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2023年6月30日 (金)

ウクライナ状況報告:プリゴジン事件-クラマトルスク・ミサイル攻撃

2023年6月28日
Moon of Alabama

 プリゴジン事件の副次的影響は依然いくつかある。

 ワグネルの武装反乱によりロシアが弱体化した偽って主張するアメリカの宣伝攻勢が続いている。ワシントン・ポストは「欧米」諜報機関関連情報源のみを引用し、プーチンの立場が反乱後、危機に瀕している世界的権力者と見出しにしている。その証拠はどこにあるのだろう?

 ニューヨークタイムズはロシアに恐怖と疑いを撒くため無益な試みを支援している

 この問題に関しアメリカ諜報機関の説明を受けた米国当局者によると、あるロシア上級将軍はロシア軍指導部に反抗するエフゲニー・プリゴジン計画を事前に知っていたというが、この傭兵指導者が軍幹部内で、どんな支持を得ていたかに関する疑問を引き起こした。

 先週末ウラジーミル・V・プーチン大統領に23年間の在位で最も劇的な脅威をもたらしたプリゴジンの行動計画をウクライナ戦争の元ロシア最高司令官セルゲイ・スロビキン将軍が支援したかどうかを調べようとしていると当局は述べた。

 もちろん、セルゲイ・スロビキン将軍はワグネルに何かが起きているのを知っていた。ロシア指導部全体がそれを知っていた。明らかに、全員が警備態勢を解き、プリゴジンに彼が計画したことをさせるよう命令が出されていた。

 国境警備隊、内部治安部隊ロスグアルディア、警察、ロシア軍による行動はなかった。それは、戦う代わりに後退しろという極めて上部からの命令がない限り説明できない。プーチン大統領の主目的は彼がほとんど成功している不要な死傷者を避けることだった。

 一つ誤算が起きた。ワグネルはモスクワへの進撃時に車列を防衛する移動式パンツィル1防空システムを持っていたのだ。何機かのロシアのヘリコプターと飛行機が近づきすぎた際に撃墜された。パンツィリは驚きだったようだ。

 ワグネルはそれらを持っていないはずだった。

🌻 Fertilizer Finder 🌻 - @ManiacMagic1 - ·2023年6月27日 19:38 UTC

ロシア国防省情報筋は、国防省もトゥーラの機械製造工場「シェグロフスキー・ヴァル」も、エフゲニー・プリゴジンと彼の会社に1,14,000ドル以上の価値のパンツィリS-1対空ミサイルシステムを販売していなかったと報告している。「パンツィリ」がテロ組織「PMCワグネル」の所有になった経緯と、トゥーラ地域知事アレクセイ・デュミンがこれに関与しているかどうか、現在、ICRのGVSUとFSBのSUの捜査員が捜査している。
埋め込みビデオ

 上記情報源は親ウクライナなので、これは別のエセ主張の諜報工作かもしれないが、いくつか真実もあると思われる。ウクライナにおけるロシア防空は、広域監視と長距離防衛から短距離パンツィリまで全システムが統合された統合環境で機能する。そのようなシステム下では、ワグネルに彼ら自身の独立した防空システムを与えるのは決して意味がなかった。代わりに、ロシア軍による上空援護が提供される。

 ワグネルの車列内でパンツィリが観測されたら即座にロシア軍はワグネルの経路近くの空域を閉鎖すべきだった。即座にそうしなかったことは数人の有能なパイロットを犠牲にした失敗だった。

 何人のワグネル戦闘員が実際事件に関与したのかという未解決問題が依然ある。History Legendは、様々な車列の輸送機器を数えて、1,500人から2,000人と推定している。その数は妥当なようだ。これは現在20,000人のワグネル戦闘員の大多数が事件に参加しなかったことを意味する。

 最新演説でプーチン大統領は、今やプリゴジンの軍隊への仕出し事業や他の事業を精査すると述べた。いくつかの過剰請求や詐欺があったのは確実だ。プーチン政権下ではオリガルヒの政治介入は許されないことをプリゴジンは知っているべきだった。プーチン大統領は権力を掌握してすぐに、介入を試みるそれらオリガルヒと首尾よく戦った。ショイグ国防相とゲラシモフ将軍を解雇させようとするプリゴジンの試みはそのような介入だった。彼の事業が犠牲になる可能性が高い。

 昨日、クラマトルスクのホテル複合施設で出所不明のミサイル攻撃があった。

 ミサイルは火曜日の夕食時に混雑したリア・ラウンジレストランに命中し、10時間以上燃える大火事を引き起こした。水曜午後までに、14歳の双子の姉妹を含む10人の死亡が確認され、61人が負傷したとウクライナ当局が述べた。

 事件直後に撮影された現場の映像には右腕に数字の3が書かれた四角形の入れ墨がある英語を話す男性が負傷者を助ける様子が映されている(7秒で参照)。


拡大する

 これは米特殊作戦部隊の一部である米陸軍第3レンジャー大隊だと言われている。

 夜瓦礫片付け中に撮影された別の映像には(イギリス人?英語話者が「これらのろくでなしがこの国に何をしているか見てくれ。瓦礫の下には兵士がいたるところにいる。」

 これは、このホテル複合施設とレストランが民間目的だけに使用されているのではなく、外国人兵士を宿泊させ食事を提供していることを裏付けているようだ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/06/ukraine-sitrep-prigozhin-affair-kramatorsk-missile-attack.html#more

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 Alex Christoforou「プーチンはイラクで負けている。世界ののけもの」とバイデン。問わず語り。

BREAKING: Putin clearly losing war in Iraq. Biden and Romania. Meloni, EU must ditch China. 23:49

 宗主国大本営翻訳属国メディアと違い、マグレガー氏youtubeは貴重。

Col. Douglas Macgregor | PBD Podcast | Ep. 283 2:13:19

 デモクラシータイムス

世界で米軍と自衛隊しか使わないオスプレイ 佐世保にやってくる【半田滋の眼 NO.81】20230622 30:43

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拉致解決へ「トップ関係構築を」 松野氏、日朝会談目指す。岸田首相が北朝鮮訪問を実施したい意欲は事実のようだ。北朝鮮の反応も悪くない。問題は米国の対応だ。米国は、日米韓の反中同盟作る意図。「北朝鮮の脅威」が不可欠。この中、日朝和解の動きを容認するか。

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