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2022年1月 7日 (金)

アメリカ政府に従って反帝国主義発言を検閲するMeta

2022年1月5日
ケイトリン・ジョンストン

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 反帝国主義評論家リチャード・メドハーストは、Instagramが彼のアカウントから約20の画像を削除し、もし彼が類似の投稿をし続ければ、恒久的禁止に直面すると警告したと報じている。問題の投稿はメドハーストがトランプ政権による有名なイラン軍指導者ガーセム・ソレイマーニー暗殺二周年を記念するために作ったTwitterスレッドのスクリーンショットだ。

 このスレッドをお読み願いたい。ここにもハイパーリンクがある。そこには、明記されているInstagram利用規約に違反するものは、ほとんど何もない。メドハーストは暗殺と、それ対するインチキな弁明を非難し、ISISとアルカイダに対する戦いでの、ソレイマーニーの重要な役割を論じている。メドハーストの政治的発言をInstagramが検閲する理由は(かつてFacebookと呼ばれた)Instagramの親会社Metaが、ソレイマーニー暗殺後に彼を支持するように思われるものは、アメリカ制裁の違反で、従って削除しなければならないと決定したことだ。

 2019年、トランプ政権は、イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)を外国テロ組織と指定したが、それは、ある政府が、他国の軍の他のいかなる支部でもテロ組織に指定するのと同じぐらい偽善で恣意的だった。全く根拠がない指定にもかかわらず、Metaが所有する二つのソーシャル・メディア・プラットホームであるFacebookとInstagramは、積極的に、暗殺された時点で、IRGCのクッズ軍指揮官だったソレイマーニーに関する政治的発言を検閲している。メドハーストは、同様にハマスについて投稿することに対しても、同じ正当化の口実で、Instagramで検閲されたと報告している

 Instagramが、ソレイマーニー大将に関する私のTweet全投稿(約20枚の写真)を削除し、私を追放すると脅している。驚くには当たらない。これは本当に政府の命を受けての巨大ハイテク企業検閲だ。pic.twitter.com/edIA0O9SJE
— リチャード・メドハースト (@richimedhurst) 2022年1月4日

 何十億というユーザーがいるソーシャル・メディア企業が、アメリカ政府の命令に連携して、主要な歴史上の人物について、世界的に政治的発言を検閲することは全く狂っていることについて我々は十分話していない。たとえイラン軍の支部をテロ組織に指定することに対し、読者がばかばかしい正当化を受け入れているにせよ、たとえ読者が、未曾有の影響力をもったコミュニケーション企業にとって、アメリカ政府から、検閲で命令を受けることが完全に正気で、当たり前のことだと認めたとしても、ソレイマーニーは死んでいるのだ。彼は死んだ男だ、彼は誰に対しても、どんな脅威にもなることができないのに、連中は彼の暗殺について人々が意見を言うのを検閲しているのだ。

 すぐに全てを受け入れることが余りに狂っているので、私はこれまで二年にわたり、この狂気を正当に評価し損ねていたと思う。人はしばし止まって考える必要がある。彼は世界を形づくった人で、その人間文明に対する影響が何世代にも渡り調査されるだろう人なのだ。それなのに地球最大のソーシャル・メディア企業が、アメリカ政府が、それは許されないと言ったので、積極的に彼に関する議論を検閲しているのだ。

 私がオンライン検閲の危険について話すと、常に、洗脳され考えずに行動する連中の膨大な集団が、こう泣き言を言う。「それは検閲ではない!検閲というのは政府が言論の自由を制限することだ。これは利用規約を適用している私企業に過ぎない!」

 こういう主張は明らかにいい加減な分析から生じている。全ての大手オンライン・プラットホームは、発言の検閲でアメリカ政府と提携して動き、益々親密さを深めている。アメリカ政府が彼はテロリストだったと言うから、独占的なシリコンバレー大企業が、歴史上の重要人物に関する政治的発言を検閲するのは、人が思いつける限り最悪の政府検閲行為だ。その検閲が、推定上、民間企業に外注されている事実は重要ではない。

 ソレイマーニーがISISと対するイランの戦いをどのように率いたかについて実際100%正確であるにもかかわらず、Facebookは私の動画を検閲し@IntheNow_tweetアカウントを停止したのだ。どうやら真実は「コミュニティ基準」に違反するのだ。今のところ、ここで一部をご覧いただける。https://t.co/Z1qz11Ro9T pic.twitter.com/0qOCYKHq6E
- ダン・コーエン (@dancohen3000) 2020年1月15日

 民間企業への検閲外注は、そうでなければ政府がするはずの業務を民営化する新自由主義手法の繰り返しに過ぎない。それが我々がここで目にしている全てだ。大企業が支配する政府体制において、企業検閲は政府検閲だ。

 アメリカ政府は、この惑星で唯一最も暴君的で強圧的政権だ。全人類を威嚇し、命令に服従しないどんな国でも破壊しようと試み、地球における一極支配を維持するため何百万人もの人々を虐殺して21世紀を過ごし、その戦争犯罪をあばいたかどで、ジャーナリストを投獄し拷問して、世界中の政治的発言を積極的に検閲しているのだ。

 アメリカが非難する他の国々が行っているあらゆる悪事は、アメリカ自身遙かに雄大な規模で行っている。自由と民主主義を推進し、テロと戦う見せかけや、外注と言説支配の隠れみの下で、そうしているのだ。アメリカは世界中の人間に最も精神病質的な暴力行為しながら、公正と正義の名目でそれを包み隠している。アメリカ政府はプラスチックのスマイリー仮面をつけた血しぶきまみれの連続殺人犯だ。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2022/01/05/meta-censors-anti-imperialist-speech-in-obedience-to-the-us-government/

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