ウクライナ状況報告:バフムート・プリゴジン・反攻
2023年5月6日
Moon of Alabama
二地域があるバフムート/アリョモフスクの約10%は依然ウクライナの手中にある。
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北部地域は庭園と木々に囲まれた一戸建て住居で構成されている。南部地域は高層ビルだらけで、その間に緑はほとんどない。
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昨日ワグナー傭兵企業社長エフゲニー・プリゴジンがビデオを公開した。多くの死体の前に立ち、弾薬不足のかどでロシア国防大臣を彼は公に攻撃した。彼は不足が死傷者をもたらしたと主張した。前日その軍隊が上部地域にさらに侵入しようとし、待ち伏せに巻き込まれたのだ。彼らにとっては悪いことだが深刻な懸念の原因ではない。
「欧米」マスコミはプリゴジン騒動をロシア軍事機構内紛の兆候と見たがっている。私はしばらく前からプリゴジンを聞くのをやめている。軍事的にワグナー軍はロシア軍の一部で、その指揮下にある。プリゴジンの懸念は、彼のワグナー企業のマーケティングと、彼の会社がロシア国防省に送る毎月の請求書で受け取る拡大する売り上げだ。政治的には彼に役割はない。
弾薬が不足しているという彼の主張がただの見せかけだったことは彼がビデオを公開してから約12時間後に証明された。
これは依然ウクライナの手中にあるバフムート高層ビルが焼夷弾ミサイル攻撃を受けた後のドローン映像だ。
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同じ場所の赤外線画。白い点は熱く燃えている。
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攻撃のビデオはこことここで見られる。
だから弾薬不足があるのだ。トラック、兵士、供給された物資など高層ビルの外にあったものは全て破壊された可能性がある。
プリゴジン部隊はかなり長期間戦ってきた。彼らは少々休息が必要で、間もなく撤退する。チェチェン人指導者ラムザン・カディロフはプリゴジンの売名行為を戒めた。必要に応じて彼の部隊がワグナーに取って代わり、バフムートの戦いを終わらせる。その間、注目は別の前線に移る。
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長い間喧伝されているウクライナ反攻は、おそらく戦勝記念日の5月9日に始まる。攻撃の軸の一つは、海への到達を目指して南に向かうザポリージャ地域だ。しかし最初の重要な目標は、ドニエプル川流域の南にあるエネホダル市近くのザポリージャ原子力発電所奪還の可能性がある。六基の原子炉が発電した電力をヨーロッパに容易に販売できるため、ウクライナにとっての経済的重要性は計り知れない。依然ウクライナに他の収入はほとんどない。
ロシア軍は今の最前線から17キロ(50マイル)以内の30の町の民間人に地域からの避難を求めた。ロシア軍は防衛線も準備し保護区をこの地域の南に移動した。
ウクライナの成功は「欧米」支持者がウクライナに供給した機器にかかっている。戦場で予期しない武器や長距離ミサイルが見られる可能性がある。第二軸としてヘルソン地域のドニエプル川渡河に役立ついくつかの新たな架橋装置もある可能性がある。北東のソレダールに向かう第三軸、または迂回もあり得る。
新たな戦いの初期は双方による多くの偽主張とプロパガンダで混乱するだろう。我々全員座って新たな状況の絵を描くのに十分なだけ戦争の霧が晴れるまで待たねばならない。
記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2023/05/ukraine-sitrep-bakhmut-counteroffensive.html#more
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