ヨーロッパ最初のネオコン戦争の反響といくつかの音楽
2023年1月13日
Saker
まずBitChuteもロシア人が撮影した戦闘活動のビデオをブロックするのが分かった。少なくともこれまでのところRubmleはそうしておらず、将来私は「政治的に正しくない」あるいは「過激な」ビデオ公表はRumbleに限定するだろう。だが、ここで唯一実行可能な解決策は主権国家がビデオ・ホスティング・サービスを持つことだ。
次に私は今ここで詳細には語れないがこれは実に興味深い。GreyZoneが「機密指定から解除された諜報機関ファイルがボスニア紛争の不都合な真実を暴露」を報じている。この情報の元情報源はここでご覧願いたい。
セルビアに対するNATO戦争当時、私は国連軍縮研究所、一種の軍縮委員会ための国連シンクタンクで働いていた。この研究所は国連防護軍の一部ではなかったが我々は国連防護軍内部の書類を読めた。しかも当時私はスイス戦略諜報局の機密文書も読めた。最終的に、私の様々な上司には知られていないが、あらゆる種類の興味深い情報を入手できるセルビア人やロシア人の個人的友人がいた。換言すれば、当時私は事実としてメディアがこの戦争に関してウソをついている事実を*知っており*(証拠は提供できないが)今私は個人的に下記を確認できる。
- サラエボのマルカレ市場爆撃はニセ旗作戦で現地の国際連合保護軍専門家はプロパガンダを見破り指揮系統に報告したが、もちろん、これら報告は機密扱いされ無視された。
- 「スレブレニツァ大量虐殺」は決して起きなかったが、ゴラジュデに向かって樹木が茂る丘を後退する際多数のイスラム教徒が殺され、場合によっては捕虜処刑があったが、ミロシェビッチ政権のCIAスパイが命令したものだ。欧米が「人道的理由」で攻撃する口実を得るため意図的に準備された心理作戦で、何年も後にMH17が同じ役割を演じた。
- 悪名高いラチャク大虐殺は決して起きなかった。EU監視団は早々それを理解し、彼らは指揮系統に報告したが、もちろん、これら報告は機密扱いされ無視された。これらの人々の一部は私の友人で私に真実を話したこと以外は:-) 実際に起きたのはコソボ解放軍テロリストとセルビア部隊間の銃撃戦だった。
- 今ウクライナでも全く同様に欧米は多数の国連安全保障理事会決議に直接違反しボスニアに多くの資金や武器や「志願兵」を注ぎ込んでいる。国連は丸ごと乗っ取られ、クレムリンのエリツィンやコズイレフ外務大臣のようなピエロによって特に容易にされた。
- NATOとクロアチアがクロアチアの国連保護軍を攻撃した、国際連合保護軍は各国家司令部に身を引き干渉しないよう命じられた。セルビアは重火器を引き渡し国連「保護」下に置かれることに同意していた。その後何が起きたか我々全員が知っている。
- NATOはトルコと協力して、何百人ものアルカイダ・テロリストをボスニアに送り込む航空便を提供した。悲しいかなイラン(私の意見ではボスニアに対するイランの姿勢はアメリカの心理作戦で引き起こされたイスラム世界のヒステリーを抑える勇気を持っていなかったイスラム共和国がおかした最悪の失敗だ)。
- EU「観察者」は主に欧米諜報機関士官だった。いわゆる「人道」組織、特に国境なき軍隊の多くの人員にも当てはまる。もちろんこれは多くの「ジャーナリスト」にもあてはまる。それでも彼らの一部は非常に正直に何を見たか*報告*したが多くは諜報を集めボスニアの(ちなみにチェチェン共和国でも)ワッハーブ主義者の秘密支持にさえ関与した。
プリシュティナの ビル・クリントン像 |
これがなぜ今重要なのか? 同じ当事者の多くがウクライナや他の場所で活動しているためだ。完ぺきな例はEUやIAEA「オブザーバー」だ。ここに密約がある。彼らが見たことを報告する誠実な仕事をするこれら「監視者」や「観察者」は彼らの報告はメモリホールに放り込まれ、国家機密を明らかにしたり機密情報を公開したりできないので彼らは沈黙させられる(例えばスノーデン)。他の連中、情報局員のことを私は言っているのだが、情報を集めテロリストを援助する彼らの行動はそもそも有害だ。
これらの理由からロシアは全ての西(ゾーンA)「オブザーバー」を追い出し、IAEAや化学兵器禁止機関など全てのEU組織、あらゆる欧米「救済」組織など英米シオニストが管轄するどの機関とも協力すべきではないと私は思う。
さらにロシアや中国やイランはロシアや中国やイランの利益にかない戦場に派遣される用意がある多国籍観察者大隊を作るべきだと思う。更にこれら三国は他の国々を招待できるが、そうした国々の指導者に本当に主権を持ち植民地のご主人のための買弁管理者ではないことだ。
ゼトベゴヴィッチやグアイドやチハノフスカヤや、それを言うなら「Ze」の役割を我々は理解すべきだ。連中の機能は自国民のための最善を求めず果てしない戦争を正当化することだ。
セルビアに対する英米シオニスト戦争の真実は最終的に少しずつ漏れ出すだろう。実際、戦中でさえ一部の観察者(私はミシェル・コロンを考えているが他の人々もいる)が行われていたことの非常に良い真実の記述を書いた(「自由出版」として知られる)が公式な国家プロパガンダに無視された。だがトンキン湾事件やJFKや9/11事件や実に多くの他のニセ旗同様何であれ真実は事態修復するには極端に遅く判明する。欧米の人々はウソに大いに慣れているのでそれを何らかの避けられない政治の副作用として受け入れる。少なくとも我々のうちゾーンAに暮らす人々は本当に真実後の社会で暮らしているのだ。
アンドレイ
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いつものように皆様といくつか「週末の音楽」を共有したい。
最初はジョー・パスとオスカー・ピーターソンによる"If"の生演奏だ。
次は、ジョニー・マッデンによる「Simple Praise」の演奏だ。
次は、アンドレイ・コロレフの「At home amongst strangers」の演奏だ。
最後は、エフゲニー・ザラフィアンツが私の大好きな作曲家の一人の大好きな曲の一つを演奏する。アレクサンドル・スクリャービンによる前奏曲第16番Op.4 変ホ短調
記事原文のurl:https://thesaker.is/echoes-from-the-first-neocon-war-in-europe-and-some-music/
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World Economic Forum開催に当たってイーロン・マスクが、神様のもりか!と書いている。ニュージーランド首相でWEFシュワブの秘蔵っ子ジャシンダ・アーダーン首相が突如辞任発表。支持率が極めて低く、次回選挙で当選する可能性皆無なのであきらめたという説がある。
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
消費者物価、22年12月4.0%上昇 41年ぶり上げ幅、実質賃金8年半ぶり減少率記録 賃金増も物価にとどかず、公的年金3年ぶり増額 23年度、68歳以上で1.9%増(注、年金の増額は物価上昇の下なので実質減)
「地元自治体はおろか、防衛省も外務省も詳細がわからないのに『2+2』で突如発表された横浜ノース・ドックの米陸軍小型揚陸艇部隊新編!」
はじめに~地元自治体はおろか、防衛省も外務省も詳細がわからないのに「2+2」で突如発表された横浜ノース・ドックの米陸軍小型揚陸艇部隊新編! 施設返還を求め続けてきた横浜市も市議会も神奈川県も、IWJ記者の取材に、説明できない国への困惑といらだちを表明!! これが安全保障の主権のない国の現実!
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