阿呆リベラル派は脳みそがスポンジの人間家畜:言説のマトリックスの端からのメモ
2022年4月22日
ケイトリン・ジョンストン
ウクライナでの、かなり普通の近代戦争を説明するのに欧米人が使う大げさな言語は、彼らは自身の政府が過去20年間中東でしていたことを全く何も考えていなかったことを示唆している。
それは、そう、殺害、暴力と破壊という戦争の姿だ。皆様は戦争そのものを表現している。皆様が、やっと最近になって、これに気づいたのは、身の毛がよだつようだ。皆様は政府が、これまで戦争をするため一体何を使っていたと思われていたのだろう?面白いミーム?
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ウクライナ戦争の前、既にそうしている以上に、阿呆リベラル派を軽蔑するのは不可能で、連中のスポンジ脳世界観に敬意を示すのは不可能だと私は皆様に言ったはずだ。だが私は間違っていた。非常に非常に間違っていた。
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世界の出来事に関する皆様の理解に、アメリカが大差で地球上最も専制的政権だという容易に定量化可能な事実が含まれていなければ、世界の出来事に対する皆様の理解は何も事実に基づいていない。
何百という軍事基地で地球を包囲し、服従しないどんな国でも絶えず破壊しようとして、21世紀に何百万人もの人々を殺して過ごしている政府が一つだけある。それはロシアではない。それは中国ではない。人はこの現実を把握しなければならない。
それは専制政治だ。それは専制政治そのものだ。必要なあらゆる暴力で世界中をいじめ、残忍に扱って服従させるのが専制政治でなければ専制政治は無意味な概念だ。アメリカは、たまたま国境外にその専制政治の多くを輸出している。
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The RAND Corporation has responded to the way people have been highlighting its Pentagon-funded 2019 report on strategies for crippling Russia by attaching an editor's note declaring that people who do this are Russian propagandists.https://t.co/a4h0AhM5GX pic.twitter.com/o7QkfPkRc3
— Caitlin Johnstone ⏳ (@caitoz) April 20, 2022
RAND社は、国防総省が資金を出した、ロシアを締め付ける戦略にまつわる2019報告書に対する人々の反応に、そういうことをする連中はロシアの喧伝屋だという編集者の注記をつけて対応している。
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CNN+が、10,000人の人にさえ、そのコンテンツに、お金を払わせることができなかった事実は、独立メディアを隠し、主流メディア・コンテンツを押し上げるため、なぜシリコンバレーがアルゴリズムを操作する必要があるかを示している。人々は強制された時しかゴミ・コンテンツを見ない。シリコンバレーのアルゴリズム操作がなければ、CNNのようなメディアは何年も前に潰れていたはずだ。
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ジャーナリズムは、実践する人々が、麻薬常習者のように仲間からの承認を求めるより、承認を軽べした方が恩恵を得るはずだ。ジャーナリズムで、人が他の全ジャーナリストに尊敬された際、それは、その人がおそらく正しいことをしていることを意味したものだった。今では、それは、何か悪いことをしている確実な徴候だ。
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我々が核による全滅に向かって突進しているのに、我々は依然ウィル・スミスやマスクについて、おしゃべりしているのは奇妙だという感じを振り払えない。
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未来の世代があるとすれば、未来の世代は、億万長者大企業が戦争から利益を得るだけでなく、シンクタンクを使って、より多くの戦争のためのロビー活動や、選挙運動資金供与や他の影響作戦をするのを我々が許していた事実を恐怖とともに振り返るだろう。
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The Pentagon has said the agreement could cause the Pentagon to destabilize the region. https://t.co/dviWPPSb6i
— Caitlin Johnstone ⏳ (@caitoz) April 20, 2022
国防総省は、この協定で、国防総省は、この地域を不安定化しかねないと言っている。
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中国に関する戦争プロパガンダと、中国とソロモン諸島との安全保障協定に関する異様にタカ派の騒ぎ立てと組み合わされて、オーストラリア人が、さんざん叩きまくられている事実は、意識あるオーストラリア人全員を少し不安にさせるはずだ。アメリカ帝国が、主要ライバルに対する代理戦争で、喜んでオーストラリアを犠牲にするだろうともし皆様が思わなければ、皆様にウクライナを更に綿密に観察するよう提案したい。オーストラリア人は、ソロモン諸島を巡って中国と戦って死ぬために子供を送るだろうか、台湾を巡ってだろうか?帝国支配の次のスリル満点のエピソードを見つけて頂きたい!
事態はこのようである必要はない。大国がお互い競争し、お互いアルマゲドン兵器を振り回し、お互いを支配しようとする必要性に妥当な理由はない。我々全員、皆のより大きな福祉に向けて協力できるのだ。これは全て絶対に狂気だ。
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中国は嫌いだが私のロシア/ウクライナ説が好きで記事を読み始めた皆様が我々は友人だという錯覚をもたれないよう希望する。我々は敵で、私は皆様を深く軽蔑している。北京との事態が白熱したら、私は皆様を激怒・泣かせるべく起きている全時間を使うつもりだ。
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有限な世界において無限の成長に依存する経済体制のために生態系が死に瀕している時、皆様の選択は以下のいずれかだ(A)そういう体制を断念するか、(B)社会病質的オリガルヒが、今後数年内に、何らかの方法で我々を宇宙に送り出すよう祈る。我々がどちらになるか当てて頂きたい。
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When empire managers say "the spread of disinformation" they always mean "the spread of unauthorized information". https://t.co/Q8gLmURXBr
— Caitlin Johnstone ⏳ (@caitoz) April 20, 2022
帝国の管理者連中が "偽情報の広まり"という時には、常に"政府が認めていない情報の広まりを言っている"。
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人類の主要な問題は支配しようとする衝動から起きる。環境破壊は、自然を支配しようとする衝動から起きる。帝国は文明社会を支配する衝動から生じる。寡頭政治は政治的結果を支配しようとする衝動から生ずる。自我は命を支配する衝動から生じる。
健全な人間には、操って支配する衝動はないはずだ。命に対して、人々に対して、自然に対して。だが、それは我々が今知っている人類とは非常に異なるので、そういう形で機能するようになるのは一種の死だ。そしてそれは死のような感じがするはずだ。
時々、人々は世界が終わるのを、人類が絶滅するのを望んでいるように思われる。これが直感的真実の混乱した表現かもしれないと私は示唆したい。この全てを終わらせた向こう側に何か良いことがある。だがそれは我々の種ではなく、我々の機能障害の終わりだ。
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寺島メソッド翻訳NEWS
Max Blumenthal, Esha Krishnaswamy記事
”ONE LESS TRAITOR”: ZELENSKY OVERSEES CAMPAIGN OF ASSASSINATION, KIDNAPPING AND TORTURE
【号外22弾のお知らせ】「制裁は本当にプーチンを止められるのか」!? 米国のロシア制裁を煽っていたニューヨーク・タイムズが「制裁の出口戦略」に言及する180度方向転換の社説を掲載! この社説の背景には、米国と同盟国による共同制裁が事実上破綻している現実がある!
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