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2021年3月30日 (火)

殺人者呼ばわりへのプーチンの対応

Finian Cunningham
2021年3月22日
スプートニク

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を「殺人者」と呼んだ、アメリカのジョー・バイデン大統領の中傷の企みは、みっともないだけではない。実に愚かだった。

 このような悪口は、まるで品がないアメリカ大統領をさらけ出す。それは自身の品位をおとしめ、自称世界で最も権力がある威信とされるものを傷つける。

 だがこの口撃で、バイデンは柔道の達人プーチンに素早いボディー・スラムをかけられた。

 ロシア大統領は、先週ABCニュース・インタビューで、バイデンが「殺人者」プーチンという(ばかばかしい)表現に同意したアメリカ大統領発言に冷静で寛大に対応した。それに答えて、プーチンは心からバイデンの「健康」を願ったのだ。

 このような寛容な対応は、アメリカ大統領の粗野さと卑しい心情を強調するだけではない。それはロシア大統領が道徳的に優位となる。多くのアメリカ人を含め、全世界は二人を比較し、即座に、一方が、文化と知性で力量が優れているのが理解できる。

 次に、プーチンは粗野な語彙に頼らず、彼と彼の前任者の多くが本物の殺人者だと暴露して、バイデンに対し、形勢逆転した。この発言は、一種の投射で、鏡に映った自分の姿を見ているようなものだと言って、プーチンは、先住民絶滅や、日本への原子爆弾投下を含め、アメリカ合州国のあらゆる卑劣な大量殺戮の歴史を総括した。ジョー・バイデンが、上院議員や元副大統領として、多数の犯罪的戦争を開始する上で貢献し、何百万人もの死や国々を丸ごと破壊した大規模暴力と国家テロという恥ずべき遺産。先月も、バイデンは就任式のわず四週間後、大統領として、彼最初の殺人行為、破壊的なシリア空爆を命じた。他の人々を殺人者だと言って非難するバイデンは異様だ。

 だが、おそらく、プーチンの対応を完勝にしたのは、バイデンとの公開ライブ・ビデオ会議提案だった。

 中傷的なあざけりにもかかわらず、プーチンは、アメリカ大統領と広範囲の問題について直ぐにも議論する用意があり、この会話は一般にテレビ放送できると言った。彼は今週議論するよう提案した。

 「バイデンの言葉は、きわめて未曾有のものなので、未曾有の形式も排除できない」とクレムリン報道官ドミトリー・ペスコフが説明した。「両国民にとって興味深いだろうから、プーチン大統領は公開で状況を論じるよう提案した。」

 控えめに言っても実に興味深い。ロシア外務省によれば、バイデンがプーチンとの公開討論の提案を拒絶したことが分かっている。

 そこで、アメリカ大統領は弱々しさを見せることになった。彼は怖くなって逃げたのだ。管理されたアメリカ・メディアのインタビューでタフガイを演じるなら、なぜプーチンに面と向かって言わないのだろう? それはバイデンのものは空威張りの、裏付けるどんな証拠もない、常軌を逸した発言であることを示している。

 バイデンのロシア大統領中傷に根拠がないからだ。いつものアメリカの横柄さと偽善で語られる、いつもの見え透いた偽りに過ぎない。バイデンは、もし公衆の前でプーチンと討論すれば、プーチンが、言葉でも、知性でも、彼を破滅させるのを知っている。テレプロンプターなしのプーチンの歴史と事実に対する知識が、バイデンを、実際そうである愚かな凶悪犯に見えさせるはずだ。

 さらに公開討論を行うというプーチン提案を拒絶したバイデンは、失敗ばかりするイメージと、この大統領の精神衛生に関して増大する疑問への不都合な注目を喚起している。更に多くの人々が、ホワイトハウスの78歳の男性が本当に職務に耐えられるのかと疑うことになるだろう。これは、バラク・オバマが、かつて彼の元副大統領について嘆いたような、おかしな言い方をして「しくじる」悪名高い癖の程度を越えている。

 第46代大統領になって以来、公共の場へのバイデン出席や発言は、彼の認知機能の明白な悪化への更に多くの疑問に拍車をかけている。彼は記者質問を受けず、記者会見を回避しているように思え、自身の閣僚の名を忘れ、先週飛行機に乗り込む際、足を踏み外した。

 わめきちらすバイデンは、プーチンをこきおろそうとして大失敗した。彼はロシア大統領と論争しようとして、プーチンにノックアウト反撃の機会を与えて自滅したのだ。

 Finian Cunninghamは、国際問題について多く書いており、記事は複数言語で刊行されている。彼は農芸化学修士で、ジャーナリズムに進むまで、イギリス、ケンブリッジの英国王立化学協会の科学編集者として勤務した。彼は音楽家で作詞作曲家でもある。20年近く、ミラーやアイリッシュ・タイムズやインデペンデント等の大手マスコミ企業で、編集者、著者として働いた。ジャーナリズムにおける妥協しない誠実さに対するセレナ・シム賞を二度受賞(2020年12月)。

記事原文のurl:https://sputniknews.com/columnists/202103221082418853-putins-killer-response/

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 暖かい気候、昔は目黒川沿いの花見を知人と楽しんだ。今年は地元の公園と桜並木通過のみ。

 ミヤンマー軍クーデターによる虐殺批判で、バイデン大統領が、もっともらしいことを言う場面を映す放送局の知性を疑う。正気ではないはずだ。確実に、彼は一番批判する資格のない男の一人だ。

 無理とは知りながら、それぞれの元発言を確認したくなる。バイデン発言についてはABC記事がある。

Biden talks Cuomo, Putin, migrants, vaccine in ABC News exclusive interview

Stephanopoulos asked: "So you know Vladimir Putin. You think he's a killer?"

"Mmm hmm, I do," Biden replied.

 インタビュアーの誘導尋問にひっかかったような感じもするが、日本語にすれば下記のようなものか。

ステファノプロスが質問した。「あなたはウラジーミル・プーチンをご存じです。彼は殺人者だと思いますか。」

「うーん。そう思う。」とバイデンは答えた。

 プーチン発言については、英語記事見出しをオンライン翻訳ソフトでロシア語に翻訳して検索すると、タス通信とBBCの記事が見つかる。

 タス通信 Кто как обзывается, тот так и называется

 BBC Кто как обзывается, тот так и называется

 英語を頼りに探したロシア語発言の該当部分らしきものは下記。

"Я вспоминаю, в детстве мы во дворе, когда спорили друг с другом, говорили так: "Кто как обзывается - тот так и называется"

 オンライン翻訳ソフトで英語や日本語に翻訳し、手を加えると下記のような感じだ。日本の呆導機関を検索してもプーチン発言翻訳は見当たらない。BBCの英語では、It takes one to know oneとなっている。これは「お互いさま」という雰囲気だろうか。

子供時代、アパートの中庭で喧嘩した際「言ったやつが、そうだ」と言ったのを思い出します。

 ところで、この厚労省官僚というのはどういう人々なのだろう?コロナがおさまるわけはなさそうだ。

厚労省官僚「銀座で0時頃まで23人宴会」の唖然

  ビルマ国軍記念日晩餐会映像を見て、オーウェル『動物農場』で、豚が人間と宴会をしている光景を思い出した。それをいうなら、厚労省官僚の宴会も同じようなものか。

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