Atlantic誌はエリート主義のろくでなしが経営するくだらないゴミ・プロパガンダ
2022年11月13日
ケイトリン・ジョンストン
❖
億万長者ローリー・パウエル・ジョブズが所有し ネオコン戦争宣伝屋ジェフリー・ゴールドバーグが経営するAtlantic誌は自身の基準でさえ恐ろしい一組の記事を出版した。
悪意に満ちたロシアゲート論者アン・アップルバウムは「核戦争の恐怖が欧米のウクライナ戦略を歪めた」で、アメリカと同盟諸国がプーチンが核兵器で返答しないと完全に確信してロシアに対しエスカレートすべきだと主張している。
「我々が知っている唯一のことはこれだけだ。プーチンが核使用が戦争で勝たないであろうと信じる限り-彼がそうすることは彼の、の未曾有の国際的、欧米の反撃、おそらく彼の海軍、通信システム、経済モデル破壊を含め、祈願するであろうと信じている限り彼は核兵器を使うまい」とアップルバウムは書いている。
Anne Applebaum's disdain for "restraint," her insouciance regarding the nuclear threat, and her reckless call for "belief"at the end of this article, is truly chilling. This is the new McCarthyism. @PatPorter76 @samuelmoyn @QuincyInst https://t.co/tG7z6KED6O
— Jeanne Morefield (@JeanneMorefiel1) November 10, 2022
だがエッセイ全体で、アップルバウムは実際知っていると主張していることを知らないと認めている。
「先進的戦車をウクライナに移転するのを我々が拒絶していることが核戦争を防いでいるかどうか我々は知らない」と彼女は書いている。「F-16を貸せばアルマゲドンをもたらすかどうか我々は知らない。最長距離砲弾を送るのを止めていることがプーチンが戦術核兵器や他のいかなる種類の兵器も投下するのを阻止するかどうか我々は知らない。」
「誰もそうできないのだから、もちろん私はこれが本当だと証明できない」と更なる欧米の攻勢が実際ロシアのウクライナ侵略を阻止しただろうと自信を持って断言した後アップルバウムは言う。
文字通り世界を終わらせることができる思い切った行動をする前に、これらは最高度の確実性があるのが重要な問題なのだ。欧米の評論家が地球上の全ての命を終わらせかねない行動を推奨するより公式に金融投資を勧める時の方がより多くの精査と説明責任に直面するのは絶対に狂っている。
これに加えて、アップルバウムの夫で欧州会議議員ラドスワフ・シコルスキが最近ノルド・ストリーム・ガスパイプラインを破壊したことに対しアメリカに公式に感謝して大見出し記事になったことも、おそらくここで述べておく価値がある。
Atlanticは「ソーシャルメディアの時代は終わっている」という題の記事も掲載し「それは決して始まるべきではなかった」と副題を付けた。著者イアン・ボゴストはTwitterとFacebookでの最近の経営失敗で、個人放送のためどんなばか者でもネットワークにアクセスできる時代は終わっており、これは良いことだと主張している。
ボゴスト記事には私がこれまで読んだ中で最もエリート主義の文がある。
「誰もが他の誰にでも可能な限り頻繁に何でも言えて、こうした人々が自分はそのような能力に値するとか、それを抑えるのは検閲や抑圧だと考えるようになった世界放送ネットワークは最初からひどい考えに過ぎない。」
有象無象の連中がプラットホームや聴衆にアクセスできることほど公認された評論家を激怒させるものはない。それが公認の評論家がインターネット検閲を要求し、より民主化された情報環境の増加に最も大声で不平を言う連中だった理由だ。これらエリート主義のろくでなし連中はものを知らない大衆が話をするどころか口答えする能力を与えられたことについて何年も腹を立てている。
Social networking had its problems, but the real horror was its evolution into social media (which it did without anyone really noticing).
— Ian Bogost (@ibogost) November 11, 2022
Making connections for modest use was okay. Turning everyone into constant content creators/sinks was not. https://t.co/Ishu3HDYzG
Atlanticのうぬぼれた横柄ずくに対する完ぺきな最近の反論をIn These Timesのハミルトン・ノーランがTwitterに投稿した。
「ジャーナリズムのためにTwitterがした最良のことは何千人もの普通の人々の方が大半の専門家より良い著者であることを全員に示し、それが有名評論家連中が常に最も敏速にそれを汚水だめだと切って捨てた理由なのを明らかにしたことだ」とノーランは書き「世界全般に対してTwitterがした最良のことは誰でも金持ちの権力者連中に大声で叫ぶのを可能にして地球上最も金持ちの男を含め彼らの多くを激怒させたことだ。」と補足した。
もちろんAtlanticの帝国言説管理者は普通の人々が公開討論で発言するのには反対のはずだ。仕事が言説支配なら、言説に対する独占力は大きいほど良いのだから。
________________
私の記事は完全に読者の支持によるものなので、本記事を良いと思われたら共有し、Facebook、Twitter、Soundcloudあるいは、YouTubeをフォローするか、Ko-fiやPatreonやPaypalのチップ入れにいくらか投げ銭していただきたい。更に多く読みたいとご希望なら、私の本を購入可能だ。私が発表する記事を読めるようにする最善の方法は、私のウェブサイトか、Substackでメーリングリストを購読することで、そうすれば私が掲載する全てのものについて電子メールで通知が行く。人種差別サイト以外、どなたでも無料で、お好きなあらゆる方法で、この記事のどの部分でも(あるいは私が書いた他のあらゆる記事でも)再配布、使用、翻訳されるのを私は無条件に許可している。私が一体誰で、私がどういう立場で、この場で何をしようとしているのかなどについて、より詳細をお知りになりたい場合には、ここをクリック願いたい。全ての記事はアメリカ人の夫ティム・フォーリーとの共同執筆。
ビットコイン寄付:1Ac7PCQXoQoLA9Sh8fhAgiU3PHA2EX5Zm2
気に入っていただけただろうか? Patreonで、ケイトリン・ジョンストン支援のために、1秒時間をかけて頂きたい!
----------
トランプ出馬声明に関する宗主国大本営広報部虚報
The Jimmy Dore Show
NPR’s Jaw Dropping Biased Coverage Of Trump’s Announcement Called Out
耕助のブログ
植草一秀の『知られざる真実』
今朝の孫崎享氏メルマガ題名
下院は民主党が掌握。予算の先議権は下院。バイデン大統領が政策を打ち出すとき、議会の承認を得る。これまで上下両院が民主党が支配だから思うように金使えた。下院各種委員会は政策チェック。トランプ支援の議員が多数当選し、対立色強い議会へ。
「統一教会が養子縁組を組織的に行っていたことが明らかに! 加藤厚労大臣は『養子縁組あっせん法違反で東京都と連名で質問状を送る』と明言」
« またしても勝利した軍産複合体! | トップページ | プーチンと習を分断するためのバイデン・バーンズ掛け合い漫才 »
「アメリカ」カテゴリの記事
- 当面ロシアへの長距離攻撃を行わないと決定したバイデン政権(2024.09.16)
- アメリカ大統領選討論会の妄想:戦争党という一つの党の二人の候補(2024.09.16)
- 討論は、自分こそ帝国殺人狂だという二人のろくでなしの自慢大会(2024.09.13)
「マスコミ」カテゴリの記事
- 反政府派最大メディアの一つがザハロワとインタビューした後、発禁にするようショルツ首相が命令(2024.07.19)
- 文字通り我々を狂わせている支配者連中(2024.06.26)
- このようなニセ・ニュースが戦争を引き起こす可能性はないのだろうか?(2024.06.22)
- 人々の注意を操って世論を歪めるメディア(2024.06.14)
- 「情報源」が夢想したハリコフ包囲網(2024.05.24)
「Caitlin Johnstone」カテゴリの記事
- 討論は、自分こそ帝国殺人狂だという二人のろくでなしの自慢大会(2024.09.13)
- 民主党はあなたが彼らに投票するかどうか気にしないし負けるかどうかも気にしない(2024.09.15)
- 虹色の旗による虐殺 対 MAGA(アメリカを再び偉大な国にする)帽子による虐殺(2024.09.12)
- トランプ党対チェイニー党(2024.09.10)
« またしても勝利した軍産複合体! | トップページ | プーチンと習を分断するためのバイデン・バーンズ掛け合い漫才 »
コメント