闇の国家によるアメリカ攻撃19周年
2020年9月11日
Paul Craig Roberts
2001年9月11日の、ほとんどの記念日に、私は、世界貿易センターとペンタゴンに対する攻撃の公式説明が信じ難いほど明らかにウソだという膨大な証拠を提出する記事を書いてきた。それでも、アメリカ人は見え透いたウソを信じている。
軍安保複合体は敵を探すのに必死だった。2001年、ロシアはアメリカに支配されていた。中国の上昇は50年先と予測されていた。軍/安全保障予算と権力を増大させ続けるための敵は、一体どこにいるのだろう?
チェイニー/ブッシュ政権を支配したネオコン連中はアラブ中東を敵と認め、五年で七カ国を打倒するための戦争するには、「新たな真珠湾」が必要だと言った。
シオニスト・ネオコンはヨルダン川西岸とレバノンへのイスラエル拡大の反対派を排除したいと望んだ。チェイニーは自分が受益者である軍安保複合体を豊かにし続けることを望んだ。
「新たな真珠湾」を実現するため、チェイニー、ネオコンとイスラエルは、WTCとペンタゴンに対する攻撃を計画した。
9/11事件の真実を求める建築家とエンジニアや、多くの類似の団体が、専門知識と品格ある人々による多くの文書化された書籍で、公式説明を解体した。今、我々は、9/11事件が、実に多くの富が依存している軍/安保予算が脅かされないよう、敵、つまり対テロ戦争をアメリカに提供するための、闇の国家による作戦だったことを知っている。
アメリカの闇の国家は、実に腐敗し、極めて利己的で、全く責任を負わないので、トランプ再選をひっくり返しながら、全く動じないだろう。
Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/
----------
最近大本営広報部呆導を見ていないので、9/11について報じたのか否かわからない。大相撲は見ているが、両横綱休場に加えて、興味ある力士も休場。コロナ流行による稽古不足の影響も大きいのだろう。
イスラム関連新書を読んでいたら、9/11公式説明そのままの記述を見て、読み続ける気力が薄れた。
9月10日付けの、Pepe Escobar氏記事もある。
植草一秀の『知られざる真実』
一方、ネットには、興味深い番組がある。
« アメリカ合州国と、その憲法の命は、あと二カ月 | トップページ | バイデン大統領は、なぜプログレッシブ民主党員を失望させるのか »
「911事件関連」カテゴリの記事
- ワシントンの悪魔全員こちらに勢揃いで地獄はもぬけの殻(2023.06.14)
- ウクライナ・ナチス・ウェブサイト、ミロトヴォレツについて ファイナ・サヴェンコワ(2022.09.11)
- アサンジ裁判でウソをつく権利を守っているアメリカ:言説のマトリックスの端からのメモ(2021.12.14)
- コリン・パウエル:忠僕を哀悼するアメリカ支配階級(2021.10.21)
- タワーと、帝国を崩壊させた9/11事件(2021.09.24)
「アメリカ」カテゴリの記事
- 海外基地に関するアメリカ言説を反証する沖縄(2023.09.25)
- 戦争で大金を儲ける連中は大いに病んでいる社会の兆候(2023.09.24)
- ウクライナでの敗北にバイデン政権はどう対処するのか?(2023.09.26)
「アメリカ軍・軍事産業」カテゴリの記事
- ウクライナでの代理戦争の中、厳しい現実に目覚めるワシントン(2023.09.28)
「ポール・クレイグ・ロバーツ」カテゴリの記事
- 腐敗したアメリカ支配層に宣戦布告したかどでトランプは暗殺されるのだろうか?(2023.06.26)
- ポール・クレイグ・ロバーツは大量虐殺が好きなのか?(2022.05.01)
- ロシアの安全保障提案をワシントンが拒絶したのはまずい判断(2022.01.31)
- 欧米で、ジャーナリズムは宣伝省にとって替わられた(2021.11.23)
「トランプ大統領」カテゴリの記事
- 腐敗したアメリカ支配層に宣戦布告したかどでトランプは暗殺されるのだろうか?(2023.06.26)
- 民主党対トランプ:まずいホラー映画?(2023.06.18)
- 念のためのお知らせ:かつてメディアは、今アメリカが唾を吐きかけている「一つの中国政策」に違反したかどで、トランプをバッシングしていた(2023.05.04)
- ジョー・バイデンがドナルド・トランプを破ったのがうれしい理由(2022.12.27)
- ペロシは「中国の夢だった」-トランプ(2022.08.08)
« アメリカ合州国と、その憲法の命は、あと二カ月 | トップページ | バイデン大統領は、なぜプログレッシブ民主党員を失望させるのか »
コメント