あのTVの男は皆様の友人ではない:言説のマトリックスの端からのメモ
2022年5月19日
ケイトリン・ジョンストン
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平和をもたらすべく、ウクライナからプーチンを追い出すことについて、それが本当であるかのように帝国擁護者が話すのは、とても素敵だ。本当に戦争が終わり、アメリカ連合が確実に攻撃を続け、何であれ必要な手段でモスクワを打倒しようとしなければの話。
ウクライナがプーチンをやっつけ、勝利は間近だという主流メディア言説をうのみにする理由は皆無だが、たとえそうなったにせよ、戦争がそこで止まると信じる理由はもっと少ないはずだ。それどころか、その時点から一層危険になるはずだ。
ロシアがウクライナから去っても終わらず、プーチンがエリツィンのようなアメリカ傀儡に置き換えられ、ロシア連邦の終局的バルカン化で終わるのだ。本当に、北京がくつがえされ、アメリカ帝国が全世界覇権を確保するまで終わらないのだ。あるいは帝国が崩壊する時。あるいは我々全員核攻撃されて死ぬ時まで。
帝国擁護者連中は、本当に、これを否定さえしない:
When the war is over there will be no Russia. https://t.co/GqBaHfxZBC
— Anders Östlund (@andersostlund) May 16, 2022
戦争が終わった時には、ロシアは存在しないだろう。
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ウクライナに関して、進歩派民主党議員よりマージョリー・テイラー・グリーンが良いのは、グリーンが良く見えるからでなく進歩派民主党議員を実に酷く見せるからだ。
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タッカー・カールソンが支配体制と戦っていると思っている人々は「スクアッド」が支配体制と戦っていると思っている人々と全く同じだ。全く同じ。バンパー・ステッカーがちょっと違うだけで、同じ連中なのだ。
帝国の十字照準線がモスクワから北京へと必然的に移動した途端、今ウクライナに関して正しいと称賛されている「ポピュリスト右翼」メンバー全員が悪意に満ちた帝国宣伝屋になるのは明白だ。連中の中国に関する今の言説から、我々はこれを知っている。
帝国の狙いに本気で抵抗する主流メディアの人々に何が起きるか皆様ご存じだろうか? 彼らは解雇されるのだ。フィル・ドナフューかクリス・ヘッジズに聞いて頂きたい。タッカー・カールソンが帝国メディア(ほかならぬマードック・メディア)で一番の評論家だという事実は、彼が帝国工作員だということを意味している。
帝国に反対して動いている主流メディア派閥があるという考えは、帝国に反対して動いている主流アメリカ政治党派があるという考えと同じぐらい素朴だ。帝国は自分の脅威になる人々を出演させない。複雑な話ではない。このTVの男は皆様の友人ではない。
中国のような問題で、右翼「ポピュリスト反戦」英雄連中と違う意見を私がなぜ言っているか理解できない余りに多くの戦争反対論者に出くわす。対中国プロパガンダ攻勢はましにはなるまい。それは更に悪化するはずで、早くそれと戦い始めることが重要だ。もっと酷くなるから。
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There's actually a very well-known international law enforcement body whose job it is to do this, but the US doesn't recognize its authority. The US literally thinks it owns the world. https://t.co/xXEnzsh759
— Caitlin Johnstone ⏳ (@caitoz) May 17, 2022
実際には、これを行うのが仕事である有名な国際的法執行機関はあるが、アメリカはその権限を認めていない。アメリカは文字通り世界は自分のものだと考えている。
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連中は偽情報の広がりを懸念しておらず、情報の広がりを懸念している。支配者は、人々がCovidやウクライナに関して間違ったことを学び始めるのを懸念しておらず、人々が支配者に関して本当のことを知り始めるのを懸念しているのだ。
シリコンバレーを動かし、ジュリアン・アサンジを投獄し、文字通り自分たちがロシアに関する偽情報を広めていると認めた帝国権力構造は偽情報を懸念していない。誰もが逆のふりをしているのはおかしな話だ。
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「いや、あなたは分かっていない。もしアメリカと同盟諸国がアルカイダやナチ民兵に武器を供与しなければ、悪人が勝つかもしれない。」
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戦争時、アメリカが核兵器を独占していた時期、アメリカは、それを使った。使う必要があったからではなく権力を誇示するため。それが現代アメリカ帝国の夜明けだった。帝国は、そうして生まれた。帝国はそれから決して少しも、より正気になっていない。
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アメリカ帝国が核爆発によって世界舞台に登場し、おそらく同じ方法で死ぬだろうことには、一種の詩的な美しさがあると私は思う。
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心理的虐待は依然虐待だ。心理的専制権力は依然専制権力だ。大規模心理操作として表現される、いわゆる自由民主主義国家の巨大な専制権力は専制的な程度を減らすことはなく、写真写りを良くするだけだ。
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全ての宗教と、ほぼ全ての宗教的なものは、最善でも美化された現実逃避で、最悪の場合、専制的心理支配で、そういうものがない方が人類はより幸せなはずだ。だがそうなったら、何が世界を救うだろう。
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日本の洗脳パネルに登場する連中も同じ。
今朝の孫崎享氏のメルマガ題名
バイデン大統領 台湾有事に軍事的関与の考え示す(NHK)。米国は従来より(台湾・中国は一体という)「一つの中国」論を容認し、米国の軍事的台湾支援は明確に述べてこなたっかが今回一線を越えた。米ホワイトハウス、国防長官等は従来路線に変更なしと強調。
日本へのミサイル配備、やはり、弁慶の大往生策。
UIチャンネル 大統領訪日に合わせた解説 常任理事国入りなどありえない。
「日米首脳会談後の共同会見で、バイデン米大統領が台湾有事での武力行使を明言!! ロイターは『戦略的曖昧さからの逸脱』と指摘!」
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