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2021年8月 5日 (木)

問題は個人ではなく、体制だ。言説のマトリックスの端からのメモ

2021年7月30日
ケイトリンジョンストン

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 もし労働者階級が支配階級と同じぐらい強固に階級団結をしていれば、支配階級は決して存在しているまい。

 人の労働を盗むのは、彼らの命を盗むので、財産を盗むより悪い。そうしたければ財産は置き換えるのが可能だが、何時間かの命を置き換えることはできない。人々が生き残るため、より長時間働く必要があるよう制度を不正操作するのは大規模なこの盗みだ。

 現状は全く逆だ。人々は愛する家族から離れ、無意味な仕事で人生を過ごさなければならず、読者が警官に、雇用主が自分から数時間盗みを働いたと言えば、彼は肩をすくめるだけだが、もし読者の雇用主が、警官に、読者が会社のiPadを盗んだと言えば、鎖で縛られて、連行される。

 人は、時間単位ではなく、命の単位で、支払われると言えば、人が一体何を取り引きしているのか一層明確になるから、ずっと紛らわしくなくなるはずだ。「あなたは私の命の単位を、1ドル札7枚と25セント硬貨で買いたいのか?馬鹿野郎。」

 バイデン大統領の任期が始まって6ヶ月、いい大人が、トランプが独特な怪物のような大統領だったと依然信じるのは、決して好ましいことではない。

 バイデンは、あらゆる進歩を止め、彼の選挙公約の大部分を破っているかもしれないが、彼はオバマ時代を取り戻すと選挙運動をしたのだから、その意味で彼は全ての選挙公約を守っているのだ。

 体制ではなく、個人に焦点を当てると、個人を変えれば、体制の問題を直すことが可能だという錯覚を引き起こす。個人は、この病気の症状に過ぎないのだ。

 読者が寡頭政治について、あるいは選挙で選出した政治家について話をしようと、これは本当だ。体制を、そのままにしておいて、ジェフ・ベゾスを追い出せば、別の貪欲な富豪が、彼の場所につくだけのことだ。ジョー・マンチンとクリステン・シネマを追い出せば、上院で進歩を止める、別の民主党議員が現れるだけだ。彼らを批判するのは結構だが、問題は彼らではない。体制に注目注意を引きつけるために彼らを批判するのだ。

 社会病質者を出世させる体制が存在する限り、社会病質者がトップに引き上げられ続ける。現在、富と政治権力は、誰であれトップにのし上がるためなら何でもし、邪魔になる誰でも踏みつけるのをいとわない人の手に入る。それこそが実際変化が必要なものだ。

 本当に、人々は権力を掌握し、強欲や社会病質者や収賄ではなく、皆のために機能する体制を作り出す方法を見つける必要があるのだ。だがそうした体制はまさに正反対のことをするよう設計されているので、人々は現行体制内で働くことでは決してそれを実現できない。

 確かにバイデンは最低だ。それは最低な連中を出世させる体制で起きるのだ。それが彼の前任者が最低で、彼の交替要員がなぜ最低かという理由だ。この体制がなければ、バイデンは、介護施設で全ての介護者が避けようとする愚かな阿呆に過ぎないはずなのだ。

 けれども、これも決して実際バイデンが問題なのではない。大規模な人間行動が利益によって推進され、戦争や環境破壊や搾取や収賄が儲かる体制が問題なのだ。そうである限り、我々全員が殺されるまで、無限な、ろくでなし連中が我々の世界を支配するだろう。

  1. 政権につく
  2. 悪事を働く
  3. そうした悪事の報道を非合法にする
  4. 抑止力として、誰であれ、報じる連中に過酷な懲役刑期の判決を下す
  5. 自分たちが何をしているか、大衆が知るのを阻止する
  6. 大衆に、憶測を強いる
  7. そうした憶測に「陰謀論」とレッテルを貼る
  8. そうした憶測を検閲する

 他の千人を阻止するため、あらゆる内部告発者を見せしめにする。

 共和党員は、驚嘆に値する、そんな世界に暮らしている。白人男性に対する戦争があり、有力な無政府主義者が街頭を支配し、大統領はマルクス主義者で、アメリカ当局者は共産主義者のマイクロ波ビームによって抹殺されつつある。

 連邦捜査局は、事前に、議事堂襲撃を知りながら、あえてそれを起こさせたのに、人々は、暴徒がナンシー・ペロシをリンチにかけ、アメリカ政府を乗っ取らなかった唯一の理由は、彼らの邪悪な策謀が間際に妨害されたためだと信じるよう意図されている。

 2019年にエリア51に行った連中が(軍隊が彼らのためにドアを開けたから)実際に入って、しばらく歩き回り、去り、これが9/11事件より酷いことともてはやされ、独裁主義的な狙いを推進するための判例として利用され、人々がそれを信じたと想像願いたい。

 それは、まさに1月6日に起きたこととまったく同じだったはずだ。唯一の相違は、エリア 51 に言った連中にはイデオロギー的動機がなかったことだ。

 子供時代の私は、政府が秘密裏に極端な悪事を働くのを許されるべきだと考える見知らぬ連中と議論して成人人生の大部分を過ごすことになるとは決して想像もしなかった。

 政府や機関は重要なことについて、あらゆる時に我々にうそをつくのに、人々がそれらの機関を信用しないと、罪人のように扱われるのにはうんざりだ。たしかに、この不信は、情報に暗い、真実に基づかない形で現れることがあるが、フルタイムで働く一般大衆全員が、あらゆる状況に関して完全な学問的理解を持っていると期待するのは、ばかばかしい。不信は合理的で、彼らが悪いわけではない。

 もし人々が政府や機関を信用しなければ、そもそも不信を引き起こした政府と機関が、その罪を負うべきなのだ。不信を引き起こしておいて、政府を信用しないことに対し、人々の頭がおかしいかのように振る舞うことはできない。そんなことはあり得ない。

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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2021/07/30/its-about-the-system-not-the-individuals-notes-from-the-edge-of-the-narrative-matrix/

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 ひとごとではない。問題は個人ではなく体制だ。ウソつき大王が仮病で引っ込んだ後、説明さえしない絶壁ガースーが国民殲滅作戦を開始した。ナチスのユダヤ人迫害は悪名高いが、自民党の国民迫害というのは世界史的にも稀有な愚行。目の前のモグラを叩いても、すぐ次が出る。元から絶たねば改善しない。自民党が支配し続ければ、より多くの国民が亡くなるのは確実。コロナ死者、既に東日本大震災の死者数を超えている。「悪夢のよう」ではなく現実。

 究極の棄民政策発動。今回は、さすがに公明党も議会で反対を明言している。庶民でなく、自民党の命取りになって欲しいもの。この奇矯な発想、PCR検査を断固妨害し、この混乱の基礎を完成させた犯罪者集団、厚労破壊省医系技官の悪智、恵悪あがきに違いない。この犯罪集団、悪智恵だけは、人一倍いや千倍優れている。犯罪人のウソを垂れ流しで報じる大本営広報部も同罪。

 デモクラシータイムス 今回、内容そのものに全く文句はないが、他の話題を無視しても、国民切捨て問題に集中していただきたかったと思う。

菅の白旗、国民切捨て【山田厚史の週ナカ生ニュース】

 今日の孫崎氏のメルマガ題名

コロナ、世界の感染情勢、米国は再度増加傾向で7月30日は19万人。世界中総じて最近増加傾向。インド、ブラジルが4万人台、ワクチン接種で抑え込んだ米国、英国は復活、イスラエルもまた微増。現時点中国が抑え込みに成功。人的接触抑制の独は二千人台。

 日刊IWJガイド 今回のとんでもない政府決定について、まともな方々の反論を詳しく取材されている。大本営広報部、つまり五輪翼賛テレビは報じないので、こうした報道しか頼れない。詳しくは本文をお読み願いたい。下記は見出しのごく一部。

「重症者以外は入院させない」入院制限について、IWJは上昌広医師に取材!上医師は「患者の医療が必要なことよりも、保健所の負担が大きいので、中軽症患者は見捨てた」!「ベッドが足りないなら、国立病院機構をぜんぶあければいい」と一刀両断!

<撮りおろし初配信>有名・無名の差別なく、基本的人権が守られる「入管法改正」を日本は実現できないのか!? 本日午後8時より、8月2日収録「第27回 難民問題に関する議員懇談会 総会『名古屋入管でのスリランカ女性死亡事案、最終報告書について入管庁よりヒアリング』」を撮りおろし初配信します!

【撮りおろし初配信・IWJ_YouTube Live】20:00~
第27回 難民問題に関する議員懇談会 総会「名古屋入管でのスリランカ女性死亡事案、最終報告書について入管庁よりヒアリング」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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