ヒラリー・クリントン国務省元報道官が私の資金源を調査するよう呼びかけた
2022年3月27日
ケイトリン・ジョンストン
ウクライナ戦争は、モスクワでの政権転覆を画策するため、意図的にアメリカ帝国に引き起こされたという増大する証拠について、私が作ったTwitterスレッドに対し、元オバマ政権国務省報道官が、彼のフォロワーに私の資金源を調査するよう呼びかけた。
以来削除されたTwitter投稿で、ヒラリー・クリントン下で一年間の国務省報道官を含め、オバマとトランプ政権で様々なホワイトハウス職務にあったイアン・ケリーが私の前述スレッドに引用Tweetで「誰か彼女の資金源を調べて欲しい」という要請を投稿した。
イメージ
とんでもないたわごとなので、私はすぐに彼の投稿に注目した。
Is this account real? Is a former US State Department spokesman actually soliciting people to investigate my finances because I said the US instigated this war to advance pre-existing agendas? https://t.co/K4Ac35Hk8D
— Caitlin Johnstone ⏳ (@caitoz) March 26, 2022
このアカウントは本物だろうか? 実際、元アメリカ国務省報道官が、私がアメリカが元々の狙いを推進するために、この戦争を扇動したと言ったために、私の財政を調査するよう人々に懇願するのだろうか? https://t.co/K4Ac35Hk8D
- ケイトリン・ジョンストン - (@caitoz) 2022年3月26日
私が信ぴょう性を確認できない彼のアカウントが実際に著名ホワイトハウス官僚のものだったのかどうか尋ねると、ケリーは「はい」と応えた。
私が彼に、どこか具合が悪いのかと尋ねると、彼はウクライナ国旗画像で答えた。その答えは、本記事執筆時点で、まだTwitter上にあり、他方他の2つの投稿は削除された。
pic.twitter.com/ZpOTjz8gPs
- イアン・ケリー (@ikelly731) 2022年3月26日
念のためのスクリーンショット:
どうやら、背伸びをして失敗したかもしれないことに気がついて、それからケリーは私のアカウントをブロックした。
ところが、これはウィキペディアによれば、本当にノースウエスタン大学で今下記二科目を教えている「ケリー大使」のTwitterアカウントだ。「The Fall of the USSR and the Rise of Russia ソビエト社会主義共和国連邦の崩壊とロシアの勃興」、「Controlling the Russian Narrative, from Stalin to Putin ロシア言説支配 スターリンからプーチンまで」。彼のアカウントには1万人のフォロワーがいて、2010年から存在し、そのハンドルは、主流ジャーナリストやシンクタンクや他の元アメリカ当局者やビル・クリストルやアン・アップルバウムなどの著名ネオコン言説支配者によってソーシャルメディアプラットホーム上で言及されている。
ここに、かのご婦人と一緒の彼がいる。
Oh, what could have been, and could still be. Secretary Clinton hosts a symposium on The #FutureOfDiplomacy at Georgetown. Lots of HRC alums and future diplomats. pic.twitter.com/gulVYVbG0W
— Ian Kelly (@ikelly731) February 7, 2019
おお、そうだった可能性があり得るものは依然そうであり得る。クリントン長官はジョージタウンで#FutureOfDiplomacyに関するシンポジウムを主催している。多数のヒューマン・ライツ・キャンペーン卒業生と未来の外交官。pic.twitter.com/gulVYVbG0W
- イアン・ケリー (@ikelly731) 2019年2月7日
私は年のために言っておくべきだと思うが、私の資金にやましいところは何もない。私は完全に読者に支援される作家で、(私が知る限り)一度もクレムリンや他のいかなる外国政府からお金を受け取ったことはない。私は文字通り、アメリカ人の夫や、それら記事を支持する後援者からの金銭的援助で、インターネットで意見・発言をするただのオーストラリア人女性に過ぎない。皆様はそれら意見に同意しないかもしれないが、それは私が彼らを代弁するためウラジーミル・プーチンにお金をもらっていることを意味しない。
私が良い大人に、これを頻繁に説明しなければならないのは実に奇妙だ。この戦争開始以来の衝撃的な大プロパガンダ、強烈な検閲という新たなメディア環境は、全員をめちゃくちゃ正気でなくしている。
私の資金源は、私のTwitterの最上部や、私が書く記事の一番下の直接リンクだ。私のPatreonアカウントは、プラットホームで認められた最も透明な設定だ。昨年私は、私がしていることで生計をたてられる興味深い方法について、「My Experiments With Hacking Capitalism 日本語翻訳 私の資本主義ハッキング実験」という題の記事を書いたが、言わせていただければ、寡頭政治帝国に反対するコンテンツ作成者全員にとって多くの有用な情報がある。自身でそう言っている私は実際かなり冷静なつもりだ。
My Experiments With Hacking Capitalism
— Caitlin Johnstone ⏳ (@caitoz) May 24, 2021
"I just realized I've never really written about how I make a living doing what I do, which is odd because it's easily the most interesting aspect of my weird little operation here."https://t.co/cUZpMv99em
My Experiments With Hacking Capitalism 私の資本主義ハッキング実験
「私は、自分がしていることで、どのように生計を立てているか書いたことがなかったのに気がついたが、ここでの私の風変わりな、ささやかな活動の最も興味深い局面なのだから、これは奇妙だ。もし誰かにとって有用かも知れないので、私はその情報を書いておく。"https://t.co/cUZpMv99em
- ケイトリン・ジョンストン - (@caitoz) 2021年5月24日
だが私がこうしたことを言わねばならないのは全く健全ではない。地球上最も強力で破壊的な政府の、最も危険な衝動を非難することに対して、下院非米活動委員会風の魔女狩りから、人々が身を守らなければならない必要性などあってはならない。2016年以来、彼らの意識に叩き込まれた反ロシア・ヒステリーで、これら手が付けられない狂った非難が実に積極的に、当たり前のことにされているため、今や毎日私のオンライン・コメントで、多数の人々が私をクレムリン要員と呼んでいる。
史上最強帝国の政治的部内者が、インターネットで、でたらめに、見知らぬ人に、このように根拠がない非難をするのを気楽に感じ始めている事実は、これら帝国の大規模冷戦心理作戦がどれほど皆の頭をおかしくしているかについて多くを物語っている。
おお、ウクライナ侵略が政権転覆に使われていることに関する証拠が増大しつつあるという私の主張に関し、それ以降のアメリカ大統領発言が、この主張を既にそうだったより遙かに説得的にしてくれた。おそらく「ケリー大使」は、彼も調査したくなるだろう。
My Experiments With Hacking Capitalism
— Caitlin Johnstone ⏳ (@caitoz) May 24, 2021
"I just realized I've never really written about how I make a living doing what I do, which is odd because it's easily the most interesting aspect of my weird little operation here."https://t.co/cUZpMv99em
バイデン発言に「不明瞭な」ものは皆無だ。アメリカは、ロシアで政権転覆を醸成するためにウクライナを使ったと、彼は率直な言葉で認めており、どれだけ必死に歪曲しようとも隠しようはない。これが彼の政権が、侵略前も、侵略後も、なぜ外交を妨害したかという説明だ。https://t.co/wLeejkidur
- アーロン・マテ (@aaronjmate) 2022年3月26日
更新:
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昨夜、映画『ひまわり』のDVDが出てきた。1970年製。頻繁に停止、最初の画面に戻ってしまう。なんとか最後まで見た。
Jimmy Dore Show ユダヤ人団体(Anti-Defamation League)ウクライナ・ナチを支持
The Unz Review記事で紹介されている本(日本語)を読んでいるので驚かなかった。シオニストは、ナチと結託していたのだ。今も。
インドのマスコミは大本営広報部ではないようで、彼氏の正体を説明できる。
Gravitas Plus: The story of Ukraine's President Volodymyr Zelensky
ロシア大使館が、日本の元ウクライナ大使が、ウクライナでネオ・ナチと一緒に写った画像をツイートしている。IWJ岩上氏ご教示
🇯🇵日本の公安調査庁は、アゾフ連隊はネオナチ組織として認めています。にもかかわらず、日本政府関係者がウクライナのA.アヴァコフ前内務大臣やアゾフ連隊首領の一人であるA.ビレツキーといった唾棄すべき犯罪者と一緒にしていることは理解に苦しんでいる。 pic.twitter.com/27eiyfqUtq
— 駐日ロシア連邦大使館 (@RusEmbassyJ) March 30, 2022
毎日、寺島メソッド翻訳NEWSを拝読している。今朝は下記記事を。退陣すべきは彼の父親。
今朝の孫崎享氏メルマガ
露独立系世論調査機関レバダ・センターが3月30日に発表した調査で、プーチン信任は83%、侵攻前2月の71%と比べ12ポイント上昇。侵攻の二つの理由―NATO拡大は露の安全を脅かす、ウクライナ東部でのロシア人迫害の除去―は露人にとり十分支持可能。
オミクロン株が従来の「BA.1」から、その変異株の「BA.2」への置き替わりが始まっている!! 新型コロナウイルス感染がリバウンドの兆し! 政府分科会・尾身茂会長は「もう数日様子を見る必要がある」と言うが東京都では直近9日中6日間、前週の同じ曜日より感染者数が増加! 1日時点の7日間平均は前週比121.6%!!
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コメント
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ケイトリン ジョンストン さんの論調は、素晴らしいです
投稿: なし なし | 2022年4月 2日 (土) 22時35分