ウクライナ和平を欧米が破壊した更なる証拠
2023年2月6日
ケイトリン・ジョンストン
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ウクライナでの戦争が始まった数日後「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がナフタリ・ベネット首相にイスラエルでのウクライナ・ロシア間交渉をエルサレムが調停するよう頼んだ」とニューヨーク・タイムズが報じた。最近のインタビューでベネットは戦争初期それら交渉中に何が起きたかに関しいくつか非常に興味深い発言をした。
「ロシア・ウクライナ和平協定の試みをアメリカが「阻止した」とイスラエル前首相ベネットが発言」という題の新記事でAntiwarのデイブ・デキャンプは下記のように書いている。
土曜日、彼のYouTubeに投稿したインタビューでイスラエルのナフタリ・ベネット前首相は戦争初期に終わらせるためロシア・ウクライナ間を調停する彼の取り組みをアメリカと西欧同盟諸国が「阻止した」と述べた。
2022年3月4日ベネットはウラジーミル・プーチン大統領と会うためロシアを訪問した。プーチンとウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領間の彼がアメリカ、フランス、ドイツとイギリスと調整していた彼の調停をインタビューで詳しく述べた。
彼の調停努力の際、双方が主要な譲歩に同意したとベネットは述べた。
…
だが最終的に欧米の指導者たちはベネットの取り組みに反対した。「私は広い意味でこれを言っている。欧米は[交渉]ではなく、プーチンを攻撃し続ける決定で合意していたと私は思う」とベネットは述べた。
欧米列強が調停努力を「阻止した」かどうか尋ねられてベネットは言った「基本的に、そうだ。彼らはそれを阻止した、彼らは間違っていると私は思った。」
Former Israeli PM Bennett Says US ‘Blocked’ His Attempts at a Russia-Ukraine Peace Deal
— Antiwar.com (@Antiwarcom) February 5, 2023
Bennett says the US and its Western allies decided to 'keep striking Putin' and not negotiate
by Dave DeCamp@DecampDave #Russia #Ukraine #diplomacy #Israel #Bennett https://t.co/GBBkzbvwxG pic.twitter.com/CQK0BYGxcj
双方がする用意をしていた譲歩には、ウクライナの将来のNATO加盟断念、ウクライナの「非ナチ化」と武装解除の狙いをロシアがやめることが含まれていたとベネットは言う。デキャンプが書いている通り「イスラエル当局者によれば、プーチン提案はゼレンスキーが受け入れるのは困難だが、彼らが予想したほど極度ではないという3月初旬のAxios報告と一致する。この提案はキーウの政権交代を含まず、ウクライナが主権を維持するのを認めると彼らは言った。」
現在世界に存在する人間の中でもベネットは実に不快な人物だが、この戦争とイスラエルの複雑な関係は公式帝国路線と完全には一致しない情報を時折発表するのには役立つ。ここでの彼の発言は、3月だけでなく4月の和平交渉の妨害行為に関し、何ヶ月も同じことを言っている情報の山への追加だ。
昨年5月当時のイギリス首相ボリス・ジョンソンが四月にキーウに飛び「プーチンは戦争犯罪人だ。彼が圧力をかけるべきで、交渉すべきではない」「たとえウクライナがプーチンの保証で何らかの協定に署名する準備ができているとしても、我々はそうではない」という欧米帝国のメッセージを伝えたとウクライナ・メディアが報じた。
昨年4月トルコのメヴリュット・チャヴシュオール外務大臣は「NATO加盟諸国内には戦争の継続を望み、戦争を継続して、ロシアを弱体化する」と述べた。その後間もなくアメリカのロイド・オースティン国防長官がウクライナ紛争の狙いは「ロシアが弱体化するのを見る」ことだと述べた。
מאז שסיימתי את תפקידי כראש ממשלה לא התראיינתי.
— Naftali Bennett בנט (@naftalibennett) February 4, 2023
עכשיו זה קורה.
אבל בתקופה סוערת ובעידן של סרטונים קצרצרים ופאנלים צעקניים, נעניתי לבקשה של חנוך דאום לקיים שיחה קצת אחרת.
שיחה מקיפה וכנה של כמעט חמש שעות, על הכל.
מוזמנים לצפות >> https://t.co/JTkpi3EBjh
フィオナ・ヒルの9月のForeign Affair記事は昨年4月モスクワとキーウ間で和平協定が進行中で、それがジョンソンその他が破壊した協定だったと断言している。
我々が話した複数の元アメリカ幹部当局者によれば、2022年4月、ロシアとウクライナの交渉者が交渉中の暫定和解の概要に合意したように思われた。ロシアは2月23日の位置まで撤退するがドンバス地域とクリミア半島の全てを支配し、引き換えにウクライナはNATO加盟を求めないと約束し、代わりに多数の国から安全保障を受けるというものだ。
去年3月アメリカとイギリス政府の情報提供者がこの紛争での欧米列強の本当の狙いは和平交渉や戦争を速く終わらせることではなく、戦争を引き延ばし「プーチンに血を流させ」モスクワで政権交代を実現することだと言ったとブルームバーグのニーアル・ファーガソンが報じた。ファーガソンは「アメリカはこの戦争を続けるつもりだ」という結論に達し、これを裏付ける他の情報を持っていると書いた。
今月早々政府高官が私的催しで、こう発言した。「現在唯一の終局」は「プーチン政権の終焉だ。その時までプーチンが在任する限り[ロシア]は決して国際社会に戻るのを歓迎されないのけもの国家だ。プーチンが罰せられずにやり通せると思った中国は壮大な間違いをした。ロシアが遮断されるのを見るのは良いことには見えず、彼らは中国-ロシア枢軸を再評価しなければなるまい。民主主義諸国と欧米は、これを非常に重要な強化の瞬間だと振り返ることになるだろう。」
イギリス幹部連中が似たようなことを話しているのを私は集めている。「イギリスの第一選択肢は、紛争を引き延ばし、プーチンに血を流させることだ」という信念がある。繰り返しこのような言語を私は聞いている。それは停戦を確保するためのアメリカによる、とりわけ外交努力の欠如を説明する。それはジョー・バイデン大統領が平然とプーチンを戦争犯罪人と呼んでいる理由の説明になる。
この全てをまとめると、戦争開始直後、ロシアとウクライナは和平間近だったが、欧米列強がキーウに交渉を「破壊する」よう命じたという昨年9月のウラジーミル・プーチンの主張を裏付ける。
「特別軍事作戦開始後、特にイスタンブール協議後、キーウ代表は我々の提案に対し、かなり肯定的な対応を発言した」とプーチンが述べた。「これら提案はとりわけロシアの安全保障と権益の保障に関係していた。だが平和的解決は明らかに欧米に気に食わず、それが一定の妥協が調整された後、キーウが実際これら全ての協定を破壊するよう命じられた理由だ。」
In his Sept. 21 speech, Putin said that Ukraine and Russia were close to a “peace settlement,” but that Kiev’s NATO backers intervened to “undermine” it.
— Aaron Maté (@aaronjmate) September 25, 2022
Amid bellicose nuclear threats, this widely overlooked claim could offer a new off-ramp to peace. https://t.co/kEjUX6Ihh4 pic.twitter.com/qEttgevUk1
アメリカ外交官連中がこの戦争に終止符を打つのに役立つロシアとの外交を許し難いことに断固拒否していると月、月報じられるが、これはアメリカがこの戦争を継続したいと望んでいる場合にのみ意味をなす。そしてアメリカ当局者の発言はこれが事実であることを絶えず明確にしている。
昨年3月バイデン大統領自身プーチンについて「この男は決して政権に留まることはできない。」と言い露骨な政権交代を要求し本当の狙いが何か認めた。実際、バイデン政権の様々な声明は、この戦争が長引くのを期待していることを示しており、死と破壊を最小限に抑えるための迅速な終結は、アメリカ帝国にとって興味がないだけでなく、望ましくないことを十分に明らかにしている。
この戦争を彼らの戦略的目的に役立つものと見なしている事実についてアメリカ当局者は益々隠し立てしなくなっており、これは、もちろん欧米帝国がこの戦争を望んでいなかったという公式言説やロシアの侵略が「いわれのないものだ」という子どもじみた作り話と矛盾する。この最近の例として12月ゼレンスキーのワシントン訪問に先行した上院多数党院内総務ミッチ・マコーネル演説がある。
ウクライナ大統領のワシントン訪問に先行する演説で「ゼレンスキー大統領は人を奮い立たせる指導者だ」とマコーネルは言った。「だがウクライナがロシア侵略者を衰退させ打倒するのを助け続ける最も基本的な理由は冷徹で厳しく実際的なアメリカ権益だ。東ヨーロッパの我々の友人たちがこの戦争に勝てるよう支援するのは、アメリカを威嚇し、我々の同盟諸国を脅迫し、我々の中核的権益を争うウラジーミル・プーチンの将来能力を減少させる直接投資だ。」
昨年5月ダン・クレンショウ下院議員は「我々の敵軍破壊に投資するのは、一人のアメリカ兵も失わず、良い考えだと私には思える」とTwitterで言った。
実際「アメリカがロシアを打倒するにはべらぼうに安価だ」という題名の帝国が資金供給している欧州政策分析センター報告書分析は「ロシアの通常軍事力の半分近くを破壊する防衛予算の5.6%というアメリカ支出は全く信じ難い投資に思える」と断言している。
Continuing our support for Ukraine is morally right, but it is not only that. It is also a direct investment in cold, hard, American interests. pic.twitter.com/zlWoAVz3Kk
— Leader McConnell (@LeaderMcConnell) December 24, 2022
昨年5月アメリカ上院議員ジョー・マンチンは、ウクライナとロシア間のどんな和平協定にも反対で、その代わり、この紛争をロシア権益に打撃を与えるために使い、願わくばプーチンを排除したいと世界経済フォーラムで述べた。
「私は一人の人間として基本的に何らかの合意ではなく徹底的勝利で終わるウクライナを見るよう徹底的に取り組んでいる。私は合意は我々するべきものと思わない」とマンチンは述べた。
「基本的にプーチンをロシアに戻し、願わくはプーチンを追い出したいと思う」とウクライナの勝利で彼が何を意味するか尋ねられてマンチンは補足した。
「これまで見たことがないと私は強く信じており、私が戦略的に話している人々も、これ以上の機会は見たことがない」とマンチンが後に補足した。
ニューヨーク・タイムズによれば、この戦争を利用して「世界のエネルギー経済におけるロシアの中心的役割を破壊する長期的目標で」ロシアの化石燃料権益を損なう計画をしているとアメリカ当局者はマスコミに語っている。
またアメリカ国務省は、昨年9月ロシアのノルドストリーム・パイプライン破壊がどれほど素晴らしいことか話すのを止められず、アントニー ブリンケン国務長官は、ノルドストリーム爆破は「ものすごい戦略上の機会を提供する」と述べ、国務次官補(ヨーロッパ・ユーラシア担当)ビクトリア・ヌーランドは、バイデン政権は「ノルドストリーム2が言わば海底の大きな金属塊になったと知って非常にうれしく思う」と述べている。
アメリカ帝国はこの代理戦争から得たいと思ってい全てを手に入れている。それがアメリカが承知の上でこの戦争を引き起こした理由だ、それが戦争が起きた後、アメリカが和平実現を繰り返し破壊した理由で、この代理戦争に出口戦略がない理由だ。帝国はこの戦争から欲する全てを手に入れている、だからアメリカは和平を阻止するためできる限りのことをしているのだ。
もちろん全ての明らかな許しがたい堕落に加えて。帝国は帝国のオムレツを料理するため数十万人の人間卵を割るのに何の問題もないのだ。しかし、それは計り知れない許しがたい悪で、全ての人々を怒らせるはずだ。
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《櫻井ジャーナル》にも同じ話題の記事がある。
耕助のブログ 当方翻訳中の記事を既に掲載。
マスク、ウクライナがスターリンクをドローン攻撃に利用するのを制限。どういう風の吹き回しだろう。
SpaceX curbed Ukraine's use of Starlink internet for drones -company president
Redacted
Elon Musk just shutdown Ukraine's military with this one move | Redacted with Clayton Morris 11:04
大本営広報部、宗主国によるノルドストリーム爆破犯罪、戦争行為は報じない。呆導バラエティーもニュースなるものも天気予報以外見ないので100%の確信はないが。
シーモア・ハーシュの画期的報道、大政翼賛会連中は扱わない。ネット検索しても下記以外あまりない不思議。
ロシア、ノルドストリーム爆破の真相解明要求
日刊IWJガイド 同じ話題!
「ナフタリ・ベネット元イスラエル首相が爆弾発言!(その2)『プーチンは「ゼレンスキーを殺すつもりはない」と言いました』
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