ある童話
2022年9月1日
BatiushkaによるSakerブログへの寄稿
昔々、世界に四つの王国がありました。彼らは、北の王国、東の王国、南の王国と、西の王国と呼ばれました。中でも最も小さな王国は、全体のごく小さい部分に過ぎない西の王国でした。ところが、四つの王国の中でも一番のお金持ちでした。これは、その国が、ずるくて、他の三つの王国から、武力でものを盗み続けていたからでした。けれども、その国は最も愚かな王国だと分かりました。この国は自分を愛するあまり、目先のことさえ見えなかったのです。
全て、こういう風におきたのです。
最初に、西の王国の魔法使いが、伝染病と呼ばれるひどい病気を作りました。彼らは他の三王国の人々を殺したいと思ったのです。実際、他の三つの王国は伝染病を切り抜けました。そして、西の王国の支配者は臆病者だったので、怖がり、自分たちが病気になり、とても貧乏になりました。
それから西の王国は言いました。「最も近い王国だから、我々は北の王国と戦争を始める。それで我々は彼らの全ての土地と全ての金をとれるだろう。そして我々はで伝染病で失った全ての金を取り戻して、我々全員また幸せになるだろう」。
そして、西の王国は、その国が西の王国の隣にあった北の王国で、小さな王子を見つけました。そして彼らは、非常に大きな北の王国と戦うよう、その王子と、そこの金持ち全員に、お金を沢山払い、銃をたくさん送りました。そして、西の王国は「我々が必ず勝てるよう、北の王国からは、もう物を買わない。それで彼らは金がなくなり、我々はますます金持ちになるだろう」と言いました。
ところが西の王国は自分への愛で目がくらんでいて、北の王国がずっと大きく、ずっと金持ちで、ずっと強かったのに気がつきませんでした。そして、北の王国は東の王国と南の王国に助けられました。この二つの王国は、北の王国が売らなければならなかった全てのものが、とても欲しかったのです。それで北の王国は、全てを東の王国と南の王国に売り金持ちになりました。それから北の王国は、小さな王子を征服し、金持ち連中を逃げ出させ、小さな王子の全ての金と土地をとり、西の王国が送った全ての銃を壊しました。
西の王国の金持ち連中は、この全てに大いに腹を立てました。ですが西の人々は苦しみ、彼がたくさんの銃を持てるよう、小さな王子に金を与えたいとは思いませんでした。そして、彼らは寒くて、おなかがすいて、これ以上苦しみたいとは思いませんでした。北の王国や東の王国や南の王国から、欲しい全てのものを買う十分なお金がなかったので、西の人々は大変悲しみました。
こうして西の王国は貧しくなりました。ところで世界中の人々全員が、西の王国の金持ち連中を笑い始め、彼らが、とても愚かだったので、あざ笑いましたとさ。
2022年9月1日
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