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2020年9月 4日 (金)

スクリパリ化されたナワリヌイ

2020年9月2日
Moon of Alabama

 私がこれを読んだ時の最初の反応は、あくび!だった。彼らは、もっと真実味のあるおとぎ話を思いつくことはできなかったのだろうか?

ドイツ政府は、ロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイから採取された試料に行なわれた検査で、ソ連時代の神経ガス、ノビチョクが存在していたと主張している。
水曜、アンゲラ・メルケル首相報道官シュテフェン・ザイベルトは、特別なドイツ軍研究所で検査したところ「ノビチョク・グループの化学神経ガス」の証拠を示したと声明で述べた。

ソ連時代の神経ガス、ノビチョクは、イギリスで、元ロシア・スパイセルゲイ・スクリパリと彼の娘を毒殺するために使われた。それはコリン・エステラーゼ阻害薬、シャリテー大学病院の医者が、初めにナワリヌイで確認した物質のクラスの一種だ。

 「軍用」「最も致命的な」毒物ノビチョクが、どうして誰も殺さないのか奇妙だ。

 ちなみに、スクリパリ親子はどこにいるのだろう? 今度はナワリヌイが彼らがそうだったのと全く同様に消えるのだろうか?

 問いたい他の疑問はこれだ(そして決して答えられるまいものだ)。

  • ロシア国家、あるいはプーチンがナワリヌイを毒殺しようとしたのなら、なぜ国外に彼を飛行機で連れ出すことが許されたのだろう?
  • 病んだアレクセイ・ナワリヌイの血液を分析した2つのロシア研究所には、いかなる異常な物質の痕跡も見いだされなかった。なぜだろう?
  • ナワリヌイが、この毒物にさらされたとされているのに、周囲の誰も被害を受けなかったのはなぜだろう?
  • ドイツ政府は、なぜナワリヌイをベルリンに連れて行くのをそれほど熱心に望んだのか?
  • この反ロシア情報工作は誰が先導しているのだろう? MI6、CIA、それともドイツ連邦情報局BND?

 ナワリヌイ事件、少なくとも、それが巻き起こしたことは、ベラルーシで、アメリカが実行したカラー革命失敗への反応だと私は思う。ロシアは、それに対し、罰しなくてはならないのだ。

 オムスクの病院は、まだナワリヌイの本物の血液試料を持っている。

 それを再検査できる中立の国際研究所はあるのだろうか?

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/09/navalny-gets-skripaled.html

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 スクリパリ関連記事は多々翻訳した。例えば下記。

スクリパリ親子は決して話すことを許されない可能性が高い

 今日の孫崎享氏のメルマガ題名

日本に何が起こっているか。経済面で知るには植草氏の論評は常に必読。「菅内閣が継承する営利化利権政治」:安倍氏はこれを「成長戦略」。柱は五つ。農業自由化、労働規制撤廃、民営化、特区創設、法人税減税。→大資本利益の極大化。逆らう者は人物破壊工作の対象。

 問題ない、指摘はあたらないで有名になった人物、木で鼻をくくる路線継続。大本営広報部、もはや北朝鮮並。速記者集団に入らないのは女性のみ?阿呆ニュース?のコメント欄、ネトウヨ大集合。

 LITERA

有働由美子が菅官房長官に「安倍首相のピンチヒッターですか」と訊いただけで大炎上! 異様すぎる「菅批判は許すまじ」の空気の背景には…

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