ナゴルノ・カラバフでアルメニアとアゼルバイジャン軍間の衝突再開
2020年12月14日
The Saker
先週末、ナゴルノ・カラバフ地域でアルメニアとアゼルバイジャン軍間で、新たな軍事エスカレーションがあった。
12月12日、アゼルバイジャンは、アルメニア民兵の手中にあったフツァベルトとカイン・タヘール村を攻撃した。アルメニアとの一連の衝突後、彼らはフツァベルトの支配を確立し、ヒン・タヘール付近に配備された。12月13日、アルメニアはアゼルバイジャン軍が、ヒン・シェンとメツ・シェン村を攻撃したと主張した。だがこの攻撃は撃退された。
これら全ての村は、アゼルバイジャン部隊による事実上の包囲地域にあり、そこで見られるアルメニア部隊は、11月10日の協定後、包囲から撤退するのを拒否した「志願兵大隊」と「現地民兵」だ。彼らの疑わしい地位は、地域の現在の緊張の源になっていた。
予想されたように、アゼルバイジャンとアルメニアは停戦制度に違反したとお互いを非難した。アゼルバイジャン国防省と国家安全保障サービスはアゼルバイジャン軍がハドルト町近辺で「強制的対テロ活動」を実行したと宣言した。バクーによれば、いくつかのアルメニア部隊が森林地帯に留まり「領土を去らず、逆に戦闘陣地を準備し、アゼルバイジャン軍と一般人に対し、いくつかの妨害行為を実行した」。これら攻撃は兵士四人の死亡と、兵士二人と文民一人を負傷させた。アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、これ以上エスカレーションした場合「鉄拳」でアルメニアを押しつぶすと約束した。
アルメニア側は、アゼルバイジャンが意図的に露骨に停戦に違反し、アルメニア軍陣地を攻撃したと宣言した。アルメニア国防省はアルメニア戦士六人が負傷したと述べた。
ロシア平和維持軍の配備が緊張を終わらせ、12月14日時点で、ロシア軍はラチン回廊の南で存在を拡大した。この動きはそこで、これ以上の衝突を防ぐことを目指していた。
ここ数日、区域で、停戦体制が確立されたにもかかわらず、この地域が、まだまだ爆発しかねない事実上の危険な状況であることを示している。アルメニアとアゼルバイジャンは、アルメニア主権地域と、バクーに移されたカラバフ地区の境界を策定しなければならない。これらの進展は、様々な挑発が伴ない、あからさまな衝突になりかねない。
記事原文のurl:https://thesaker.is/clashes-between-armenian-and-azerbaijani-forces-resumed-in-nagorno-karabakh/
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彼方遥かでの本物の戦争、なかなかおさまりそうもない。一方、この国の、コロナ戦争、無策な国家、御用学者、地方自治体のトップ、とりわけ、東京、大阪、北海道、爆発的に拡大するのを手をこまねいてながめるだけ。マスクをつけろ、手を洗え、極力表に出るな。といいながら、上級国民は自分がいうことを無視している。無策の竹槍三週間、負けるべくして負けている。
東京の感染者は800人を越えた。1000人越えも間近。PCR検査で、無症状者の検出、隔離をしないかぎり、この爆発は続く。政府は、本音では、爆発を推進しているのだろう。
タイ王室の退廃ぶりには感心。上級国民の見本。何がありがたいのか理解不能。
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