« トルコ大統領選挙結果でロシアは何を期待できるのか? | トップページ | 2023年選挙におけるエルドアン成功の秘訣 »

2023年6月 2日 (金)

モスクワでのドローン攻撃-ウクライナでのミサイル攻撃

2023年5月30日
Moon of Alabama

 今日ロシア政府は「特別軍事作戦」に関するいくつかの数字と情報を明らかにした。

 国防省による今日の「打撃報告書」は、こう始まっている(機械翻訳)。

 日中ロシア連邦軍は欧米諜報機関専門家の指導下でロシア領でのテロ行為が計画された中央意思決定ポイントに長距離高精度空中発射兵器を使用した集中攻撃を実施した。

選定された全ての標的に命中した。

「中央意思決定ポイント」は省庁と本部だ。これらはこれまで標的ではなかった。それについて以下で詳しく説明する。

 ショイグ国防相は軍司令部と電話会議を行い、次のように述べた

 「ロシア軍は効果的攻撃で敵に影響を与え続けている。今月だけでも兵士16,000人以上、航空機 16機、ヘリコプター 5機、ドローン 466機、戦車やその他の装甲戦闘車両 400 輌以上、野戦砲と迫撃砲 238台を破壊した」とショイグは電話会議で述べた。

 HIMARSロケット 196発、HARMロケット 16発、ストームシャドウ長距離巡航ミサイル 29発を、レビュー期間中に迎撃し破壊したと彼は付け加えた。

 撃墜したストーム・シャドウを除いて数字は私のスプレッドシートの毎日の「打撃報告書」の数字とほぼ一致している。しかし先月報告されたストーム・シャドウ破壊は17機しか私は数えていない。ショイグの29機がどこから来ているのかわからない。

 ショイグはまたウクライナでの最近のドローン攻撃の標的について語った(機械翻訳)。

 「ウクライナへの装備や兵器の送付は増加している。我々は供給量と経路を監視し、特定された場合は攻撃する。

 最近フメリニツキー、テルノーピリ、ニコラエフの欧米兵器の大規模倉庫が破壊され、キーウのアメリカ・パトリオット対空ミサイル・システムを攻撃した」と国防相は述べた。

「ウクライナへの軍事支援は紛争を引き延ばすだけで特別軍事作戦の結果に影響を与えることはできない」と国防相は確信している。

 今日のモスクワでのドローン攻撃について、彼はこう述べた(機械翻訳)。

 「今朝キエフ政権はモスクワ地域でテロ行為を実行した。民間標的について述べる。

 それは8機の航空機型の無人航空機だった。

 彼らは皆驚いている。

 モスクワでは3機のドローンが電子戦により阻止され、制御を失い、意図した目標から逸れた。

 モスクワ地域で更に5機がパンツィリ対空ミサイルと砲撃で撃墜されたと国防相は述べた。

 他の人々は最大20機のドローンを主張していた。しかし被害はほとんどなく死傷者の報告はなかった。

 今日は24時間以内にキエフに対し三回の大規模ドローン・ミサイル攻撃があった。2023年5月にはキエフに対し合計17回の攻撃があった。全てのミサイルとドローンを撃墜したというウクライナの主張は決して合理的とは思えない。キエフが話したくない場所で多くの被害がある。キエフや他の場所で防空システムは消耗しており、間もなくミサイルが枯渇する可能性が高い。それは確実にロシア攻撃の有効性を高めるだろう。

 今日の「中央意思決定ポイント」への攻撃はキエフの軍事諜報本部攻撃だとプーチン大統領は確認した。

 マーク・スレボダ @MarkSleboda1 - 2023年5月30日 13:28 UTC

 最近のいくつかの暗殺とロシア民間人へのテロ爆撃の功績を主張したブダノフ下でキエフ政権の軍事諜報機関に対する最近のロシアのミサイル攻撃をプーチンは確認した。

 ブダノフはかなり厄介な人物だ。Yahooの最近のインタビューの彼の恫喝は確実にいかなる法律の枠内にもなかった

 それが意味するところはブダノフの国防省情報総局(一般的にウクライナ語(Holovne upravlinnia rozvidky Ministerstva oborony Ukrainy)の頭字語HURで知られている)がロシア領内、あるいはロシアが領土と見なす場所での一連の大胆で致命的攻撃の背後にいたということだ。これには8月モスクワ中心部でのロシアの著名極右理論家アレクサンドル・ドゥギンの娘ダリア・ドゥギナの自動車爆弾暗殺や、黒海から占領下クリミアへのロシアの唯一の直接接続路ケルチ橋を部分的に破壊した10月のトラック爆破の疑いが含まれる。

 アメリカ諜報機関はドゥギナ殺害は特にHURによるものではないが、ウクライナ政府によるものとしている。この疑惑について尋ねられたブダノフは「その話題を続けないでくれ。私が言えるのは、我々はロシア人を殺しており、ウクライナが完全に勝利するまで世界のどこでもロシア人を殺し続けるということだ

 古い戦士の物語が「剣で生きダガー(短剣)ミサイルで死ぬ」に更新されたことにブダノフは注意する必要がある。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/05/drones-strikes-in-moscow-missile-strikes-in-ukraine-.html#more

----------

 ロシアから帰国したリッター氏、MOATS、REUCTEDに出演。ロシアの現状を語る。ニューヨークとロシアのシェレメチェボ空港の差。両国のインフラ建設の差を実感したと。

INTERVIEW: Bringing the war back home 19:02

Scott Ritter - The War has Made RUSSIA STRONGER. 26:27

 耕助のブログ ジェフリー・サックス記事翻訳

No. 1814 アメリカの戦争と債務危機

債務危機を克服するために、アメリカはワシントンで最も強力なロビーである軍産複合体への供給を止める必要がある。

 日刊IWJガイド

「米連邦議会下院が債務上限引き上げで合意! しかし、根本的に収支を改善しようとする多数派は(米国議会に)存在しない!?

【IWJ号外】を出しました! ロバート・ケネディ・ジュニア氏が大統領予備選立候補発表後に行った、歴史的なボストン・スピーチをIWJが全文仮訳! (第2回)企業権力と国家権力の癒着が分断を生む!

« トルコ大統領選挙結果でロシアは何を期待できるのか? | トップページ | 2023年選挙におけるエルドアン成功の秘訣 »

アメリカ」カテゴリの記事

アメリカ軍・軍事産業」カテゴリの記事

NATO」カテゴリの記事

ロシア」カテゴリの記事

Moon of Alabama」カテゴリの記事

ウクライナ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« トルコ大統領選挙結果でロシアは何を期待できるのか? | トップページ | 2023年選挙におけるエルドアン成功の秘訣 »

お勧め

  • IWJ
    岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal

カテゴリー

ブックマーク

最近のトラックバック

無料ブログはココログ