受動的に包囲されるのを拒否する邪悪で恐ろしい中国:物語マトリックスの端からのメモ
中国の軍事活動に関するほとんどの主流欧米報道は、本質的に「なんてこった!あなた方、中国は、我々が軍事的に包囲し、攻撃準備をする間、受動的にじっとしているだけではないぞ!」に等しい。
ケイトリン・ジョンストン
2023年8月20日
この英語記事の朗読を聞く(Tim Foleyによる朗読)。
人をだますのは大きな露骨な明白なウソではない。ニューヨーク・タイムズが世界で最も破壊的プロパガンダ・メディアなのは、大きな不器用な大ぼらを報道するからではなく、信頼できるように見えるからだ。その報道は権威があるように見えるのだ。信頼できるニュース・メディアはどういうものか子供は学校で教えられる。おかげで巧妙に作られたプロパガンダが、気付かれず、抵抗されることなく人々の心に滑り込めるのだ。
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欧米マスコミは余りにばかばかしいほど欺瞞的でプロパガンダ的なので、人気コメディ番組や有名喜劇役者がマスコミをからかわない事実は、それら番組や喜劇役者自身がプロパガンダ・ネットワークの一部であることを常時証明している。
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中国の軍事活動に関するほとんどの主流欧米報道は、本質的に「なんてこった!あなた方、中国は、我々が軍事的に包囲し、攻撃準備をする間、受動的にじっとしているだけではないぞ!」に等しい。
例:
Hundreds of Chinese satellites are currently passing over Australia collecting intelligence on military training activities involving the United States and other regional partners, according to commercial space data obtained by the ABC. https://t.co/1HhoAiQAU0
— ABC News (@abcnews) August 17, 2023
それが「軍事力増強」に関して、あらゆる中国叩きがしていることだ。欧米の明白な戦争準備の中、中国が防衛のため何もせず、受動的に戦争機械に包囲されるままにはなっていないことが、何か憂慮すべき不吉なことであるかのよう振る舞うのだ。
全体的にも、GDPに占める割合でも中国はアメリカより軍事費が依然大幅に少ない。それなのにアメリカ戦争機構や益々軍を強化するアメリカ同盟諸国に中国が急速に包囲されているにもかかわらず中国が明らかな侵略国であるかのよう振る舞うことを狙っている。
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ロバート・F・ケネディ・ジュニア支持者とやりとりして私が学んだことの一つは、彼らの多くが、彼の対イスラエル「無条件支持」姿勢が、なぜ多くの反帝国主義者にとって到底受け入れられないのか心から理解していないことだ。彼らはそれは全てパレスチナ人の権利の問題だと考えているが、それだけではない。
イスラエルへの無条件支持は、アパルトヘイト濫用やガザへの頻繁な爆撃を支援するのを意味するだけでなく、シリアへの頻繁な爆撃、ゴラン高原併合や、イランに対するイスラエルの狂気の戦争挑発支持を意味する。イスラエルは常時戦争状態にある。
イスラエルに対する「無条件支持」は中東全域での帝国主義外交政策を意味する。これは単なる推測ではなく、イラン合意に対する頑固な反対などRFKジュニアの他の中東外交政策でも既に見られる。
帝国を解体したいと言いながら、他の国々と常時戦争をしている国の「無条件支持」を誓うと主張するのは無意味で自己矛盾した立場だ。あなたが両方言っているなら、どちらかに対して、あなたは誠実ではない。
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This is right up there with "Israel demands correction from Sanders: it killed only 532 Palestinian children in summer 2014". pic.twitter.com/Uf0q9RSjaq
— Caitlin Johnstone (@caitoz) August 19, 2023
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ウクライナで戦争を引き起こし永続させるアメリカ帝国に対して、いくら怒っても怒りすぎることはない。我々が目にする、この代理戦争に対する反対意見は、ほとんどが、それがいくらかかるのか、健全な戦略なのかどうかという不満だが、アメリカ世界覇権を推進するため人命が安易に使い捨てにされている事実についてはどうだろう?
家族の一人の死がどれほどつらいかお考え願いたい。戦争で一人の命を失うことが共同体をどれほど動揺させるかお考え願いたい。ユーラシアにおけるアメリカの地政学的権益を確保するため戦死者の遺体の山が積み上げられている。それは純粋なテロだ。
始める前にこれを終わらせる機会が帝国には何度もあった。2022年4月に戦争を終わらせる機会があった。昨年11月に戦争を終わらせる機会があった。しかしアメリカの権益を推進するため、戦争を押し通し続け、若い命が戦争の神に犠牲にされ続けている。
一方、この戦争がアメリカの権益にどれだけ役立っているかについてアメリカ当局は、常時公然とほくそえみながら、ウクライナ人は臆病すぎて、激しい砲撃下、ロシアの地雷原を突撃できないので反攻が失敗していると匿名でマスコミに泣き言を言う。これはあらゆる人々を激怒させるはずだ。
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I'm probably going to be regularly reminding my readers of this paragraph from @IgnatiusPost for the remainder of my writing career. pic.twitter.com/Vahl9S1txR
— Caitlin Johnstone (@caitoz) August 20, 2023
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基本的に、アメリカ帝国の戦略は、高価なロシアの爆弾をできるだけ多く吸収するためウクライナ人の遺体を巨大スポンジのように利用することだ。
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欧米の戦争プロパガンダ担当者にとって、シリアはウクライナ戦争の舞台稽古のようなものだった。ウソは、ほとんど同じ連中により、ほとんど同じ方法で、同じ主流メディアに注ぎ込まれている。唯一本当の違いは、帝国はウクライナ公式政府側なので、ホワイトヘルメットのような奇妙な小さなプロパガンダ組織を多数設定する代わりに、単にウクライナの役人連中やメディアを現地調達して使えることだ。シリアは帝国言説支配の新時代を示していたのだ。
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Scott Ritter Extra最新記事、テーマはプリゴジン
Best in Hell: Yevgeny Prigozhin, a Quintessentially Modern Russian Hero
ワグネルが制作したウクライナ戦争に関する映画がある。英語題名は。Best in Hell 地獄は最高 ロシア語原題は Лучшие в АДУ
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
サルコジ元仏大統領は、①露のクリミア併合を覆すことは「幻想」②ウクライナは「中立」を維持しEU、NATO加盟をすべきでない、③露と仏は「互いを必要」と主張。ウクライナの反攻が期待の成果をあげられず、長期化予測の中、欧州にウクライナ全面支援に距離をおく動き
「ロシア外務省のザハロワ報道官が、イタリア軍のデータなどをもとに劣化ウラン弾の使用の危険性を警告! イタリア軍兵士の死亡率5%!」
はじめに~ロシア外務省のザハロワ報道官が、イタリア軍のデータなどをもとに劣化ウラン弾の使用の危険性を警告! 劣化ウラン弾が使用された場所では、発癌率が数倍に増加! 有害物質や放射線にさらされた7500人のイタリア軍兵士のうち、372人が死亡! 死亡率は5%! しかも、腎機能障害、肺癌、骨髄癌、食道癌、退行性皮膚疾患、ホジキンリンパ腫、白血病などで苦しみながら亡くなった!!
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