解放を待ちながら:前線からの報告と警告
2022年11月20日
SakerブログへのBatiushka寄稿
彼らが(欧米メディアが報じない全ての)町村を解放する時、同盟軍がゆっくりとしかし断固、毎週全ての欧米国籍の何千人ものナチや彼らの軍用車両や兵器の山の多く破壊して進んでいるドンバスからの劇的ニュースや画像を期待しているなら申し訳ない。これは国内戦線からの物語だ。それは人間の物語だ。私は皆様が全てを理解されるよう願っている。
キーウの南にある小さい町の話だ。2年前、ウクライナ人の(彼らに関する限りロシア人だが)私の家族、成人した二人の子がいるカップルがそこで新しい家を買った。私はそこに留まっている。去年。よく私はそれを知っている、道路はそこから中央キーウに通じる。私は今そこに皆様を連れて行けるはずだ。
そもそも雪が降っている。私に送られた写真がそれを見せている。長い小春日和は申し分がなかったが、本当に終わっている。そしてロシアはセルビアでアメリカが使ったと同じ戦術を使うと決めた。エネルギーインフラへのミサイル発射。どのように戦争をするべきか手本を示してくださったアメリカ合衆国。ありがとう。
ウクライナ通貨フリヴニャはドル、ポンドとユーロに対して30%下がった。輸入品全てが価格で少なくともその分だけ上がった。多くのものは100%。だがそれは私が今住んでいる西ヨーロッパの状況に似ている。それに加えてロシアから得ていたものは「制裁」のため今や手に入らない。
ウクライナでは、これはアメリカ/イギリス/EUにより一カ月何十億ドルも支援されている破綻した経済を背景にだ。今年40%GDPが下落した国に住むのを皆様はどのように想像されるだろう? 将来どんな変化の兆しもなく、少なくともキーウ政権が崩壊し、ゼレンスキーがヘリコプターでアメリカ大使館の屋根からマイアミに向かって出発し(サイゴンを覚えておられるだろうか?)、ナチがBorispol空港から飛び立つアメリカ航空機の外部にしがみつく(カブールを覚えておられるだろうか?)時に初めて他の狂信的国家主義者がポーランドに向かって出発する(既に一部はそうした)、今必要で不可避に思われる通りとロシアは国全体を解放する。
中央キーウの不動産価格が下がった。それらが主にアパートで、爆発は主にキーウでなので多くが引っ越ししよとしている。もちろん、もし皆様が高層アパートにいるなら、低層階でなければ決して売らないだろう。誰もエレベータに閉じ込められたくはなく、毎日階段で食料雑貨を15階に運ばなければならないのも同じぐらいひどい。
皆様は自身で全てしなければならない。金切り声を上げ、蹴られて軍隊に誘拐されたため置き残された労働者はほとんどいない。もし彼らが幸運なら彼らは憎悪されているウクライナ秘密警察に遺体のボロに変えられるか、背中を撃たれる前に、彼らはロシアの兄弟に降伏可能だろう。残った労働者は天文学的賃金を要求する。私の親類全員が2月にことが始まる数週間前に最終的に全て完了できて非常に喜んでいる。
先週木曜日Xが近くの道路で酷い事故を見た。信号は停電のため機能していなかった。それはいたる所起きている。道路は真っ暗で、明かりはない。
多くが在宅で仕事をするか、そうしていた。それは今や困難だ、なぜなら最善でも、それが少なくとも同じ時間をかけた後、3から4時間しか電気がもたないのだから。照明はない。コンピュータの最良バッテリーでさえ1、2時間後に電力を失うことを意味する-すなわち、もし皆様が常時動いているわけではないインターネットがあっても。
そして電力が復帰次第、忘れずに電話を充電することだ。電力は続かず、終日停電かもしれない。人はそれを知れない。そして停電すると、ボイラーも止まる。暖房はなく、熱湯もない。ガラスを粉々にする可能性があるミサイル爆発に対し窓はX形にテープを貼り付けてある。私の親類は5月ミサイルが上空を越えるのを見た。それはキーウに落下した。
そして時々洗濯機は途中で止まる。停電。それは不便だ。常にポケットやハンドバッグに懐中電灯を入れておくのを忘れずに、家でも少なくとも一つ予備を持つことだ。多くがスウェーデン製プリムス・コンロを料理に使っている。もし皆様が一台と補充品を入手できるなら。一部のスウェーデン人はこれで一儲けしている。
買い物は、暗くとも近所の雑貨店は開いているが営業時間は停電で変化する。もちろんキーウは現金経済に戻った。電気がなくカード装置は働かない。銀行ATMが十分補充されているよう願う。皆様の口座にお金があればだが。
私の親類は自動車を持っていない。自動車を持つのに十分裕福なウクライナ人の多くが彼らの新兵採用年齢の息子(国境警備兵には最高5,000ドルの賄賂で)と3月/4月/5月西洋にドライブし、彼らを受け入れるだけ十分世間知らずの、かつて裕福だった西洋人の家で狭苦しい部屋に住んでいる。
彼らを田舎の家に連れて行く小型バスに乗れたので私の親類は非常に幸運だ。つまらないことだが、そこには野菜、特にジャガイモと沢山まきがある。彼らは広い野菜畑で忙しい夏を過ごした。冬のために摘んではビンに詰めピクルスを作って準備した。そこで唯一の暖房方法はストーブに薪をくべることだ。ガスはないが必要ではない。そして、ろうそくの在庫があるから電気なしでさえ生活できる。唯一の問題は冬にはそこは本当に寒くなり、戸外は-20か-30度、室内は常に暖房しない限り-10度だ。だからできる限り屋内に留まり、何年もかけて沢山の乾燥したまきを用意しておく。
このすべては西ヨーロッパに対する警告だ。私は皆様がワールドカップサッカーというサーカスで注意をそらされているのを知っている。だまされてはいけない。皆様はゼレンスキーのようなアメリカ傀儡指導者に投票をしたのだろうか? 皆様はアメリカにウクライナ化されるのをお望みだろうか? そうであればこれは皆様の未来だ。皆様は警告されたのだ。ラトビア、リトアニアとモルドバにも友人がいる。彼らは既にこのように暮らしている。これは皆様に向かって西方へと忍び寄るウイルスだ。
皆様は皆様の未来を見ている-皆様が間に合って親ナチ傀儡政府を追い出せなければ。ロシアに友好的な政府を選出するように。ヨーロッパの東の隣人と友達になろう。(「汝の隣人を愛せよ」など聞いたことがない?)。モスクワはベルリンから1,600キロ、ローマ、パリとロンドンから約2,500キロだ。皆様はそれが理にかなっているのをご存じだ。皆様はまもなく好調で温かくなれるはずなのだ。
記事原文のurl:https://thesaker.is/awaiting-liberation-a-report-from-the-front-and-a-warning/
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植草一秀の『知られざる真実』
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日本は今戦争をする国に向かって動いている。国会では九条を主体に、憲法改正に賛成する勢力が3分の2、防衛費増大当然。これらは国際問題に①武力行使反対と②対立あれば双方の妥協を基礎に平和的手段を模索する両輪が必要。後者の模索を全く怠ったつけ
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コメント
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現在の日本のインチキマスコミの報道は、ニュースではなく、意図的なデマと、ヘイトスピーチだけです。
捏造情報で、外国の指導者の悪口だけ言い、そして、それに飛びつく、愚かな俗衆。
それは、メディアではなく、ヒステリーな精神病質者の集まりにすぎません。
投稿: まだ ない | 2022年11月27日 (日) 18時00分