科学実験 ビル・ゲイツとエリック・シュミットに州の問題解決を期待するアンドリュー・クオモ
マシュー・ゴート
2020年5月9日午前12時36分
VICE.COM
アンドリュー・クオモ知事は、ニューヨーク州を「再創造」のため、ハイテク億万長者に引き渡そうと考えている。5月5日、コロナウイルス記者会見の際、クオモはマイクロソフト創設者ビル・ゲイツを「予言者」と呼び、彼の教育に対する博愛主義的業績を指摘して、ニューヨーク市の教育制度を変えるためゲイツと協力すると約束した。翌日、クオモは元グーグルCEOエリック・シュミットが、ニューヨーク経済と医療制度に革命を起こす課題を与えられた15人の委員会を率いると述べた。クオモは、州をシリコンバレーの実験に開放しつつあるのだ。
「社会には、いつ変化が起きるのだろう?」ゲイツの参加を発表した際にクオモは述べた。「我々全員が変化と進歩を語るが、実際は統制が好きで、現状が好きなのだ。現状を変えるのは困難だ。歴史の中には「私は準備できている。私は変化のための準備ができている」と人々が言う瞬間がある。私はそれを手に入れたのだ。私は今こそ、そうした瞬間の一つだと思う。」
おそらく、皮肉にも、大いに誇大宣伝した、非常にディストピアの響きがあるトロントのスマート都市プロジェクトから撤退するとグーグルのサイドウォークラボが発表する直前、クオモは、シュミットの関与を発表したのだ。
今回の流行は、アメリカの医療、経済、政治体制の脆弱さを明らかにした。Covid-19はあらゆる組織的問題や些細な政治的不満や、アメリカの資本主義の主要欠陥を燃えあがらせた。問題が実に明白になったのだから、我々にとって世界を良い方に変える絶好の機会なのだ。
だがシリコンバレーは、これまで20年間、解決策と断絶を売り込んできたが、彼らの「解決」が、しばしば既存問題を更に悪化させたり、全く新しいものを導入したりするのを我々は繰り返し目にしてきた。我々は既に、そうしたハイテクが作った世界で暮らしており、それは、ソフトウエアによる監視の下で、アマゾン倉庫作業者が基本的な対ウイルス保護なしで働き、人の頭骨の形で犯罪者を識別することを目指す人種差別的な顔認識技術を大学が研究し、ウーバーはその運転手たちを従業員と認めるのを拒否している悪夢のような圧制的なものだ。一方、Lyftとウーバーは、都市交通を、かなり悪化させた。
シュミットとゲイツの計画は、これまでのところ、約束は壮大だが詳細は貧弱だ。「我々がしようとしていることの最優先事項は、遠隔医療と遠隔学習とブロードバンドだ」とシュミットが言った。「我々はこのひどい大惨事を利用して、ことを極めて、ずっと良くする方法で、全てを促進できる。我々は、最も困窮している人々を助ける解決策を思いつかなければならない。国中で、人々が異なる状況にある。我々は、どれか一つだけを選ぶのではなく、それら全てを考慮に入れる必要がある。我々の意図は極めて包括的で、ものごとを、ずっと良くすることだ。」
シュミットは、ニューヨークの苦境に対し、ハイテクを基礎にした解決を探すと約束した。「我々は今、示すことができ、加速できる解決策を探して、事態をより良くするために技術を使う必要がある」と彼は言った。「今の瞬間は、十分な注目を得ていないものごとを再考する機会だと私は思う。体制というものは、更新し再検討する必要がある。」
シリコンバレー出身者なら、あらゆる問題は、ハイテクを基にした解決策を必要とする。だがニューヨークやアメリカの問題は、もう一つのアプリケーションや新たな技術では解決できない。我々の問題には草の根の下からの解決が必要なのだ。シリコンバレーは我々を救うことはできず、救うまい。
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韓国で、ビル・ゲーツが、新たな隔離システム?開発に協力するという不気味な話題をみかけた。RT記事。
東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイが、戦後、勲一等旭日大綬章を授与されたが、ビル・ゲーツも今年「旭日大綬章」を受章している。
植草一秀の『知られざる真実』
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ビルゲイツという人物は人口削減論者として有名だし、ワクチンを強く推進している人物なのはネット民ならば殆どの人が知っている事実で候。
この人物、子宮頸がんワクチンをインドやアフリカの一部地域にプレゼントした事があったけど、恐らくは接種時にショック死した少女が少なからず居たと思う。
死亡は免れても、副作用の後遺症で苦しむ少女は続出したであろう事は、日本に於ける例を見れば想像できる。
その様な人物に褒章を与えるとは、一体どこを見ているのか、と言わなければならない。
天皇の一存で決めているとは限らないから、何か深い裏がありそうだけど、これを言い出すと陰謀論になってしまうので敢えて深入りはしない事にしている。
それはさておいて、このビルゲイツという人物、軽井沢の別荘地エリアの山を丸ごと買って、そこに巨大な地下空間を持つ建物を建造中なのが気になる。
この工事は、かれこれ6年くらい前から続いていると思われる事から、相当大規模な地下空間を造っているとみえる。
掘り出した膨大な土はリニア工事で出た土で隠せるから好都合だろう。
この人物は種子にも興味があるらしく、南極にて膨大な種類の植物の種子を保存しているという。
人口削減、種子の保存、巨大地下施設(おそらく核シェルター)。
この3つのポイントから見えてくるものは何だろうか?
ゲイツ本人が核シェルターに長期間籠るつもりなのだろうか?
ならばそれは一体何故なのか?
これも陰謀論になってしまうので、ここまでにしたい。
それにしても、この人物、もしあの時、日航123便が撃墜されていなければ、これほどまでには大富豪の仲間入りはしていなかっただろうし、自らの予言を実行するだけのカネも持ち合わせていなかっただろう。
パソコン用OSトロンも日本製が世界シェア一位だったろうし、そうだったなら、現在の様に外資に貪られる日本国の姿は無かっただろうと思うと、とても悔しい思いが込み上げてくる。
この人物を見るたびに不快になるのは、その所為だろうか。
注・ トロンというOSは、産業ロボット用のものは日本製がシェア一位で、失われたのはパソコン用のソフトの方、しかし、こちらの方が絶対的に世界に対する日本の影響力という点で重要だったのは言うまでもない。
投稿: びいとるさいとう | 2020年5月20日 (水) 20時55分