アメリカ経済は50%減少している - 必要な雇用計画はいずこ?
2020年6月3日
Moon of Alabama
アメリカはサービス経済の国だ。国内総生産の約70%が個人消費によって生み出される。covid -19流行の速度を遅くするためにとられた緊急措置が消費を大幅に減少させた。アトランタ連邦準備銀行によるGDPNowモデルは下降を示している。
実質国内総生産の成長率(GDP)は経済活動の主要指標だが公式推計値は遅れて発表される。GDPNow予測モデルは、アメリカ商務省経済分析局に使われるものに類似した方法論を使ってGDP成長を推計して、公式発表前に公式推計の「nowcast」を提供する。
最近の推計値: -52.8パーセント - 2020年6月1日
GDPNowモデル推計値は実質GDPの成長(季節調整された年率)で、2020年の第二四半期に、5月29日の-51.2パーセントから下がって、6月1日は、-52.8パーセントだ。
出典:The Big PictureによるGDPnow - 拡大する
GDPnowモデルは、所定の日のGDP概要を見ることができる。それは間に合ってはるかに少しダウンするであろうその年のGDPじゃなく、ただ瞬間に過ぎない。
封鎖が緩んだので、GDPは再び確実に増加するだろう。だが封鎖のため散髪に行き損ねた場合、二度散髪する気分にはなるまい。これまで二カ月間レストランで食べられなかった食事は、再開後に食べる追加の食事で穴埋めはできない。損失は本物だ。
封鎖が終わり、現在失業している4000万人の半数は、おそらく、まもなく仕事に戻るだろう。後の2000万人の雇用は長い間戻るまい。旅行や接客業界が最も影響を受けるだろう。金を稼げない人々は金を使うことできない。
今のトランプのエセ「法と秩序」ショーや、福音主義者への迎合で、失業者や経済が好印象を受けるはずもない。
もしトランプが自分で主張するほど頭が良ければ、彼は今後三年間、莫大な金額をインフラ計画に使うよう議会に依頼するだろう。その資金は、国家、州、地方レベルのプロジェクトに共有されるべきだ。修理や置換が必要な多数の橋や道路や鉄道がある。
だがトランプは自分で主張するほど頭が良くはなく、トランプ同様、周囲の連中はFIRE経済 - Finance 金融、Insurance 保険と Real Estate不動産部門出身者だ。こうした人々は、本当に物が作られ、使われる実体経済を高く評価しない。
トランプが執着している株式市場は、とうの昔に実体経済を反映するのをやめている。連邦準備制度理事会や財務省がするように、繰り返し株式市場を支えても、トランプの友人を豊かにするだろうが、彼が再選されるのに必要な有権者にとって何の役にも立たない。
彼はそれが分からないのだろうか?
ところで、民主党は、なぜ新しい雇用を生み出すため、もっと多くをするよう要求して前に出ないのだろう? 彼らは、場面から全く消えているように思われる。
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支援名目のお仲間内中抜き経産支配構造から目をそらすためのタレント不倫。
検査体制、医療体制を強化しないまま、選挙優先で規制緩和する緑のタヌキ。
話題の警官と犠牲者は顔見知り、意図的な殺人だったと、下記記事。
高野氏の解説、いつもながら興味深い。
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