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2022年4月24日 (日)

この戦争は心理作戦で覆われたプロパガンダ攻勢だ:言説のマトリックスの端からのメモ

2022年4月17日
ケイトリン・ジョンストン

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 政府が地球上他のいかなる政府より外国選挙に介入する欧米世界最悪の選挙制度を持った国が、いかなる合理的定義でも民主主義ではないウクライナの民主主義を救うため危険な代理戦争を行っている。

 どんな政府であれ信頼する人は皆ばか者だ。世界最強力な政府を信頼する人は皆酷いばか者だ。危険な代理戦争のため大規模プロパガンダ作戦を行う世界最強力政府を信頼する人々は成人用はさみ使用を禁止されるべきだ。

 ウクライナ戦争が、一体どれほど、プロパガンダわい曲で隠蔽されているかをおおげさに言うのは不可能だ。アメリカ諜報工作員連中は、マスコミに偽情報を漏洩すると言い、ウクライナ戦争プロパガンダがあり、ウクライナの損失は報道管制し、対ロシア非難をメディアは無批判に受け容れている。この戦争は心理作戦で覆われたプロパガンダ攻勢だ。

 可能性は二つしかない。(A)この戦争を巡る情報生態系は、何についても確実なことを知るのは余りに汚染されている事実を受け容れ、それに応じて認識の仕方を調整するか、さもなくば(B)この戦争に関するウソを信じるかだ。以上終わり。

 プロパガンダは、自分たちがプロパガンダされているのを知らない人々にしか機能しない。デジタル時代には、戦略上重要な戦争で起きていることについて人々の理解を操ることに、歴史的に未曾有の努力が投入されていることを皆様がご存じなら、皆様は、より現実的だ。

 もちろんプロパガンダは善悪両方の効果がある。明らかにそうだ。この戦争に関して、ロシア寄りの情報を無批判で信じるのは、アメリカ/NATO/ウクライナ寄りの情報(すなわち全マスメディア)を無批判で信じるのと同じぐらい皆様に出来事の不正確な構図をもたらすのは確実だ。全て心理作戦なのだ。

 役に立つのは、この戦争に関して何が起きているかについて確固たる考えを形成する代わりに、確実さを割りふることだ。諜報情報を解析する工作員のように、様々な言説に、ゼロ、低、中、高、あるいは非常に高い信頼度、とレッテルを貼ることだ。どのみち工作員連中も全てをゆがめているかもしれない。

 これは、少なくとも、皆様の妥当な推測は、誠意を持ってまとめたものだが、ニュースはプロパガンダわい曲でいっぱいだから、出来事に関して、ニュース・メディアが話すことより、皆様の妥当な推測の方が優れている状況の一つだ。もし皆様が、この戦争で一体何が起きているか理解するのに本気で興味をお持ちなら、権力構造と連携しているように見えず、心理的、財政的に、どちらの側にもついていない人々を選んで、可能な限り様々な情報源から多くの情報を入手されたい。

 

 ゼレンスキー。外国のユダヤ人指導者に、PRと認知支配で、強力な帝国が、これほど力を注いだの初めてだが、それにはステンドグラスと十字架が伴っていた。

 リベラル派が文字通り、実際の、本物のナチ以外、世界の誰であれナチと呼ぶようになって、我々がオーウェル風二重思考の全く新しい段階に達したのは明確だ。

 戦争を終わらせようとする人々や世界で最も金持ちの男がこれを止めるようにという皆の祈りをシリコンバレー大企業が検閲し、戦争で何十億も儲ける連中が戦争を始めるのを手伝って何百万も支払われる連中がいる時、資本主義が完璧に機能していると分かる。

 何十億ドルもの価値がある「民間」企業などない。大企業支配体制下で、支配権力構造と絡み合うことなしに、それほど大きくなるのは不可能だ。これはソーシャル・メディア・プラットホームのように巨大な政治的影響力を持った企業には特にあてはまる。

 我々は常時プロパガンダに囲まれている。我々の文明社会全体それで飽和している。「ロシア・プロパガンダ」を止めるためインターネット検閲を支持すると皆様が言う時、皆様が本当に言っているのは、支配者が皆様を洗脳することだけ望むということだ。

 ある意見はロシアのものだという概念は、今までに世俗社会で広まったものの中で最も心を壊す考え方の一つだ。

 

 ウクライナに関する発言のため「チョムスキーに耳をかたむけるな!」と叫んでいるエセ・リベラル派全員、間もなく再び彼を車に乗せ外へ出す時間になると、民主党に投票する必要があると皆に言うため「チョムスキーに耳をかたむけろ!」と叫ぶはずだ。

 

 オンラインでウクライナ国旗のアカウント連中とやりとりする上で最も奇妙なのは、彼らは愚劣なたわごとを言いながら、大いに真面目に受け止められるよう期待していることだ。核を使った瀬戸際外交やオンライン検閲に反対し、アメリカが戦争についてウソをついていると言っている私は邪悪な悪魔的怪物ではない。黙れ、ばか者。

 ウクライナに関する支配体制言説批判に対する連中の反応を見ると、常に10パーセントは主流マスコミ・プロパガンダで、90パーセントは無内容な憤激興奮したおしゃべりに見える。気の抜けた感情吐露に過ぎない。連中は、心から皆様がそれを真剣に受けとめ、成人のように連中を扱うよう期待しているように思われる。

 主流報道記者というものは、行政機関に提供された情報を、ニュースであるかのように無批判で発表し、Twitchのストリームで、ウクライナに関して間違ったことを言う連中の調査記事を書き、恐れない押しが強いジャーナリズムのかどで、ピューリッツァー賞を三つ獲得するのだ。

 登場人物全員バイデンを愛し、インターネット検閲を支持し、ウクライナ上に飛行禁止区域を要求しているとを知っていながら、ハリウッド映画を見るのは不気味だ。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2022/04/17/this-war-is-a-propaganda-campaign-wrapped-in-a-psyop-notes-from-the-edge-of-the-narrative-matrix/

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 植草一秀氏の新刊『日本経済の黒い霧』を読了。森永卓郎氏が日刊ゲンダイの「週末オススメ本ミシュラン」欄で称賛していたというのも納得。

 ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ著『ローカル・フューチャー "しあわせの経済"の時代が来た』の一説が引用されている。147ページ。

「多国籍企業はすべての障害物を取り除いて、ビジネスを巨大化させてゆくために、それぞれの国の政府に向かってああしろ、こうしろと命令する。選挙の投票によって、私たちが物事を決めているかのように見えるけれども、実際にはその選ばれた代表たちが、大きなお金と利権によって動かされコントロールされている。しかも多国籍企業という大帝国は、新聞やテレビなどのメディアと科学や学問と言った知の大元を握って、私たちを洗脳している。 」

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コメント

>リベラル派が文字通り、実際の、本物のナチ以外、世界の誰であれナチと呼ぶようになって、我々がオーウェル風二重思考の全く新しい段階に達したのは明確だ。

私が常日頃思っていることがまさにこれです。橋下をヒトラーと呼び、維新をナチスと呼ぶことに何ら抵抗のない偽善者連中が本性を剥き出しにし、共産主義者やロマや同性愛者を現在進行形で迫害しているウクライナ政府と国民をナチと見做すことを頑なに拒んでいます。私は橋下も維新も大嫌いですが、それでも民主主義国家として橋下氏を逮捕・拷問したりましてや処刑すべきではないし、維新を非合法化しようとする試みには反対します。日本が政治的に多くの問題を抱えているのは事実ですが、道徳的にはウクライナのような破綻国家に比べれば遥かに高みにいます。ファシズム国家に対する支援は冷戦時代の東南アジア軍事独裁政権に対する援助同様、日本戦後史の汚点となるでしょう。むしろ日本を始めとする西側諸国が率先してウクライナに経済制裁を行っていれば今回の悲劇は防げたのでは?とすら思います。もちろんウクライナをそのような国に変えたのがアメリカなのですからあり得ない事は分かっていますが。

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