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2020年12月25日 (金)

「思いやり皆無」:トランプ イラク人を虐殺したアメリカ人戦争犯罪人を恩赦

 9歳の犠牲者の父親が、彼は、アメリカでの法による統治を損なう、大統領の決定を理解するのは困難だとMEEに語った。

アリ・ハルブ

イラク:アメリカ傭兵のニソール広場虐殺犠牲者。

2020年12月23日
Middle East Eye

 2007年、バグダッドのニソール広場で、アメリカ警備会社ブラックウォーター社員が理由なく発砲し、17人を殺した事件で、アリ・キタニの人生は、9年に縮められた。

 四方八方に向けた射撃が始まるまでは、いつものように思えたた日、アラウィと呼ばれるのを好んだアリは、叔母といとこを車で拾った後、家に戻る途中、父親の自動車の後部座席にいた。

 アリの父親ムハンマド・キナニは、殺人者に法の裁きを受けさせると固く決意して、ブラックウォーター従業員の起訴監視する従うため、アメリカに移住した。

 それは10年の法律上の訴訟手続きをとった、裁判、控訴、が加害者の4人が、ニックSlattenと一緒に、有罪を宜告されるために告訴と再審を中止した-主犯-第一級殺人のために終身刑をとること。

 退任するドナルド・トランプ大統領は、火曜、囚人四人全員を恩赦した。

 「誰も法を免れることはできないと、アメリカで学んだのに、今法を免れる人物がいます」と恩赦を知ったキナニは言葉につまりながらMiddle East Eyeに述べた。

 「これがどうして許されるのか私はわからない。アメリカがこのような原則を基盤に築き上げられていると私は思わない。」

 虐殺後、ミシガンに転居し、現在はイラクの家族を訪問しているキナニは、トランプの決定は「言葉には言い表せない」と言った。

 「それは非常にまずい状況です。残念です。」と彼は深いため息を漏らしながら言った。「何か方法があるに違いない。この世の法廷ではだめでも、神がおられる。神は彼らを許すまい。」

トランプの恩赦

 ミシガン州ディアボーンが本拠のイスラム聖職者イマームのフシャム・アル=フセイニーは、恩赦のニュースを聞いたとき、デトロイトのキナニの自動車修理工場に掛かるアリの写真を考えたと述べた。

 キナニの友人であるフセイニーは、恩赦は、アラブ人とイスラム教徒の命に対する敬意の「非人道的」欠如を示すと述べた。

 「ニソール広場で流された無辜のイラク人の血はアメリカ人の血と同じ赤い血だ。彼らは人間だった」と彼はMEEに述べた。

 イマームは、ホワイトハウスの決定はアメリカの法による統治を損ない、イラク・アメリカ関係に影響を与え、アメリカ人に対するイラク人の認識を変えると付け加えた。

 「我々は全ての人々の関係が平和なよう願うが、ドナルド・トランプは重大な間違いをした」とフセイニーは述べた。「少数のアメリカ人を喜ばせるため、彼はイラクの4000万人を怒らせた。」

 アメリカ司法省は、ニソール銃撃者起訴を譲らず、被告による法的努力や上訴にもかかわらず、訴訟取り下げを拒否してきた。

 大統領の恩赦は、逆転不可能であり、ジョー・バイデン次期大統領政権は、ブラックウォーター請負業者を再起訴できないことを意味している。

 火曜、トランプは、アメリカ選挙に対するロシア干渉捜査操で有罪判決された選挙運動担当者、財政上の不正のかどで有罪と裁決された元共和党議員三人と、麻薬密売人とされた人物を撃った国境警備隊員二人を恩赦した。

 トランプは恩赦権を派手に振り回しているが、戦争犯罪人を一度ならず恩赦している。

 去年、彼は、一般人をアフガニスタンで殺害した軍人二人と、2008年にイラク人被抑留者を死なせたアメリカ兵を恩赦したとされている。

 2019年に、トランプは、犯罪で起訴されていたエリート海軍SEALS隊員エドワード・ギャラガーを復職させるよう要求し、大統領による、この問題処理に反対した当時の海軍長官リチャード・V・スペンサーが解任されている。

「思いやり皆無」

 火曜、アラブ系アメリカ人研究所は、この恩赦は、トランプが、アラブ人の命をないがしろにしていることを示すと述べた。

イラク一般人の虐殺で有罪になったブラックウォーター社員」と、この集団はツイートした。

不法移民を銃撃し、それを隠蔽した罪で有罪を宣告された国境警備隊員。

トランプが恩赦した連中は、アラブ人を含め特定の人々の命を軽視している例だ。法律も秩序も思いやりも皆無だ。」

 現在、アカデミに社名変更しているブラックウォーターは、ベッツィ・デヴォス教育長官の弟でトランプのお仲間、エリック・プリンスが創設し率いている。同社と創設者は、ニソール広場虐殺の際、攻撃されたと思った後、警備員は交戦規則に従って活動したと主張している。

 火曜、イラク系アメリカ人活動家のM バキール・モヒエ・エッ=ディーンは、何の監視もなしに恩赦を与える大統領権限を抑制するよう主張した。

 「イラク人として、我々は、アメリカ国民に、彼らの政府がイラクで茶番を犯すのを阻止するよう要求する。法律は変えられる」と彼はMEEに述べた。「アメリカは抑制と均衡が全てだ、大統領恩赦も、それから免れるべきではない。」

 モヒエ・エッ=ディーンは米軍と傭兵と民間請負業者との関係改善の必要性も強調した。

 「バグダッドのニソール広場で、アメリカ政府に虐殺された17人のイラク人に、アメリカ人は詫びなければならない。」

記事原文のurl:https://www.middleeasteye.net/news/iraq-blackwater-trump-pardon-war-criminals

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 傭兵による理不尽な殺人の恩赦。

 『アメリカ・インディアン悲史』に書かれていることを、これからも断固継続するという明快な意思表明。
 『アメリカン・ドリームという悪夢―建国神話の偽善と二つの原罪』

 「日本の民主党の悪夢」、宗主国が展開し続けている本当の悪夢とは比較にならない。

 呼吸するのと同じくらい容易にウソをつく元首相はトランプと同じ価値観。「黄色人種をいわれなく殺す」政策、彼なら平然と支持するだろう。彼が言い残した属国化推進、日本が沖縄を見殺しにした大惨事を、米中戦争の戦場として、本土でくりひろげるための準備にすぎない。日本学術会議任命拒否も、そうした大方針の一環。やがて桜は散る。

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