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2023年1月20日 (金)

最もおぞましいゼレンスキーPRの上位20

2023年1月14日
ケイトリン・ジョンストン


 ウクライナでのアメリカ帝国代理戦争は帝国主義反社会病質、我々が何度もこの場で論じたことがあるpropagandisticずぶとさと恥知らずなジャーナリズム上不正行為の多くのびっくり仰天するような例だらけだが、この戦争を取り巻く地球規模言説支配作戦で最もおぞましい下劣な局面の一つは、これまでに考え出された最も攻撃的なPR作戦のためにウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が至る所で企業マスコットに変えられる様子だ。帝国代理戦争を売りこむ欧米世界最強力な組織が連中の傀儡を人々に浴びせる手口はロナルド・マクドナルドがさえ恥じ入るほどだ。

 以下に特に意味ある順序なしで、欧米世界でマック代理戦争を売り込むためゼレンスキーを利用する支配体制PRの最もおぞましい例を20挙げよう。

1.共和党下院議員ゼレンスキー胸像をアメリカ国会議事堂に設置する法案を提案

 Antiwarのデイブ・デキャンプが書いている。


 今週ジョー・ウィルソン議員(共和党-サウスカロライナ州選出)がより保守的な共和党議員が強く批判した考えであるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の胸像をアメリカ国会議事堂下院側に設置する法案を提案した。

2.ハリウッド・アクション俳優風の「私は乗るのでなく砲弾が必要だ」という言葉

 この発言の唯一の情報提供者は一人のアメリカ人匿名官僚だったが、それでも多数の主流メディアが、明らかに根拠がないばかげたこととして無視する代わりに、事実として報じ、今やそれは公式言説の一部だ。

 全主流メディアが、彼が決して実際言っていないのに根拠なしにハリウッド英雄風発言をゼレンスキーのものとし始めた時、ウクライナが前代未聞の最もいんちきで最もPR集約的代理戦争なのは明白だった。

ケイトリン・ジョンストン(@caitoz) 2022年12月2日、

3.ヴォーグ誌表紙写真

 

 戦時のヴォーグ写真撮影。大真面目だ。ウクライナを守り「民主主義」を守るため、つべこべ言わず週10億ドルの援助プログラム継続しよう。pic.twitter.com/MXVaW16K0y

ローガン・ホール(@loganclarkhall) 2022年7月26日

5.タイム誌のパーソン・オブ・ザ・イヤー

6.スターウォーズ:ドローン攻撃

7.ゼレンスキー、ゴールデン・グローブ授賞式で演説

https://twitter.com/ZelenskyyUa/status/1613126818823012352

8.ゼレンスキー、グラミー賞授賞式で演説

9.ゼレンスキー、俳優のショーン・ペンからアカデミー賞を受ける

10.ゼレンスキー、世界経済フォーラムで演説

 

11.ゼレンスキー、ニューヨーク証券取引所で演説し取り引き開始の鐘を鳴らす

 

 ウクライナのゼレンスキー大統領、ニューヨーク証券取引所で取り引き開始の鐘をリモートで鳴らして取り引きを開始させた。pic.twitter.com/2nsQY0A760

ロイター(@Reuters) 2022年9月6日

12.ゼレンスキー、秘密主義のビルダーバーグ・グループで演説

 ゼレンスキーが実際秘密性で悪名高いのでビルダーバーグにビデオ出演することになったのかどうか我々は決して知るまいが会議に先だち彼はおそらく出演するとガーディアン紙は報じた


「内気な有名人がバーチャル出席をするため会議室には映写幕が急遽作られ、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がTシャツ姿でZoomで貢献した可能性は大いにありそうだ。わずか数日前、ゼレンスキーは、悪名高いCIAが資金供給する監視・データ分析企業パランティールを経営するビルダーバーグとアメリカ諜報機関の代弁者アレックス・カープと会っていた。」

13.ゼレンスキー、カンヌ映画祭で演説 (フランス語)

14.ゼレンスキー、グラストンベリー・フェスティバル(音楽祭)で演説

 6月24日ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はグラストンベリー・フェスティバルで演説。

「近頃グラストンベリーは自由の最大の集結地だ」とロシアの戦争について真実を広め、ウクライナを支援するための寄付を求めて彼は聴衆に言った。

ビデオ:グラストンベリー /twitter pic.twitter.com/cExzOi41xr

キーウ・インディペンデント(@KyivIndependent) 2022年6月24日

15.イギリス、ファウンダーズ・フォーラムの異様なホログラム・ゼレンスキー

ゼレンスキー、イギリスのファウンダーズ・フォーラムでホログラムで演説。

 イギリスのハイテク起業家の集まりであるファウンダーズ・フォーラムでヨーロッパのハイテク幹部にウクライナ再建支援と「デジタル武器貸与法」を要求して、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領がホログラムで登場 pic.twitter.com/RurjCpPqxS

- キーウ・インディペンデント (@KyivIndependent) 2022年6月16日

16.ベン・スティラーとゼレンスキーの会談

17.アメリカ議会でのウクライナ国旗パフォーマンス

 

 「最もいんちきで、前代未聞の最もPR集約的な戦争。」 @caitoz pic.twitter.com/OwULhyVvbD

ラファイエット(@LafayetteCahill) 2022年12月22日、

 
18.奇異なバイデン - ゼレンスキースローモーション・ビデオクリップ

 

ロシアによるいわれのない正当と認められない戦争に対するウクライナの戦いで彼らは単独で戦ってはいないと言うのを私は誇りに思う。

私が監督している限り彼らは決してそうならない pic.twitter.com/2RV8dyXHxr

バイデン (@POTUS)大統領 2022年12月21日、

19.デイビッド・レターマンの番組へのゲスト出演

20.おきまりのボーノ心理作戦

等外賞:ウクライナ「再建」(買い占めと読んで頂きたい)を支援するブラックロックCEOラリー・フィンクとゼレンスキーの会談

 

等外賞:ワシントンDCでのウクライナ大使館パーティーはあからさまなアメリカ軍産複合体の主催

 

 ウクライナ大使館レセプションはノースロップ、ロッキードとレイセオンに後援されたと@mideastXmidwestが報じている。(The Onionではなく) https://t.co/U89y7gER8v pic.twitter.com/fNzika6utb

イーライ・クリフトン(@EliClifton) 2022年12月16日

 知性が侮辱されているのに人々はまだうんざりしないのだろうか?

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