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2022年4月 8日 (金)

ザクセン=コーブルク=ゴータ家というナチの根源に光をあてる新たな暴露

マシュー・エレット
2022年4月2日
Strategic Culture Foundation

 特定の強力な連中が、見えないよう永久にしまいこんでおこうと望んでいて、もはや隠しきれない膨大な秘密が一部王室連中のタンスにあるのは確実だ。

 オーウェル風の偽情報の嵐が我々の現在の世界を形づくる中、上は下になり、白は黒くなり、そして良い事は悪事になっている。

 第二次世界大戦中、主にロシア人が払った犠牲によって、ナチズムの悪が破られたにもかかわらず、大戦の正真正銘の悪党はスターリンだったという間違った考えを断言することが益々一般的になっている。古い考え方のナチが、冷戦ファイブ・アイズ率いる諜報機関に吸収され、現在ウクライナで、2代目、3代目ナチを生み出しているにもかかわらず、ウクライナは、その領土を我々が守るため、世界に核爆弾の火をつける危険を冒すべき自由の神殿、民主主義の希望の光だと我々は繰り返し言われている。

 現在の時代精神を汚染したオーウェル風ニュー・スピークの酔った錯覚を、不都合な真実が打ち破るのは一服の清涼剤だ。明らかになった、そのような一つの真実は、悲惨なハンター・バイデンのラップトップと、その忌まわしい全ての内容が本当だったことを主流メディアが認めたことだ。この暴露は、オバマ政権時代、ナチがはびこるウクライナ総督を勤め、監督していた不正利得と腐敗の体制から、現職アメリカ大統領が、直接恩恵を得ていた事実と直面するようアメリカ人に強いたのだ。

 チャンネル4によるナチ王暴露

 最近欧米の時代精神に衝撃波を送った、もう一つの爆発的新事実はイギリスのチャンネル4が放送した「エドワード8世:イギリスの裏切り王」というドキュメンタリーだ

 間もなく刊行予定の歴史家アンドリュー・ローニーの本に基づくこの映画は、最近王立文書局の機密指定から外された報告を使い、第二次世界大戦でナチの勝利を願っただけでなく、1936年(離婚経験者アメリカ人女性ウォリス・シンプソンと結婚するため)王位放棄するよう強いられた瞬間から、戦争の最も暗い日々の間、積極的にその狙いに取り組んでいたとされるイギリスのナチ王エドワードVIIIの物語だ。

 このドキュメンタリーが証明している通り、若い姪エリザベス2世に正しい「ジーク・ハイル、勝利万歳」のやり方を教えたことだけが彼のナチとの唯一の踊りではなかった。

 ポルトガル亡命中、王室のいたずら者は、ドイツのエリートと付き合っており、このドキュメンタリーは、1940年、エドワードが、何百万人もの無辜一般人の死を促進し、イギリスに容赦なく爆弾を投下して服従させるようナチに要求するドイツ当局者に送った外交公電を引用している。1939年、エドワードがイギリスにナチに降伏するよう要求した、BBCが放送を拒否した、ほとんど知られていない演説を番組は引用している。彼らの以前のファシスト新世界秩序の計画を続けるより、彼らのフランケンシュタイン怪物を鎮めるほうが手っ取り早いと決断した帝国当局者により、バハマに送られた後でさえ、このナチ王希望者は、必要とされる時にはヨーロッパに戻り、アーリア国王として彼の正当な地位を奪還する彼の熱意を示す電報をヒトラー当局に打っていた。

 映画の先:更に多くのウィンザー家のナチの根源

 エドワード8世の場合以上に、ウィンザー家(以前はザクセン=コーブルク=ゴータ家)には、この番組が言及し損ねた多くの他の厄介なナチとの関係があり、中には直接(「エディンバラ公」としても知られる)故フィリップ・マウントバッテン王配もいる。

 エディンバラ公の姉全員ナチの皇子と結婚しており、彼女らの一人(ソフィー)の夫はOberfuhrer(上級大佐)の位で武装親衛隊士官になった。

 フィリップの姉ソフィーの夫、クリストフ・フォン・ヘッセン殿下はハーマン・ゲーリングが行なう特別情報収集活動Forschungsamt(調査局)長だった、彼はハインリッヒ・ヒムラーの側近で、親衛隊のStandartenfuhrer(大佐)だった。フィリップの4人の義理の兄は、全員ナチ党で政府高官になった。

 フィリップ自身は家族の伝統を維持し、1930年代、最初、優生学に集中するナチ・カリキュラムで教育され、更に1961年、かつてナチ党メンバーのオランダ人で、生涯の優生学論者で、ビルダーバーググループ創設者のベルンハルト王配とともに世界自然保護基金(WWF)を創設した。フィリップとベルンハルトには、世界自然保護基金共同創設者としてジュリアン・ハックスリー卿(当時イギリス優生学協会会長)が合流した。1988年8月、ドイツ報道機関Agenturのインタビューで、フィリップ殿下は「人口過剰問題解決」を手伝うため、次の人生では致死性ウイルスになりたいという願いを主張した。

 人口縮小のこの悪意に満ちた概念については、プリンス・フィリップ(当時、世界自然保護基金総裁代理)に仕えたモーリス・ストロングという名の1978年-1981年WWFの著名な副総裁の仕事と言葉は再検討の価値がある。ジャスティン・トルドーによれば、1971年に、ストロングはクラウス・シュワブと世界経済フォーラムを共同設立し、1972年と、その続編で、1992年、リオデジャネイロでの「人口に関する国連会議」議長を務め、世界銀行総裁、地球憲章著者、国連環境庁創設者や(最近Agenda2030と改名された)アジェンダ21の設計者など広範囲にわたる一連の職についていた。

 1990年5月、WEST誌のインタビューで、ストロングは、ダボス会議についてこう語った。「もし世界首脳の小集団が、地球にとって主要な危険が、豊かな国の行動から来ると結論したらどうだろう」?そしてもし世界が生き残るためには、それら豊かな国々は環境に対する彼らの影響を減らす協定に署名しなければならないだろう。彼らはそうするだろうか?グループの結論は「ノー」だ。豊かな国々はそうしようとはするまい。彼らは変わろうとするまい。だから惑星を救うために、このグループが決める。惑星にとって唯一の希望は、工業化された文明社会が失敗することではないだろうか?それを引き起こすのは我々の責任ではないだろうか?」

 彼が人間動物園を熟考して、断言したように、フィリップ殿下も同様に冷たい厭人的「熟考」を醸し出していた。

 「あなたは食べさせられる以上に大きな羊の群れを飼うことができない。換言すれば、どんな特定の環境の中においても、保存のためには、それぞれの種の相対的な数のバランスを維持するため淘汰が必要かもしれない。私はこれが非常に厄介な問題なのは分かっているが、人類が生物界の一部である事実は変わらない。耕作用にもたらされる全ての新エーカーは、更なるエーカーが野生種に対して拒否されたことを意味する。」

 チャールズ皇太子の憂慮すべき例

 フィリップ王配は2021年に亡くなったが、彼の息子の王位継承者は世界人口を減らす父親の任務を肝に銘じて、様々なの保護論者組織に対する彼の指導力を通して、今は機能していないホスピス、リバプール・ケア・パスウエイの後援者として、年間60,000人の英国民を、2001年から2013年まで、彼らの同意なしで、安楽死させたことが明らかにされた。

 18年の統治中、フィリップ王配は、何百もの医療提供業者に、何百万人もの病気で年配の(そして高価な)患者を、救命治療がまだ利用可能なのにもかかわらず、死期を速めるため強制脱水やモルヒネ点滴で、彼らの同意なしに「末期」リストに載せるよう圧力をかけていた。

 2020年6月、気候変化と世界的コロナ流行という「実存的な二重危機」を利用して、世界的に行動と経済体制を再び根本的に修正するため、彼の同僚クラウス・シュワブとともに、チャールズ皇太子は、世界経済フォーラムのグレート・リセット構想を共同設立した。地球を救うため人間を結集させるダボス億万長者が使う美しい言葉を越え、事実はEUの「農場から食卓まで」戦略に見られるような持続可能なエネルギーと炭素排出削減に固執する「緑の」より良い再建改革は、ヒトラーの類いでさえも赤面するかもしれない規模の死という結果に終わるはずだ。

 王室とその忠実な管理者連中のナチ家系は問題を引き起こす。安楽死とゼロ成長運動という形のナチ優生学教義の継続は、なぜ、もっと広く知られるようにならないのだろう?このような驚異的事実が一般的知識であり得なかったとは、我々は一体どんな種類の世界に住んでいるのだろう?

 枢密院制度

 大英帝国と人口支配に対するその熱望が、決して1945年、ヒトラー・プロジェクトの抹消で終わらなかったことが、益々明確にないることを私は願う。

 この帝国が、決して英国という国や、その議会や、その国民ではなかったことも、同様に明らかになることを私は願う。

 本当の帝国は、ヨーロッパ上流階級の権益を推進するため、常に権力構造の巨大ネットワークに使われる金融寡頭政治だった。現在の権力の震央は(あらゆる栄誉の源として知られる)イギリス-オランダ君主国家だ。ビルダーバーグ・グループ、その目下の組織、世界経済フォーラムを支配し、ヒラリー・クリントンが「母船」と呼んだニューヨークに本拠がある(アメリカ版チャタム・ハウスの)外交問題評議会CFRを通してアメリカ政策の舵を取っているのはこの勢力だ。

 チャタム・ハウスは、国際連盟の下、優生学と世界政府を促進するため外交問題評議会(CFR)を作った円卓運動の主導的なミルナー主義者たちにより、1919年に始められた王立国際問題研究所(RIIA)の別名だ。アメリカ支部は、イギリスによる陰謀をアメリカ人が疑うため、イギリス英語の単語によるほのめかしを避けるため、その名をつけられた。カナダとオーストラリア支部は、1928年に始められ、以来典型的にオックスフォードで教育された代理人により運営されている。アメリカの場合、現在の外交問題評議会会長リチャード・ハースは1978年にローズ奨学生としてオックスフォードを卒業した。

 1937年、ヒトラーは、以下のように言って、イギリス-ドイツの新世界秩序の概念を、チャタム・ハウスの主要メンバーであるロージアン卿に説明したのだ。「ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、アメリカとスカンジナビアは…それにより彼らが、国民が中国やインドのような国々の工業化支援を阻止する何らかの合意に到るべきだ。アジア農業国で製造業の設立を促進するのは自殺的だ。」(1)

 「より良い世界再建」や「グローバル・グリーンニューディール」を推進している様々なテクノクラート連中も同じことを言うだろう。

 今日、カナダ国際問題研究所はカナダ国際評議会(CIC)と改名された。CICはWEFの傀儡フアン・グアイドを支持し、マドゥロ政府を打倒する今日に至るまで継続する試みで、枢密顧問官クリスティア・フリーランドと親密に働いたオックスフォードで教育された政権転覆専門家ベン・ロズウェルが議長を務めている。

 植民地支配のためのイギリス-オランダの影響力の大黒柱はイギリスを中心とする枢密院システムのままだが、選り抜きのイギリス連邦諸国には下部組織がある。更に下級の要員は、次官や、財務委員会、特別委員会や、官公庁の他に任命される当局者のかたちで制定されるいるのも枢密院の影響下だ。官庁や民間部門の他の重要な結節点は王権の権益を管理している。政府の全閣僚は枢密顧問官にされ、全枢密顧問官は枢密院会議で話されたことを秘密にしておく宣誓を含め、女王に秘密と忠誠の宣誓を誓わせられる。(2)

 「自由で民主的な規則に基づく秩序」の模範の奇妙な点。

 ナチの王に関するチャンネル4のドキュメンタリーが我々に想起させるように、特定の強力な連中が、見えないよう永久にしまいこんでおこうと望んでいて、もはや隠しきれない膨大な秘密が一部王室連中のタンスにあるのは確実だ。欧米文明が、オーウェルのニュー・スピークを拒絶し損ねたことや他の真実の逆転は、何らかの形で解決する必要がある実存的緊張をもたらしている。もしそれが、ヒトラーやフィリップ殿下、エドワード8世や他のナチ国王の反人間の伝統を意味するのであれば、過去や現在のナチスが、人類を新たな暗黒時代に押しやるのか、休眠状態から我々が抜けだして、新たな、より威厳ある運命を求めるのかどうかは、まだわからない。

 注記

 (1) 1960年、ロンドン、マクミラン社刊、ジェームズ・ R.M. バトラー卿の著書、『ロージアン卿』332ページの写し

 (2)普通の人々にとって、このような中世団体が依然、現代世界に存在する事実を理解するのは困難なのでの、ここに全ての枢密顧問官が職務に着くや否や、しなければならない忠誠宣誓をあげておく。 「私[名前]は厳粛に、心から、私がカナダ枢密院メンバーとして、エリザベス二世女王陛下の真実の忠実な使用人であることを誓います。私は、枢密院で扱われ、討論され、解決される全てのことに、正直に、誠実に、本当に、私の心と私の意見を宣言します。私はこの職務で、すべての問題が責任を負って、私に明かされたことや、評議会で密かに扱われるべき秘密を守ります。何事も、忠実な正真正銘の使用人が陛下のためにすべき通りに私は行います。」

 マシュー・ J.L. エレットはジャーナリスト、講師でCanadian Patriot Review創設者。

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2022/04/02/new-revelations-shed-light-on-nazi-roots-of-house-of-saxe-coburg-gotha/

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 The Sakerに、ドイツの現状について記事を書かれた同じ筆者が、日本について書いたものが「耕助のブログ」に翻訳掲載されている。

 耕助のブログ

No. 1428 残酷。日本の真実、東京大学から。

 寺島メソッド翻訳NEWS ポール・クレイグ・ロバーツ氏記事翻訳

クレムリンは学ぶことがないのか (ウクライナ、ブチャのプロパガンダ戦争)

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コメント

 素晴らしい記事だと思います。
 財閥や大富豪の側がエコを語るのは、ライバルの出現を押さえつけるためです。
 資本主義は、さんざん環境を破壊しておきながら、エコなんか語るのは、偽善です。
 ほとんどのエコは、経済的な強者を、より助けるだけです。
 貧しい人々にとって必要なのは、エコではなくて、経済発展です。

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