カザフスタンのカラー革命(オープン・スレッド)
2022年1月5日
Saker
皆様
今日私は終日ドライブしているが、カザフスタンで極めて深刻なカラー革命が起きているように思われるので、オープン・スレッドを作った。どうか適切な情報や論評を、遠慮なく、以下に続けて共有願いたい。ロシアの情報提供者によれば、メリカが支配している、いつものニセ情報源(ウクライナのものを含め!)が反乱を全力で支援している。暴力のレベルは非常に高く、救急車さえ攻撃され、警官がたたきのめされ、武装解除され、服を脱がされ、恥をかかされ、武器店は空だ。アルマトイとヌルサルタンの多くの部分で、電気同様、インターネットも切断された。これはアメリカがベラルーシやキルギスタンで試みたことの繰り返しで、今後二日が重要だ。多くの庁舎が占拠され、放火され、一部は当局に奪還された。法と秩序は崩壊し、暴漢集団が多くの場所で道路を支配している。警察や治安部隊や軍隊と銃撃戦をしている武装集団に関する報告がある。ある情報筋は、カザフ空挺部隊も関与していると報じている。(公式にはガス価格値上げによって発生した)これらの暴動につけこんでいるタクフィル分子に関する報告がある。
当局筋は、警察側死者8名、負傷者317名と報じている。当局は、いくつかの都市(アルマアタを含め)と3つの空港(一部が放火された)の支配を失った。アスタナとパヴロダルは当局支配下に残っている。
トカエフ大統領は集団安全保障条約機構の援助を求めるかもしれないと述べた。これまでのところCSTO事務所は、このような公式要請を受けていてないと言う。
全国に戒厳令が発令された。
これらの出来事はロシアと中国両国に対する直接の脅威だ。トルコは汎チュルクの狙いを推進しているように思われる。CIAに支援されるウイグル族、タクフィルも関係しているように思われる。全てCIA作戦帳そのままだ。Twitter、Telegram(NEXTAを含め)、ソロスが資金供給する組織などが(ウクライナの心理作戦部隊を含め)全て深く関係している。
カザフ当局が、できるだけ早急に法と秩序を回復させることが絶対重要だ。彼らは必要な決意と資源を持っているのだろうか?私にはわからない。ご意見は?
敬具
アンドレイ
更新:トカエフ大統領が、彼の国が外国の干渉を受けていると主張し、CSTO集団安全保障条約機構の支援を求めたように思われる。ここをクリックするとスプートニク・カザフスタンの機械翻訳されたニュースが読める。
記事原文のurl:https://thesaker.is/color-revolution-in-kazakhastan-open-thread/
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これは明らかにロシアによるNATO東方拡大を止めると保証しろという要求に対するアメリカ帝国の回答だ。バカをほざくな。我々はお前の西でも東でも好きなように政権転覆して挟み撃ちできるのだぞ。
2019年7月9日に公開した記事「アジアで健在のモッキンバード作戦」を思い出した。
RTには早速下記記事がある。
Russia-led bloc approves 'peacekeeping deployment' in Kazakhstan
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