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2020年12月24日 (木)

ロシアの「我々の心に不正侵入」おしゃべりをやめられないワシントン・ポスト

2020年12月19日
ケイトリン・ジョンストン

 ワシントン・ポストは、CNNのファリード・ザカリアが書いた、ロシアが「我々の心に不正侵入」していることを読者に警告する記事を掲載した。

 「どれだけ偏っていても、色々な情報源から、何度も同じメッセージを聞くと、人々は説得されるという原則に基づく」「ロシア・モデル」プロパガンダに関する記事「ロシアは我々のコンピュータ・システムに不正侵入しただけではない。ロシアは我々の心にも不正侵入した。」という、ばかげたプロパガンダ見出しは、騒々しくまくし立てる。

 ロシアによる我々の心への不正侵入に関して、ワシントン・ポストが、この漫画的言説を繰り返すのは初めてではないので、滑稽だ。

問題は、ロシアがアメリカのコンピュータシステムに不正侵入しただけではない。ロシアは我々の心にも不正侵入したように思われる。
私の最新コラム:https://t.co/iVFK7u2F4o
- ファリード・ザカリア(@FareedZakaria) 2020年12月18日

「もし彼らが別のもの、つまり、我々の心に不正侵入できるなら、ロシアや他の敵は、選挙に不正侵入する必要はないかもしれない。」
ワシントン・ポストから。民主主義は闇の中で死ぬ。pic.twitter.com/RkURiogRUc
-ケイトリン・ジョンストン⏳ (@caitoz) 2020年10月4日

 わずか二カ月前、ワシントン・ポスト編集委員会は、「アメリカはこの選挙に対する外国干渉から安全かもしれない。だが認識不正侵入について?」という題の記事を掲載し、それは「ロシアや他の敵は、もし彼らが他のもの、つまり我々の心に不正侵入できるなら、選挙に不正侵入する必要はないかもしれない」という書き出しで始まる。

 妄想長談義は、皮肉ではなく、ロシアが、実際、超強力な宣伝エンジンを使って、人々に、アメリカの選挙体制に対し、妄想を抱かせ、疑わせ、アメリカ選挙に、悪影響を与えかねないと主張している。選挙に影響を与えるという目標で、敵対的な外国に、彼らの精神的、知覚能力が不正侵入されていると人々に言うことで、アメリカ選挙制度について、国民に妄想を抱かせ、疑わせることがないかのようだ。

 ザカリアの記事は、サイバーセキュリティーが、最新情報サーバーのパスワードが、文字通り「solarwinds123」だったほど無防備なままだったと最近我々が知ったIT企業SolarWindsに対する広範囲なサイバー侵入は、ロシアのせいだという、依然全く証拠がない主張をオウム返しして、既に確立された、この主題に基づくものだ。

 「だが、世界中の情報環境を作り直すのを推進するニセ情報に対するロシアのより陰険な取り組みはどうだろう?」とザカリアは問う。彼はロシアの宣伝攻勢を、もちろん彼が実際しているドナルド・トランプに結び付けるため、多少、頭の体操をし、結びの一文で、読者にこう言い残す。「問題は、ロシアがアメリカのコンピュータシステムを不正侵入しただけではない。ロシアが我々の心に不正侵入しているように思われることだ。」

ここに見るべきものは皆無だ。欧米では「アメリカ政府の全く異なる要求を満たす」のを保証すべく、@ロイターのような報道機関がCIA職員を雇用するのは全く普通で、恥ずべきことではない。https://t.co/I5DJH04Beq pic.twitter.com/qjxtJcwFDB
- アリ・アブニマ(@AliAbunimah) 2020年12月17日

 心に対するロシアの強力な不正侵入者に関するこの言説を、ロシアが世界舞台で、そういうプロパガンダ作戦を遂行している唯一の国で、しかも一番弱い国の一つでないかのように、ワシントン・ポストは、しつこく繰り返し続けている。アメリカ政府自身、公然と外国人に対し、ラジオ・フリー・ヨーロッパやラジオ・フリー・アジアや、ボイス・オブ・アメリカなどのプロパガンダを活用しており、実際それが、アメリカ政府唯一の宣伝形式であるかのような錯覚をもたせる、いっそう重要な機能を果たしている。

 実際はマスメディアを所有する金権支配階級は、アメリカ政府と緊密に協力して、それら富豪が、彼らの王国を築いた現状に好都合な言説だけを推進する声を強化するための組織を作り上げている。ワシントン・ポスト自身、CIA請負業者で、国防総省諮問委員会の一員である世界で最も金持ちの人物に所有されている。寡頭制帝国の非公式宣伝工作は、公式アメリカ宣伝プログラムも、ロシア政府が今まで思いつくことができたものの両方を小さく見せ、国際言説支配上、遥かに優位なのだ

 いくつかの非常に激しい競争で、欧米帝国主義メディアで繰り返される最もばかな主題の一つが、世界情勢、全部の選挙や政府体制や、我々の心そのものさえ、韓国と同じGDPの国に支配されているという考えだ。ロシアは世界の舞台で取り立てて大きな影響力はなく、たまたま、アメリカに集中した帝国内に吸収されるのに抵抗する少数の権力構造の一つなので、それを変えるのを目指すプロパガンダ攻勢の標的に定められているのだ。

 ロシアは皆様の心に不正侵入していない。もし誰かが皆様の心に不正侵入しているとすれば、それは皆様が生まれた時以来、現状維持政治の継続を支持するよう、積極的に皆様に宣伝しているのは、アメリカを中心に緩く集中した地球的規模の権力構造だ。

 プロパガンダが、他国によって、他国民に対して行われるものではないことを皆様が悟った時に、政治的洞察力の夜明けが来る。それは、皆様自身の国で、皆様自身の支配者によって、皆様に対して行われているのだ。

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 退任前、トランプ大統領がジュリアン・アサンジを恩赦したら素晴らしいだろうという英語記事をみた。1%の可能性はあるかもと思った。彼は恩赦したが、対象はニソール広場虐殺事件犯人、傭兵企業ブラックウォーター社員。

 宗主国の政治家も大本営広報部も、壮大なウソ製造機。自分こそ、世界平和最大の敵なのを隠蔽する。

 歩くウソ118回製造機、時代劇お白州なら「市中引き回しの上打ち首獄門」。それを放置する司法は、立法、行政と同じ宗主国傀儡組織。それを放置するマスコミなる提灯持ちも同罪。コロナによる国民の苦難は放置しておくが、宗主国侵略戦争参戦のためには、イージス船、衛星監視体制参加に膨大予算をつけるので、犬察は、おめこぼし。

 デモクラシータイムスでも、山田氏激怒。

政権末期?拡がる感染・離れる民心【山田厚史の週ナカ生ニュース】

 今日の孫崎氏のメルマガ題名

転載:室井佑月「ダメだ、こりゃ」(週刊朝日):つまりさ、内閣支持率が下がったから、渋々そうしたわけ.命や健康なんてどうでもよく、自分たちの利権中心に物事を考える。今使えそうな税金を動かして。

 IWJ 明日は任命拒否された6名の一人、早稲田大学教授・岡田正則氏インタビュー。ただし会員限定配信。

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