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2023年7月10日 (月)

核偽旗と熱核戦争を準備する欧米メディア

フィニアン・カニンガム
2023年7月5日
Strategic Culture Foundation

 荒れ狂う日々には、CNNやフォックス、BBC、ニューヨークタイムズ、ガーディアン、タイムズなどを切るだけで良い。

 ロシアを非難するべくザポリージャ原子力発電所(ZNPP)に対する偽旗攻撃で欧米マスコミは国民を条件付けしている。そうなれば、アメリカ合州国とNATOは、キーウ政権を支援する代理戦争に直接介入する口実が得られるのだ。

 キーウ政権の一ヶ月前の反撃はロシア防衛線を押し戻すのに惨めに失敗している。実際どちらかといえばロシア軍はウクライナ東部でより多くの領土を獲得する方向ために転換しているようだ。軍事状況はNATOが支援するキーウ政権にとって大失敗となりつつある。

 何ヶ月にもわたる大々的反攻はアメリカとNATO同盟諸国の大量武器供給にもかかわらずウクライナ軍に敗北しかもたらしていない。ウクライナでのNATOの対ロシア代理戦争が歴史的大失敗に変わりつつある現実を欧米政府とマスコミはかろうじて隠しおおせている。アメリカとヨーロッパの国民が答えや説明責任を要求するまで茶番はいつまで続けられるのだろう?

 来週、リトアニアのビリニュスで7月11〜12日に開催予定の大規模NATOサミットで、同盟のキーウ代理人の戦場における災難は深刻な恥じになる可能性が高い。昨年2月に紛争が勃発して以来、キーウ政権に2億ドル近くの軍事支援を注ぎ込んできたワシントンと欧州連合には深刻な政治的影響があるだろう。

 ザポリージャ原子力発電所爆破は犯罪的な絶望行為ではあるが、物語を劇的に変える1つの方法ではある。発電所はヨーロッパ最大の民間原子力施設だ。ZNPPへの致命的ミサイル攻撃による放射性降下物は、ロシアを含むヨーロッパの広い範囲を潜在的に致命的な汚染で飲み込むはずだ。

 2月24日にウクライナで特別軍事作戦を開始した数日後の昨年3月にロシア軍はZNPPを占領した。それ以来、この発電所は、アメリカとNATOが供給するロケットを使用して、キーウ政権により日常的に攻撃されてきた。モスクワはプラント冷却池への空爆から回収されたNATOミサイル破片の明確な証拠を示した。国連核監視機関である国際原子力機関はZNPPを何度も訪問しており、ミサイルがどこから発射されているか確実に知っているだろうが、IAEAは犯人を公に特定することには著しく消極的だ。IAEAは安全保障と公共の安全についての懸念を表明する曖昧な声明を出すことだけに限定している。

 欧米マスコミは、ロシア軍が原子力発電所を支配している事実にもかかわらず、ZNPPがロシア軍に砲撃されていると主張するキーウ政権言説を恥知らずに繰り返している。

 この状況はカホフカ水力発電所の破壊行為の繰り返しだ。ダムは先月、アメリカが供給したHIMARSロケットを使用してキーウ政権にり爆破された。ところがモスクワが、キーウ政権がダム攻撃を計画していると国連安全保障理事会に何ヶ月も警告していたにもかかわらず、ロシア軍がダムを支配していたのに、欧米マスコミは即座にロシアをその破壊行為者にして非難し続けている。

 信じられないことに、明白な前例を考えると、ザポリージャ原子力発電所に対する偽旗攻撃は現在集中的に準備されている。キーウ政権はロシア軍がZNPPに地雷を設置し爆破しようとしているという公式警告を強化している。懸念されるのは、IAEA査察官がロシアが原子力発電所に地雷を設置した証拠は見当たらないと述べているにもかかわらず、欧米マスコミがこれら主張を増幅していることだ。

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナでの戦争損失と民間軍のボス、エフゲニー・プリゴジンによる反乱の阻止により、ロシア国内の異議申し立ての「危険な瞬間」に直面していると今週のブリティッシュ・タイムズ紙は主張した。タイムズは「プーチンは擦り切れた権威を強化するためZNPPを爆破するかもしれない」という考えをまき散らしている。

 その場合、タイムズは、NATOはウクライナの地上の軍隊に直接介入すべきだと促します。「それが残酷な戦争を終わらせ、プーチンの腐敗した政権を無力化する最も簡単な方法だ」と偽善的推論で新聞にイントネーションした。

 欧米マスコミ・プロパガンダ機関は再び現実をひっくり返している。6月24日のプリゴジン反乱は、ロシア軍とロシア国民がプーチン大統領の指導力に忠実であり続け、中途半端な陰謀を断固として拍車をかけたため悲惨な失敗だった。スコット・リッターが包括的に分析したように、陰謀は英国のMI6に組織された欧米の諜報機関が支援するクーデターの試みであったという強力な証拠がある。

 ロシアを不安定化し、プーチン政権を打倒することに失敗したので、CIAとイギリスMI6は信頼できる欧米メディアを通じて、プーチンの権威が今や「危険な瞬間」に直面しているという慰めの物語に頼っている。ZNPPを爆破する前置きをでっち上げているのだ。

 しかしロシア軍が駐留している原子力発電所を爆撃することはない。6月<>日のカホフカダム破壊行為の場合のようにNATO弾薬とアメリカとイギリスの標的情報を使用するキーウ政権になります。

 キーウ政権は、ZNPP付近の地域からの民間人避難を命じているが、諜報機関と軍指導者はロシア攻撃とされるものによる放射性降下物への対処方法について「緊急時対応計画」を概説している。これは全て少し演劇的すぎて、画策を示している。

 キーウ政権のZNPPに対する常習的空爆について欧米マスコミは過去一年隠蔽し続けるか報道しない。代わりにメディアはロシアを巻き込むため大胆に物語をねじ曲げた。現在欧米メディアは、ロシアはウクライナでの戦争で負けており、プーチンが普通のロシア人の間で権威を失っていると国民を説得することで、来たるべき偽旗を準備している。

 「報道」ではなく、国民をあらゆる嫌がらせや意図的誤情報を示して、認識や正気を疑うよう仕向け心理虐待するのは欧米マスコミが最も得意とすることだ。何十年もそうだったが、アメリカ率いるウクライナでの対ロシア代理戦争の時ほど、このメディア機能が露骨だったことはない。

 欧米兵器産業や買収された政治家同様、驚くほど腐敗したネオナチ・キーウ政権はどんな犠牲を払っても戦争詐欺を続けようと必死だ。(民主党員であろうと共和党員であろうとリベラルであろうと保守派であろうと彼ら全員戦争党だ。

 欧米国民を貧しくすることで事実上資金供給されている連中の大失敗を隠そうとNATOイデオローグは必死だ。プーチンは必死ではない。窮鼠状態になっているのはアメリカとそのヨーロッパ総督連中だ。

 もしこれら絶望的連中がザポリージャ原子力発電所を爆破すれば、NATOがロシアに汚い爆弾を投下するのに等しい。

 そして欧米メディアは、あらゆる嫌がらせや意図的誤情報を示して被害者の認識や正気を疑うよう仕向ける心理的虐待で、熱核大惨事を解き放つ。

 様々な可能性の一つに過ぎないが提案がある。反戦キャンペーンで欧米大衆がテレビや有毒なメディア・チャンネルを公然と一斉に切るのを検討するのだ。荒れ狂う日々には、CNNやフォックス、BBC、ニューヨークタイムズ、ガーディアン、タイムズなどを切るだけだ。協調した同期抗議で。消すのだ!これら狂気が惑星全体を消す前に。

記事原文のurl:https://strategic-culture.org/news/2023/07/05/western-media-prepping-nuclear-false-flag-and-thermonuclear-war/

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 Alex Christoforou

Erdogan backstabs Putin. Azovstal release, PR win Elensky. Odessa chess move? Yellen bows. 31:29

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ワーグナーの反乱:露(RT)の説明:戦闘員数は約2万5000人、独自のインフラ、指揮、戦術的方向性を備えたかなり自律的な部隊となった。新兵獲得競争で国防省と対立し国防省批判のPR, PM最高幹部と露軍参謀の間で長い対立が続く、国防省民間軍事会社の抑制を開始。

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