ハーシュの拙いところ
マイク・ホィットニー
2023年2月11日
Unz Review
ノルドストリーム2破壊に関するシーモア・ハーシュ報告には、いささかおかしな部分がある。この記事は出来事の「ありのままの真実」を提示することにさほど興味はなく、それよりハーシュは特定の思惑を推進したかったのだと私に思わせる多くの矛盾がある。だからと言ってこの著者の仕事を私が評価しないわけではない。私は評価している。実際史上最大の産業テロ行為と思われるものの加害者を明確に特定する報告の重要性はいくら言っても言い過ぎないと私は思う。ハーシュ記事は権力者の信頼性を大いに傷つけ、そうすることで戦争を速やかに終わらせる可能性がある。我々全員拍手喝采すべき信じ難い偉業だ。政治評論家アンドレ・デイモンによる要約はこうだ。
水曜日、ジャーナリストのシーモア・ハーシュは2022年9月26日、ロシア・ドイツ間の天然ガスを送るノルド・ストリーム・パイプライン攻撃はジョー・バイデン大統領の指示でのアメリカ海軍によるものだったことを明らかにした。
主要なアメリカ出版物が完全に無視しているこの記事は「いわれのないロシア侵略」への対応としてアメリカが戦争に関与したという物語を完全に吹き飛ばした。この記事はロシアとのエスカレートする紛争をヨーロッパに対する経済的、軍事的支配を強化するためにアメリカが使う広範囲な計画を暴露している。
ハーシュはそれを明らかにした。この作戦はアメリカのジョー・バイデン大統領が命令し、国務長官アントニー・ブリンケン、政務担当国務次官ビクトリア・ヌーランドとジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官が計画した。」(「シーモア・ハーシュによるノルド・ストリーム爆破の暴露:教訓と警告」アンドレ・デイモン、World Socialist Web Site世界社会主義者ウェブサイト)
この短い抜粋は記事全体の焦点の主要な主張を要約しており、私の意見では、この主張は良く調査し、公平に提示し、極めて説得力がある。だがこの記事には同じぐらい説得力がなく、かなり熟知している読者の多くに困惑させる部分がある。例えばハーシュはノルド・ストリーム作戦の線表を論じている。
「どのようにその目標を実現するのが最良かに関するワシントンの国家安全保障共同体内で9カ月以上の大いに秘密の様々な討論後、パイプラインを破壊するバイデン決定がなされた。その間多くの時間が、この任務を実行すべきかどうかではなく、責任がある人物について公然の痕跡をいかに残さず実行すべきかに費やされた。」(「アメリカはいかにしてノルド・ストリームパイプラインを破壊したか」シーモア・ハーシュ、Substack)
「9カ月」?
戦争は2月24日に始まった。パイプラインは9月26日に爆破された。その間は7カ月だ。だから「方法に関するワシントンの国家安全保障共同体内での9カ月以上の大いに秘密のあちこちでの討論があったとすれば「パイプライン破壊」の企みは戦争に先行していたと想定しなければならない。これは極めて重要な点だが、それが「重要な事柄」でないかのようにハーシュは軽く扱っている。だがアンドレ・デイモンが指摘している通り、それは「「いわれのないロシア侵略に対する対応としてのアメリカによる戦争への関与という物語をすっかり吹き飛ばす」から重要な事実だ。換言すれば、ウクライナにおける進展にかかわらず、アメリカが対ロシア戦争を計画していた証拠だ。それはロシアによる侵略が、ワシントンが何年も前に綿密に企んでいた計画を実行するための隠れ蓑に過ぎなかったことを示唆している。
記事の後の方でハーシュは基本的重要性を強調せずに再び同じ主張をしている。彼は言う。「計画が2021年末、2022年初頭の月に行われたのでから、バイデン政権は漏えいを避けるためにできる限りのことをしていた。」
ジャーナリストのジョン・ヘルマが最近の記事の中で述べている真実はハーシュの記述とは全く違っている。ヘルマーはこう説明している。
ハーシュ報告全文から、情報源もハーシュのいずれも一年以上前に公開されたパイプラインを妨害し破壊するアメリカが率いる作戦の歴史の「直接の知識」を持っていないように思われる。彼らはポーランド政府とデンマーク政府を直接巻き込んだ。実際、間違いか省略により、ハーシュと彼の情報源はそれら作戦や、その歴史を知らない。」(「ノルド・ストリーム攻撃に関するハーシュ報告が間違っている点」ジョン・ヘルマー、熊とダンスする)
ノルド・ストリームに対するアメリカの反対は最近の進展ではない。それはまさにプロジェクトの初め2011年に溯る長い歴史がある。その当時さえ「このプロジェクトはヨーロッパのエネルギー供給の長期的安全を保証することを目指しているが、それは論争の的のままだ」と主張する記事がドイツ雑誌シュピーゲルに現れた
論争の的?
ノルド・ストリームはなぜ論争の的と思われたのか? 独立国が工場に燃料を供給し、家を暖めるのに十分な安いエネルギーを得ることを保証するため他の国々との経済的な結びつきを強くすることの何が論争の的だろう?
これはまさに問題の核心に切り込むものなのに、ハーシュは完全にそれを避けている。なぜだろう? ここに更にハーシュの記事がある。
バイデン大統領と外交政策チーム、ジェイク・サリバン国家安全保障担当補佐官、トニー・ブリンケン国務長官とビクトリア・ヌーランド政策担当国務次官は二本のパイプラインに対する敵意のを発言することで一貫していた・・・その初期からノルド・ストリーム1はワシントンと反ロシアNATO同盟諸国により欧米支配に対する脅威と見なされていた。
アメリカの政治的不安は本物だった。プーチンは今大いに必要な追加の主要収入源を持つはずで、ドイツと西ヨーロッパの他の国々はアメリカへのヨーロッパの依存を減らしながらロシアに供給される低コスト天然ガス中毒になるはずだ」。(「アメリカはいかにしてノルド・ストリームパイプラインを破壊したか」シーモア・ハーシュ、Substack)
外国間の経済取引が何らかの形でアメリカに役立つか国家安全保障の脅威と見なされなければならないと、ハーシュはなぜ帝国の考え方を弁護するのだろう? つまり読者のための情報を集める公正なジャーナリストの役割ではなく? それは宣伝屋の役割だ。
そう、それは本当で、それが自由市場の機能の仕方だから、プーチンは「追加の大いに必要とされる主要収入源」を得るだろう。人は自分のガスを売り、それに対し支払われる。話はそれで終わりだ。これについて犯罪や邪悪なことは何もなく、それは確かにテロ行為の正当化にならない。
この衝撃的な発言の後、ハーシュは「ドイツと西ヨーロッパの他の国々はロシアに供給される低コスト天然ガス中毒になるはずだ」という彼の別の懸念を続ける。
ハーシュはなぜ主流メディアで政治活動家にいやになるほど繰り返されるこの退屈な「中毒」ミームに訴えるのだろう? そしてそれは実際何を意味するのだろう?
ドイツは競争力や収益性や好景気を強化するロシアの安いガスを得ていたのが単純な事実だ。どうしてそれが良くないことだろう? 安い燃料の入手がなぜ「中毒」と見なされるのだろう? もし皆様が1ガロン1ドルでガソリン・タンクを満タンにできるなら、自分が中毒になるかも知れないのを理由に拒否するだろうか?
もちろん、そうではない。皆様はそれを安く買えるのをありがたく思うだろう。するとハーシュはなぜこのたわごとを強調し、なぜその後更に強く主張するのだろう。
「NATOとワシントンの観点からはノルド・ストリーム1は十分危険だったが、ノルドストリーム2はドイツと西ヨーロッパが入手可能な安いガスの量を倍増する(はずだ)」。
恐怖! 自由市場が、それが機能するよう意図された通りに実際に機能するのを想像願いたい。人々を貧困から脱出させ、国境を越えて繁栄が広まるのを想像願いたい。これがどれほど狭量な帝国主義かおわかりだろうか?
ドイツはロシアの安いガスが必要だ。それはその産業にとって良く、労働者にとって良く、経済成長にも良い。そして、それはロシアにとっても良いのだ。それが良くない唯一のものは、その権力がドイツ・ロシア同盟によって傷つけられるアメリカだ。皆様それがおわかりだろうか?
そして、ちなみに、プーチンが恐喝、強要あるいはゆすりの目的でロシア・ガスやある石油を使った事件は一度もない。決してない。それはレンチをドイツ・ロシア関係を邪魔したいと望むワシントンスピン・ドクターがでっちあげた神話だ。だがそのいずれにも真実の言葉がない。ここにさらにハーシュの言葉がある。
2021年1月バイデン就任式前にノルドストリーム2に対する反対が広がり、当時上院共和党が国務長官としてのブリンケン任命公聴会の際繰り返し安いロシア天然ガスの政治的脅威を上げた。
バイデンはドイツに反対するだろうか? ブリンケンはイエスと言った。「私はノルド・ストリーム2は良くない考えだという彼の強い信念を知っていると言った。「私は彼は我々が持っている全ての説得力ある手段を、ドイツを含め我々の友人やパートナーにそれで前進するの説得するために使うのを知っている。」
数カ月後、2番目のパイプライン建設が完成に近付いた時、バイデンは無視した。5月、衝撃的転換で、政権は国務省当局者が制裁と外交を通してパイプラインを止めようとするのは「常にうまくいけば素晴らしいが成功可能性の低い試みである」と認め、ノルド・ストリームAGに対し制裁を停止した。報道によれば、現場の背後で、政府高官が当時ロシア侵略の脅威に直面していたウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に、この動きを非難しないよう奨励した。
即座に結果がでた。クルーズ率いる上院共和党はバイデンの外交政策被指名者全員の即刻の阻止を発表し、年度の防衛法案の議会通過を何カ月間も秋深くまで延期した。Politicoは後に2番目のロシア・パイプラインでのバイデンの方向転換を「バイデンの思惑を危険にさらした唯一の決定は、おそらくアフガニスタンからの混沌とした軍撤退以上のものだ」と描写した。(「アメリカはいかにしてノルド・ストリームパイプラインを破壊したか」シーモア・ハーシュ、Substack)
これは興味深い。我々はすでにバイデンと彼の部下がリスクにもかかわらずノルド・ストリームを破壊すると断固決心したのを知っている。すると彼のチームがパイプラインを爆破する計画に最後の仕上げをしていた時でさえバイデンはなぜ方向転換し、制裁を解除すると決めたのだろう?
なぜか?
ジョー・バイデンが突然変心し、それほど危険でなく重罪でない戦略を推進すると決めたと我々は信じるべきなのだろうか?
いや、ハーシュが指摘する通り、パイプラインを爆破する決断は既にされていて、政権が単に連中の軌跡を隠す方法を探していたことを意味する。換言すれば、彼らは既に制裁解除で強化された「一見もっともらしい否定論拠」による法的防衛に取り組んでいたのだ。それが本当の目的で、彼らと彼らが既に承認し開始しようとしているテロ行為との間にできるだけ多くの距離を作ることだった。ハーシュの詳細はこうだ。
当時ドイツのエネルギー規制当局は2番目のノルド・ストリーム・パイプライン認可を停止し、11月中旬の危機に関し猶予を得たにもかかわらず政権はもがいていた。ドイツとヨーロッパでは、パイプライン停止とロシア・ウクライナ間戦争の可能性の高まりで非常に望ましくない寒い冬につながる懸念が高まる中、天然ガス価格は数日で8%急上昇した。ドイツ新首相オーラフ・ショルツの立場がどうなのかワシントンにははっきりしなかった。それより何カ月も前、アフガニスタン崩壊後、ショルツはプラハでの演説で公式に一層自治権があるヨーロッパ外交政策に対するフランスのエマニュエル・マクロン大統領の要求を支持していた。明らかにワシントンへの依存減少と移り気な行動を示唆していた」。(「アメリカはいかにしてノルド・ストリームパイプラインを破壊したか」シーモア・ハーシュ、Substack)
これは純粋な小説だ。もちろんショルツは、より「自立したヨーロッパの外交政策にリップサービスした」。人は自国の聴衆に彼が何を言うと期待するのだろう? そしてショルツが最初からワシントンの言いなりになっていなかったとハーシュは本気で信じているのだろうか? 彼はショルツが彼の決定を、戦争が始まりさえする前にワシントンとしていた合意ではなく、プーチンの侵略に基づいていたと思うのだろうか?
ロシアとの戦争に準備する目的のためアメリカが8年間東部でウクライナ軍を武装し、訓練し、後方支援を提供していたことに留意願いたい。
それを否定する人がいるだろうか?
いや、誰もそれを否定しない。
ショルツはこれに気付いていたか?
もちろん彼は知っていた。ヨーロッパの全ての指導者が何が起きているか知っていた。アメリカが何を企んでいるか微細な詳細で説明する主流ニュース記事さえあった。それは秘密ではなかった。
そしてこれはたった一つの首尾一貫性の欠如に過ぎない、結局、ウクライナ軍が、もっと良くロシア侵略と戦う用意を調えるよう、もっと強くなれるよう時間をかせぐためミンスク条約下の義務をドイツは意図的に無視したと前首相アンゲラ・メルケルが公然と(ドイツ雑誌のインタビューで)認めたのではなかったか。
そう彼女はそうした! だからショルツが全体作戦が何か知っていたのは100%確実だ。計画はウクライナでの戦争にロシアを誘い込み「いわれのない侵略」と主張することだった。ショルツはそれを知っており、オランドはそれを知っており、ゼレンスキーはそれを知っており、ボリス・ジョンソンはそれを知っており、ペトロ・ポロシェンコはそれを知っており、バイデンもそれを知っていた。彼ら全員それを知っていたのだ。
たとえそうであれ、ショルツはこれらの入念で高価な計画について何も知らなかったが、進展がリアルタイムでおきたため、彼の決定をしただけだと我々が信じるようハーシュは望んでいる。それは本当ではない。それは起きたことではなく、ハーシュはそれが起きたことではないと知っていると私は主張したい。
だがハーシュ記事の最大の欠点はこのテロ行為が行われた地政学的文脈の完全な省略だ。アメリカは世界中で無益に重要なエネルギー・インフラを爆破しているわけではない。違う。ワシントンがこの危険な冒険に着手した理由は、国際秩序におけるアメリカの最有力な立場を脅かすそれら新興勢力の中心を押しつぶすことでしか解決できない実存的危機に直面しているためだ。それが表面下で起きていることなのだ。ソビエト帝国が崩壊し、世界がワシントンが思いのままにできるものだった輝かしい1990年代にアメリカは時計を巻きもどそうとしているのだ。だがそれらの日は永久に去っており、競争力の基本的欠如のためアメリカ権力は取り返しがつかないほど浸食されている。まだアメリカが第二次世界大戦後、世界の他の国々が荒廃状態だった時そうだったような産業の駆動源だったら、ヨーロッパ-ロシア経済統合やリスボンからウラジオストクまでの区域に及ぶ巨大自由貿易地帯の出現を阻止するためパイプラインを爆破する必要はないだろう。だがアメリカはかつてそうだったほど世界成長に欠くことができないものでなく、そのうえ他の国々は自身の成長モデルを自由に追求したいと望んでいるのが事実だ。彼らは自身の文化や宗教や伝統に最も合った変化をしたいと望んでいる。彼らは何をすべきか言われるのを望まない。だがワシントンは変化を望まない。ワシントンは自分に最大の権力と富を与える体制を維持したいと考えている。ハーシュは破壊工作に至った地政学要因を無視するだけでなく、紛らわしい説明で先を見越して煙幕を張る。そこをよく調べよう。
「ヨーロッパが安い天然ガスのためパイプラインに依存し続ける限りドイツなどの国がウクライナにロシアを破るのに必要な金や武器を与えるのを嫌がるのをワシントンは恐れていた。バイデンがジェイク・サリバンに複数の機関をまとめ計画を立てる権限を与えたのは、この不安な瞬間だった。」
更なるたわごとだ。ワシントンは戦争準備へのドイツの痛ましい貢献など気にかけない。ワシントンが気にかけるのは権力だ。純粋な権力だ。そしてワシントンのグローバル権力は、ヨーロッパとロシアの経済統合と、その支配を超える巨大経済共同体の創造によって直接挑戦されていた。そしてノルド・ストリーム・パイプラインはこの新しい活気ある現象のまさに核心だった。それは西欧の技術や産業と東の原材料や労働を結ぶ大動脈だった。ワシントンが地域権力の掌握を維持するため破壊しなければならなかったのは相互利益の結婚だった。
お考え頂きたい。この新しい経済コモンズ(「大ヨーロッパ」)は最終的に貿易と旅行制限を緩和し国家間の資本と労働力の自由な流れを許し、信用を形成し、外交関係を強固にする形で規則を調和させるだろう。それを要約する以前の記事から更に多くがある。
ドイツとロシアが友人で貿易相手国である世界ではアメリカ軍基地は必要なく、NATOは必要なく、高価なアメリカ兵器やミサイル・システムは必要ない。米ドルでのエネルギー取り引き処理や口座のバランスをとるための財務省長期債券備蓄は必要ない。彼ら自身の通貨で行えるビジネス・パートナー間取り引きがドル価値の急落と経済大国の劇的移行を引き起こすのは確実だ。これがバイデン政権がノルド・ストリームに反対する理由だ。それは単にパイプラインというだけでなく未来への窓なのだ。お互いの力と繁栄を強化しながらヨーロッパとアジアが大規模自由貿易圏に引き寄せられアメリカが外から覗き込む未来だ。」(「ウクライナでの危機はウクライナが狙いではない。ドイツが狙いだ」Unz Review)
読者が議論の話題を理解するのに必要な文脈を提供するのはジャーナリストの責任だ。ハーシュはそれをしない、それで私は彼がこう言う際、ジョン・ヘルマーが正しいと思うことになる。
これはアメリカの戦争計画ではなく、バイデン・パイプライン陰謀の告発だ。」(「ハーシュ報告のどこがまずいか」ジョン・ヘルマー、熊と踊る)
記事原文のurl:https://www.unz.com/mwhitney/what-hersh-got-wrong/
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宗主国患部連中一斉に破壊すべきと言っていた。
The Jimmy Dore Show
U.S. Politicians Forgot They Said This About Blowing Up Nord Stream Pipeline 4:47
宗主国メディアも属国メディアも気球問題ばかり報じ、パイプライン破壊には全く触れない大本営広報部。
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
ウクライナ戦争。本年夏以降米国武器供与支援後退。欧州支援の継続が疑問の余地。夏までの戦闘極めて重要。ウクライナはクリミアを含め全領土の奪回を意図。米側はそれは不可能とUに説明。米・ウクライナに目指すものに齟齬。米国交渉での解決も視野に。
日刊IWJガイド
「ノルドストリームを爆破したのは米国! 本日【IWJ号外】最終回を発行! 大統領命令は無原罪!? 米国に正義も倫理も法の支配もなし!」
はじめに~本日【IWJ号外】ドイツとロシアを結ぶ天然ガスパイプライン・ノルドストリームを爆破したのは、米国だった! ピューリッツァー賞を受賞した米国の最も著名な独立調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が大スクープ!(最終回)を発行します!「それが正しいことであれ、間違っていることであれ、(CIAは)政府の他の部分とは異なるルールと基本原則の下で活動している」(リチャード・ヘルムズ元CIA長官)。
2022年9月26日、ノルウェー海軍のP8偵察機が一見、ルーティーン・フライトを行い、ソナーブイを投下した。信号は水中に広がり、最初はノルドストリーム2、そしてノルドストリーム1へと広がった!
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