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2023年7月 6日 (木)

選挙は赤ちゃん用玩具の自動車ハンドルのようなもの:物語マトリックスの端からのメモ

2023年6月23日
ケイトリン・ジョンストン

 この記事の英語朗読を聞く(ティム・フォーリーによる朗読)。

 欧米「民主主義」の投票はマージが赤ちゃんを乗せて運転していた、赤ちゃんがおもちゃのハンドルを握っている漫画シンプソンズの冒頭のようなものだ。赤ちゃんに車を運転していると思わせ、忙しく参加しているよう感じさせるためのおもちゃだ。

 人類史上最悪の残虐行為は全て、それらを実行した連中の政府によって実行または許可されてきた。世界で最も邪悪な連中は誰も刑務所にいない。法律は悪人から皆様守るためにあるのではなく、悪人を皆様から守るためにある。

 だからこそ皆様は法律を拡張し、皆様に対する政府権力を拡大するあらゆる努力に常に常に常に不信感を抱くべきなのだ。政府が皆様を助けたいので、それが起きているわけではない。政府は皆様の友人ではない。

 共和党は、時にロシアに対する戦争挑発への懐疑論者として行動しながら、中国との戦争を推進し、民主党は、時に中国に対する戦争挑発への懐疑論者として行動しながらロシアとの戦争を推進する。これは戦争機械に望む全てを与えながら、逆の幻想を生み出している。

 

 これが二大政党の仕事だ。同じ全体的狙いを両党で確実に推進しながら、二つの対立する政党間で民主的選択をしているような幻想を作り出すのだ。

 米中の緊張について私ができる最善の助言は、言葉を無視して行動を見ることだ。平和を望み、一つの中国政策を支持するという当局の言い分は無視して、中国周辺地域に急速に投入されつつある全てのアメリカ戦争機構を注視するのだ。

 アメリカ帝国は人類史上かつて存在した、どの権力構造より国際言説操作に優れているが、言説ではなく物理的現実である戦争機械の具体的策謀は連中も歪曲できない。

 ベネズエラ石油購入に関する最近のトランプ発言は、帝国の主要派閥がトランプを嫌う本当の理由のもう一つの良い例だ。それは彼が「反戦」や「闇の国家と戦う」からではない(彼は戦っていない)、彼が戦争機構を実態の通り醜く見せ、拙い部分を隠しておくと信頼できない、ずさんな帝国管理者だからだ。

 右翼をだまして、反共産主義は、どういうわけか反体制で、両親や祖父母や曽祖父母を洗脳したのと全く同じ体制支持の立場ではないと信じこませるのに帝国は成功したのだ。

 「ああ、あなたは反体制反逆者か? それは実際どんなものなの?」

 「共産主義を憎み、性について私と違う人々に意地悪し、共和党に投票する」

 「ああ。つまり、ほとんど保守的で、支配体制を支持するだけ?」

 ロシア人殺害のための資金を吸い上げるのに国防総省が余りに快適になり、「おい地面に数十億ドル転がっているのを見つけたぞ!」と言う段階に今や達したのは実際ある意味素敵なことだ! ああウクライナにもこれを投げつけると良いかもしれない!」

 支配権力構造に懐疑的な多くの人々は、我々の世界は、世界の全ての主要な出来事を決定する邪悪な計画を持つエリート「連中」の影の陰謀団によって細かく管理されていると仮定しているが、実際そのようには機能していない。権力者間の陰謀はもちろん起きるが、我々が目にする醜いもののほとんどは、資本主義やアメリカ帝国一極覇権推進や戦争利潤や党派政治等、相互に補強する勢力のやみくもな合流の結果だ。

 無思慮な権益の錯綜によって世界が、やみくもに駆り立てられるのではなく、エリート陰謀団に本当に厳しく支配されていた方が、少なくともそのような徒党は核の瀬戸際政策や環境破壊を愚か者の塊のように推進して自身の命を危険にさらすことはないので、実際我々にとって、おそらくより良いだろう。

 社会の動きは活動可能な全員にの社会的責任だ。人類の進化と歴史的遺産は我々全員をトラウマと機能不全でいっぱいにしたが、皆様が我々人類から自分の責任分を除去するのを支援する時間と資源をお持ちなら皆様は本当にそうすべきなのだ。ヒマラヤで何年も過ごさなければいけないとか、それが合わなければセラピーに行かなければならないと言っているわけではないが、皆様の人生全体を無意識の条件付けで操られるのではなく、自分の内面の過程に意識と癒しをもたらすため何かすべきなのだ。

 自分自身を磨く努力をし、無意識のでたらめを一掃することで皆様は遙かに幸せになり、遙かに賢明な判断や、遙かに良い生活につながることがあるのだ。だから惰性で走り続けて、10年後も今と同じ人でいなければならない理由など全くないのだ。

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 画像はAdobeストック写真。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2023/06/23/elections-are-like-a-toy-steering-wheel-for-babies-notes-from-the-edge-of-the-narrative-matrix/

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 The Chris Hedges Report

Listen to This Article: "They Lied About Afghanistan. They Lied About Iraq. And They Are Lying About Ukraine."

The playbook the pimps of war use to lure us into one military fiasco after another, including Vietnam, Afghanistan, Iraq, Libya, Syria and now Ukraine, does not change. Freedom and democracy are threatened. Evil must be vanquished. Human rights must be protected. The fate of Europe and NATO, along with a “rules based international order” is at stake. Victory is assured.

The results are also the same. The justifications and narratives are exposed as lies. The cheery prognosis is false. Those on whose behalf we are supposedly fighting are as venal as those we are fighting against.

 『人道的帝国主義』を読んでいる。なかなか進まない。驚く事実満載、そこで止まってしまう。

 172ページに、ヴァーツラフ・ハヴェルの話がある。

 エルサルバドルで六人の知識人が(彼と同じように)非暴力の闘いに加わり、合衆国に暗殺されて間もなく、彼はアメリカ議会で演説し、当然のように喝采を浴びた。合衆国は「自由防衛」の偉大な力だと発言したのだ。

 189ページに、昔『悪魔の詩』で有名になった作家サルマン・ラシュディの話がある。ロンドン出張時に書店に行ったが本はみつからなかった。店主に聞くとカウンターの中から、おごそかに取り出した。とは言え翻訳も英語版も読んでいない。本自体行方不明。

彼は2002年の論説でアフガン戦争支持の立場を擁護し、また、合州国がサダム・フセインを倒したあとは、新たな軍事権力を建てるよりも、アーメド・シャラビをトップに据えるのが賢明だと説く。「私の見方は単純明快だ。」もしアメリカがげす野郎と組めば、自らの権威を失うばかりか、一度失えば、議論も負けになるからだ。」

 この『人道的帝国主義』、ブログ『私の闇の奧』の下記記事で紹介を拝読、購入したもの。

ジャン・ブリクモン著の『人道的帝国主義』と『「知」の欺瞞』

 ご著書『アメリカ・インデアン悲史』と『アメリカン・ドリームという悪夢』も手元にある。いずれも絶版?なのは残念。

 日刊IWJガイド

「本日午後4時から、岩上安身が元外務省国際情報局の孫崎享氏にインタビューを行います!」

フランスの暴動をめぐり、ロバート・ケネディ・ジュニア氏とダグラス・マクレガー退役大佐が対談! 暴動が最もひどいのは、アフリカに近いマルセイユだった! マクロン大統領は、今後のプランを社会に示せていない! 旧宗主国の西側諸国と旧植民地国のグローバルサウスの対立が、フランス国内で激化か!?

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