「国防」でなく攻撃省と呼ぼう。言説の端からのメモ
人間の注目の大半消費するのは、何が起きているかについて、強力な連中に簡単に操られる言説だ。この言説には、兵器や兵隊や資源は含まれない。兵器や兵隊や資源がどこに行くかに注目するだけで、言説のわい曲を打ち破れる。
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もしアメリカが目標に定めた国についての主流言説を信じれば、人は、その国に関する議論で、間違った側にたどり着く。これはアメリカ帝国が地球上唯一最も不正な、殺人組織で、その権力が、嘘と宣伝によって維持されているためだ。
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この帝国が、どのようにして国々を丸ごと破壊し、世界中に混乱や破壊や貧困の種をまき、これに対する今まで唯一の主流の抵抗が、その破壊から逃げる移民の到着に反対することなのは実に不愉快だ。
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2017年、ジュリアン・アサンジに対し、CIAがこのジャーナリスト暗殺をたくらんでいた、このぞっとするような事実に対して何もなされなかったことが確認された時のことを覚えおられるだろうか?
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アサンジ犯人引き渡しの裁判が、2016年のウィキリークスの情報公開に関するものだと思っている人々に、私はオンラインでまだ頻繁に出くわす。ニュース・メディアは決して実際彼らにこれを語ってはいないが、これはおそらく大多数の政治的に活動的なリベラル派が信じている。現実について、人々を十分だますと、最終的に、人々は自身をだましはじめるのだ。
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アメリカの戦争機構を国防総省と呼ぶのは愚かだ。米軍は「防衛」しない、それは世界中で休みなしに、挑発されたわけでもないのに一方的に侵略する。防衛というのは、彼らに対するアメリカの侵略行為に抵抗する国々がしていることだ。
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住宅火災は、火炎放射器が解決に役立てる問題だ pic.twitter.com/YWvkFdkEoJ
- ケイトリン・ジョンストン ⏳(@caitoz) 2021年11月12日
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プロパガンダは、一般大衆同様、政府の政策決定機関にも目標を定める。政策当局者は彼らの内部の秘密ブリーフィングからではなく、主流ニュース報道や、様々なアンプから世界に関する情報の大部分を手に入れる。それが、いわゆる自由な民主主義国家が、国内プロパガンダがないと主張する理由だ。選出された政府当局者は、そのプロパガンダを配布する側ではなく、実際しばしばその標的なのだ。プロパガンダを流布する連中は誰も選挙投票していない、責任を負わない権力構造なのだ。
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全てのアメリカ選挙は全国レベルで、いんちきだ。それらのいずれも本当の野党勢力を許したことがない。それは金権政治、軍事集団に支配され、偽って民主政治の姿を装う一党制度だ。中南米の選挙についてつべこべ言うのを止めろ。
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欧米文明は非常に自由で、民主的なので、支配者連中が通常の選挙で、彼らの操り人形のどちらが彼らを代表し、彼らの権益を推進するか決定するのを可能にしている。
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賢明な立場は、地球で最も強力で破壊的な政府、つまり議論の余地なくアメリカ合衆国の非難に焦点をあてることだ。それこそが本物の会話だ。「そっちこそどうなんだ論法」のかどで有罪なのは、他国政府批判に議論の流れを変えようとする連中だ。
「アメリカは中国より議論の余地なく遙かに殺人的で、我々の批判はこれを反映すべきだ。」
「あなたは、そっちこそどうなんだ論法をしている!」
「いや、あなたこそだ。中国に対する「そっちこそどうなんだ論法」で最も強力で破壊的な政府への批判から会話の流れを変えようとするのをやめなさい。」
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政治/メディア支配階級は、そもそも最初から明らかにニセで、時間と共に益々そうだと証明されるロシア・スキャンダルをでっち上げて何年も過ごしており、この同じ階級の連中は人々がCovidについて、彼らを信用しないことに憤激しているように厚かましくも振る舞っている。その不信をひき起こしたのは連中自身だ。
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あなたがロシア・ゲートについて知る必要があるのは、それがアメリカの諜報カルテルによる裏付けがない主張から始まり、アメリカ諜報カルテルに長年標的に定められた国に対する冷戦エスカレーションで終わったというだけのことだ。それ以外の全ては、非倫理的で政治的なメディアの日和見主義だった。
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そう、知るかよ。全て数年で崩壊する。ウソをつこうではないか。https://t.co/IsLfUBKJzy
- ケイトリン・ジョンストン ⏳(@caitoz) 2021年11月11日
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それら「被害減少のため民主党に投票し、それから直接行動で権力と戦おう」という左翼の多くの人々は常に民主党に投票するが、決して直接行動をしないことが実に多くを物語っている。
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帝国主義言説を推進する社会主義者は、マトリックスから切り離され、再び接続してもらうことと引き換えに、仲間を裏切ることに同意する人間のようだ。
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暗黙のうちに欧米帝国主義対外政策を支持しながら、経済的公正を擁護し、警察虐待に反対すると、左翼界で膨大な支持者と評価を得ることができ、反帝国主義は、本物と偽物を区分するが、逆は本当ではない。基本的に月並みなエセ・リベラル・プラス時折「警察予算案を否決する」類いの発言をすることで、左翼評論の極左になれるが、内政について語らず、外国政策を語るだけでは、左翼界で極左になることはできず、もし他の連中がそうすれば、それはブランド構築と無関係なことが分かる。
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「我々は白人優越論を排除しなければならない」と、その存在自体、南の発展途上国の肌がより黒い住民の殺人と搾取を基盤に築き上げられている政治・経済制度は言う。
資本主義や帝国主義は、不釣り合いなほど恵まない住民に対して破壊的なのに、左翼に今まで、どんな譲歩も拒絶していることから気をそらすべく、恵まれない集団にアメリカのエセ・リベラル組織が、山ほど口先だけで賛同するのは奇妙だ。
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宗主国攻撃省のため、砲弾の餌食になる壊憲に前のめりの属国。
「自民党が憲法改正推進本部を「憲法改正実現本部」に名称変更し、人事刷新で改憲に向け加速!」2021.11.22号~No.3357号
LITERA
自民党・維新がコロナを口実に「改憲=緊急事態条項の創設」に動き始めた!自分たちの失政を憲法にスリカエ、火事場泥棒を許すな
デモクラシータイムス
民営化で貧しくなる仕組み。眼からうろこ!日本再生のための「プランB」 医療経済学による所得倍増計画を拝読しなければ。
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