« ウクライナ状況報告 - 代理戦争を長引かせるアメリカ | トップページ | 新たな一日、ニュースを装う新たなCIA報道発表 »

2023年8月31日 (木)

皆様が帝国のあほうかもしれない30の兆候

皆様がアメリカ帝国の太鼓持ちあほうかもしれない30の兆候。

ケイトリン・ジョンストン
2023年8月26日

 この記事の英語朗読を聞く(Tim Foleyによる朗読)。

 アメリカ帝国には多くの太鼓持ちあほうがいる。それは全く彼らのせいではない。帝国はこれまでに考案された中で最も洗練されたプロパガンダ装置を持っており、殆どの欧米人は終生その影響力にどっぷり浸かっている。だが、それは起きるので、それを認識するのは良いことだ。

 皆様が帝国のあほうかもしれない30の兆候は下記の通り。

1. ウクライナでの戦争への道を開いた文書で十分に立証されている欧米の挑発を誰かが強調するたびに苛立つ。

2. プーチンがウクライナを侵略したのは、邪悪で自由を憎んでいるという理由だけで、アメリカはウクライナ人を愛し、彼らの自由と民主主義を守りたくてウクライナに武器を注ぎこんでいるのだと思う。

3. トランプの顔写真より、欧米が支援するイエメンでの残虐行為やシリアでの飢餓制裁の方に関心がある。

4. 彼の頭にゴミを投げつけたいと思わずにトニー・ブリンケンの話が聞ける。

5. 以前アメリカ国境近くで、もっともらしい外国の軍事的脅威があった際、アメリカが非常に攻撃的に対応したため、世界はすんでの所で終わるところだったのに、ロシアや中国には国境で米軍の脅威を受け入れるよう要求する。

6. オーストラリア人を愛し、中国から彼らを守りたいがゆえに、アメリカはオーストラリアを戦争機械で満たしていると思う。

7. 世界で最も破壊的な軍事勢力が、防衛手段として戦争機械で第一番の地政学的ライバルを包囲していると思う。

8. 地球上最も洗脳されている国に暮らしながら、北朝鮮プロパガンダに冗談を言う。

9. 地球上最も洗脳されている国に暮らしながら、ロシア・プロパガンダの懸念に時間を費やしている。

10. 地球上最も殺人的で専制的政権という称号は、ワシントン以外のどの政府にも相応しいと思う。

11. 地球上で最も殺人的で専制的な権力構造の下で暮らしながら、それでもアジア諸国の専制政治について叫ぶのに時間を費やしている。

12. ジョージWブッシュより先に、ウラジミール・プーチンが戦争犯罪で裁判にかけられるのを見たいと思う。

13. 西洋の介入主義が自由と民主主義を広めたり人道的利益を保護したりするのに関係があると信じている。

14. イラン、ベネズエラ、キューバのような場所での抗議は、フランス、ハイチ、チリのような場所での抗議より遙かに興味深いと思う。

15. 皮肉にも、NATOを「防衛同盟」と呼んでいる。

16. アメリカ帝国が全く同じことをする準備をしているのを認めず、軍事力で台湾の支配権を掌握する準備をしている中国について悲嘆する。

17. 中国のイスラム教徒についてアメリカ政府が懸念していると一秒でも信じている。

18. 海外の外国人を殺すため使用される場合を除き銃には反対だ。

19. 全ての政府の悪行に等しく反対すると主張しているが、オンラインでアメリカ外交政策を批判する人々に怒鳴るのにほとんどの時間を費やしていることに気づいている。

20. アメリカ外交政策を批判する人はロシアや中国のために密かに働いていると非難したことがある。

21. イスラエルが反ユダヤ主義者だと批判する人を非難したことがある。

22. 反戦というのは、Twitterにウクライナ国旗を掲げることだと思う。

23. 生まれて以来「軍隊」は自分の自由のために戦ったことがあると思う。

24. イラク侵略はイラクの人々の解放が狙いだったと思う。

25. リビア破壊はリビア人の保護が狙いだったと思う。

26. 欧米がシリア・アルカイダを武装させているのはシリア人の利益を推進するのが狙いだと思う。

27. ロシアと中国に対するアメリカのエスカレーションは「国家安全保障」が狙いだと思う。

28. 国防総省は防衛と関係があると思う。

29. アメリカが戦争を続け、国々を破壊し、経済制裁で民間人を飢えさせ、代理戦争を扇動し、ネオナチや暴力的ジハード主義者を武装させ、クーデターを仕組み、ジャーナリストを迫害してもかまわないと思う。

30. このリストのどれかの項目でいらだたされたことがある。

_____________

 私の記事は完全に読者に支持されているので、この記事を良いと思われた場合、必要に応じて私のチップ入れにお金を入れる選択肢がいくつかある。私の記事は全て、自由にコピーでき、あらゆる方法、形式で利用可能だ。皆様が望むことは何であれ、記事を再発行し、翻訳し、商品に使える私が公開している記事を確実に読む最良の方法は、Substackメーリングリスト購読だ。全ての記事は夫のティム・フォーリーとの共著。

ビットコイン寄付:1Ac7PCQXoQoLA9Sh8fhAgiU3PHA2EX5Zm2

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2023/08/26/30-signs-you-might-be-an-empire-simp/

----------

 汚染水放出に関する国営洗脳呆導番組に、『彼』が出演し放出を援護した。週刊金曜日の過去記事を思い出す。

開沼博の正体(前編)──原発事故被害を「漂白」する伝道師(明石昇二郎)

開沼博の正体〈後編〉──避難者の「死亡」原因が「反原発運動」?(明石昇二郎)

 Alex Christoforou

Drone hits Russia, Pskov airbase. 30km from Estonia. Tucker & Orban. Gabon coup? Macron panics. 42:43

ロシア軍、西部プスコフでドローン攻撃撃退 輸送機損傷=当局者

プスコフはウクライナからは700キロも離れている。ロシア国内に潜入したウクライナ人が飛ばしたのか? エストニア当局がウクライナの破壊工作に目をつぶったのか?とAlex Christoforou

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名 明日は我が身?

今独を再び「ヨーロッパの病人」と呼ぶ。強いインフレ(→国民の購買力を蝕む)と3四半期連続の生産低下、欧州最大の経済は低迷。中国は競争相手となっており、以前ほど多くの独製品を必要としていない。エネルギー高騰、ウクライナ戦争の影響。

 大地塾

【新着】<プリゴジン死亡>2023年08月30日東京・永田町、東京大地塾<ニジェール情勢> 1:33:48

 デモクラシータイムス

<内弁慶岸田 処理水に溺れる>【山田厚史の週ナカ生ニュース】  1:35:00

 日刊IWJガイド

「プリゴジン氏を殺害したのはプーチン大統領ではなくロシア軍だった!? IWJは孫崎享元外務省情報局長に直接取材!」

<岩上安身によるインタビュー決定のお知らせ>国際政治学・国家安全保障論がご専門の、桃山学院大学法学部松村昌廣教授への岩上安身によるZoomインタビュー(録画収録、後日配信)の第2弾が、9月1日に決定しました!

« ウクライナ状況報告 - 代理戦争を長引かせるアメリカ | トップページ | 新たな一日、ニュースを装う新たなCIA報道発表 »

アメリカ」カテゴリの記事

アメリカ軍・軍事産業」カテゴリの記事

Caitlin Johnstone」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ウクライナ状況報告 - 代理戦争を長引かせるアメリカ | トップページ | 新たな一日、ニュースを装う新たなCIA報道発表 »

お勧め

  • IWJ
    岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal

カテゴリー

ブックマーク

最近のトラックバック

無料ブログはココログ