知らせてやったのだろうか?

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/09/new-york-times-acknowledges-ukrainian-origin-of-deadly-strike-.html#more

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 Alex Christoforou 国連ゼレンスキー演説 支離滅裂。アメリカ国民ゴンザロ・リラがウクライナで投獄されていても、悪名高いウクライナ政府の殺人対象リストにJack Posobiecが載ってもウクライナの「自由と民主主義のため」240億ドル援助を主張。

 ウクライナが自国民にミサイル攻撃しているという記事をニューヨーク・タイムズが掲載したのも、ゼレンスキーのアメリカ入りのタイミングを狙ったためという。この記事と同じ結論。

JD Vance, Gonzalo hostage. Elensky, UN panic. Pashinyan green T. Duda-Elensky bromance ends. 40:35

 彼が言及しているのはBreitbartの下記記事だろうか。

Exclusive: American Citizen Journalist Sitting in Ukraine Prison, State Dept. Confirms, as Biden Begs for Billions More to Protect Ukrainian ‘Freedom’

 デモクラシータイムス

米の「核の傘」は無効?!~キャンプデービッドの真相【田岡俊次の徹底解説】20230913 50:19

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

中庸左派「サヨクは戦争反対、ウヨクは国防強化の構図、ウクライナ問題で崩れる。最大の要因は主流メディアが押し並べ露糾弾、ウクライナ支援=戦争継続賛成の論調に染め上げられたこと、日本中が「大政翼賛会」的全体主義に。リベラル公平公正に学び、分析する姿勢を欠いていた」

 日刊IWJガイド

「ゼレンスキー大統領が国連演説に先立って『プーチンを食い止めるか、世界大戦を始めるか、全世界が選ばなければならない』と世界を恫喝!」

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コメント

自分はテレビを持っていません。
ところが、実家に帰ると、よくつけています。
そこでは、米英のお先棒を担ぐだけの、インチキ番組が、連日、流れています。
某放送局が宣伝した、台湾有事のシミュレーション。
アメリカ合衆国こそ戦争の当事者なのに、なぜか米国本土は全く被害を受けず、焼け野原になるのは日本だけ。
それが、アメリカ合衆国の本音です。
台湾や日本を犠牲にして、自分だけは無傷で武器を売って大儲けしたいのです。

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