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2020年4月12日 (日)

世界的ワクチン実施なしには「大集会」は復活しないかも知れないと言ってデジタル・ルビコンを渡ったビル・ゲイツ

ロバート・ブリッジ
2020年4月8日

 陰謀論者の間で再三繰り返される一つのテーマに、エリートが、遠隔的に地球上の全ての人々を識別して支配する、聖書の「獣の刻印」技術を適切な時に展開して、世界政府計画を完成するのを待っているというのがある。多くの人々は多少の正常感覚に戻すためなら何でもするのをいとわないので、そうした恐れは日ごとに益々正しいものに見えてくる。

 ヨハネの黙示録[13:16-17]に、何世紀も、おそらく今歴史上一番、信者、非信者の想像力を引き付けてきた文章がある。「また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。」

 ヨハネは、史上最初の陰謀論者だったのだろうか、それとも、今我々は自己達成的予言に耽っているだけなのだろうか? どちらにせよ、たとえそれが決して聖書では言及されていなかったにせよ、多くの人々は、IDコードの焼き印を付けられるのには、大いに不安を感じるだろう。だがそれも、何年もの間世界的流行病を警告してきたマイクロソフトの創始者ビル・ゲイツが、このような物議を醸す技術を、我々全員に強要するのを決して阻止しなかった。

 2019年9月、コロナウイルスが中国に初めて現れる、わずか三カ月前、マイクロソフトが創設メンバーの一社であるサンフランシスコに本拠地を置く、生体認証企業ID2020が、「幼児予防接種」に基づく、「最も成功した手法」のみを使う「幼児のための複数の生体認証技術研究」の新しいプロジェクトに着手したと、静かに発表していた

新しいインタビューで、我々が大量ワクチン接種をするまでは、大規模な公共集会は「決して」復活しないと、ビル・ゲイツは威厳たっぷりに述べた。一体誰が彼を世界の王様にしたのだろう https://t.co/siW7bZ9yGcpic.twitter.com/ivaCI8eAEl

- Alternative News (@NewsAlternative)2020年4月4日

 それら「最も成功した手法」の一つは、一体どのようなものかと思う人は誰であれ、契約に関する、以下の優勝候補を考慮願いたい。マサチューセッツ工科大学(MIT)研究者が、皮膚下の見えない染料にデータを格納するハイテク「入れ墨」を開発したのだ。この「刻印」は、ビル&メリンダ・ゲイツ財団傘下にある世界的ワクチン機関GAVIに処方されたワクチンと共に実施される可能性が極めて高い。

 「研究者は量子ドットと呼ばれるナノクリスタルでできた新染料は、特別の機能があるスマートフォンで検出可能な近赤外線を放出するのを示した」とMITニュースが報じた。

 もし読者が、その記事の最後までスクロールすれば、この研究がビル&メリンダ・ゲイツ財団に資金供給されていることに気付くはずだ。

 今日、感染しやすい人が大集団で集まるのを阻止するため、世界的サービス経済が封鎖されており、多くの催し物会場入場を許可されるには、人々が赤外線ID「入れ墨」をスキャンされるよう要求される日を想像するのは容易だ。まさに同じ追跡ナノテクノロジーが世界経済で不正な金の使用を排除するために使われ、広範に適用されると考えるのに想像をたくましくする必要は皆無だ。結局、再利用可能バッグがコロナウイルス流行パニックのおかげで違法とされるなら、再利用可能な現金が、どうして特別待遇を得られよう?

 今月早々、これらのページで、地政学専門家ペペ・エスコバールが、世界を新しい大恐慌に追いやっているコロナウイルスが、完全な、個別、デジタル特定情報を作り出すナノチップ入りの強制ワクチンで完成する、新しいデジタル金融システム到来の隠れ蓑として使われているという説得力ある主張をしている

 あり得る未来のシナリオの一つとして、「AIで結ばれたスマート都市のクラスターで、マイクロチップを埋め込まれた人々が常時監視され、統一デジタル通貨を使って必要なことをする」とエスコバールは想像した

 週末、ビル・ゲイツが、CBSのジス・モーニングの驚くようなインタビューに出た際、そうした恐れは一層重みを増した。コロナウイルスの時代には、広範な規模のワクチン接種プログラムが制定されない限り、それまで、大規模集会は禁止されなければならないかもしれないと、ゲイツは司会のアンソニー・メイソンに語った。

 「「開放」とはどんなものだろう?」と、アメリカの全ての社会的、文化的構造を、一網打尽に、本質的に変える前に、ゲイツは修辞的に尋ねた。「学校のような活動は、恩恵があるが、感染のリスクが非常に低い方法で行うことが可能で、大規模集会のような活動は、おそらく、ある意味で、より選択的だ。だから人々が広くワクチン注射されるまで、それら[活動]は全く復活しないかもしれない」[ここでインタビューの全てを見ることができる]。

 ゲイツによれば、スポーツの催しのため、スタジアム中に詰め込まれた観客から、デモで街頭に出ている抗議行動参加者まで、「大規模集会」と定義できるあらゆるものは、ワクチンなしでは、市民的不服従と見なされるのだ。ゲイツが、それこそが近代的民主的社会の証しである大規模イベントを次々あげて、我々全員をからみとる「大規模集会」概念を選択したのは、決して驚くべきことではない。実際、スーパーボウルや、コミコンや、ユーロビジョンのような次の大きな催しを見損なうのは、誰も望まないだろうから、たとえそれが追跡技術を含んでいても、マイクロソフトに支援された予防接種を受けるため、予想通り、何百万という人々が何マイルも行列するだろう。

MITは、ワクチンを注射しながら、目に見えない認証標識で人々に印を付ける「量子入れ墨」に取り組んでいる。一体誰が、このプロジェクト最大の寄付者か想像できるだろうか。https://t.co/ZEWqCUVGwI pic.twitter.com/jFVip4DaqZ

- Roosh (@rooshv) 2020年4月4日

 義務的グローバル・ワクチン制度以外に、コロナウイルスを打倒する他の選択肢があることを想起すれば、この全ては全くの狂気に思える。

 先月、上院小委員会で、アメリカ・アレルギー・感染症研究所所長のアンソニー・フォーチ博士が、コロナウイルスに感染した人々の80パーセント以上が、いかなる医療介入もなしで「自然回復する」と述べた。これは、一体なぜ、病人と高齢者だけでなく、全員のための世界封鎖が計画されているのか疑問に思わせる。一方、主要な調査で、医者の間で、最も効果的なコロナウイルス治療とされているにもかかわらず、メディアで軽視されている薬ヒドロキシクロロキンに新たな目が向けられ始めている。

 今週、ネバダ州に続いて、ミシガン州も方針転換し、トランプ政権に抗マラリア薬を要求する2番目の民主党の州となった。

ミシガン州も方針転換し、コロナウイルス治療のため抗マラリア薬を連邦政府に要求。ネバダ州に続き今週方針を変えた二人目の民主党知事。https://t.co/TkZyXEqs9l

- ジョン・ソロモン(@jsolomonReports) 2020年4月3日

 だから今我々は、何が世界的流行と戦う公認方法になるかの競争を始めているように見える。感染した人々で、実際、病気の影響を悪化させるかもしれない急遽開発されたワクチンか、それとも既に効果が証明済みの高価でない薬のヒドロキシクロロキンか。

 もし勝者が、世界ワクチン、ひょっととして、IDナノテクノロジーを使ったものだと判明しても、裕福な連中がそれを最初に入手するため、子供と行列すると期待してはいけない。2015年、アメリカン・ジャーナル・オブ・パブリックヘルスが、生体認証ID研究の中心地、カリフォルニアで約6,200の学校を調査し、私立幼稚園児では、ワクチン免除が、二倍であることを見いだした。

 エリート連中は、一つの大きな楽しい屋根の下に、全ての人種と団体をまとめるID追跡ワクチン開発に大きく賭けているように思われるが、世界政府下で、明らかに、連中は、柵で囲まれた自身の居住区で暮らし続けるだろう。彼らが新時代の刻印を得るための「特別パス」を貰うかどうかは、また別の疑問だ。

 ロバート・ブリッジはアメリカ人作家、ジャーナリスト。

 個々の寄稿者の意見は必ずしもStrategic Culture Foundationのものを意味しない。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2020/04/08/bill-gates-crosses-digital-rubicon-says-mass-gatherings-may-not-return-without-global-vaccine/

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 必ずとんでもないことをぶちかましてくれるあの人物。“コラケ!”動画投稿。見る気もおこらない。

 典型的な大本営広報部番組 看板に偽りあり。

 NHK スペシャル 新型コロナウイルス瀬戸際の攻防~感染拡大阻止最前線からの報告

 最前線決壊の証拠? 敗軍の将、兵を語る?PCR検査抑制についての弁解、全く意味不明。

 下記で、加藤周一の言葉にあるように、専門知識、医学知識がどうかという問題ではないだろう。総合的な、常識的論理の問題。倫理の問題だろう。戦犯は自分の犯罪を認めずに生き延びる。トップがその見本。彼を支援する茶坊主も同じ下劣な倫理。

 植草一秀の『知られざる真実』でも指摘しておられる。

PCR検査抑制擁護してきた御用論者の重罪

 加藤周一講演会 老人と学生の未来-戦争か平和か 2006年12月8日、東京大学駒場900番教室

 後編の24:40付近に興味深い発言がある。技術的な細かい所に引き込むのは罠。そのまま書きおこしておこう。

だから、この、あれですね、憲法を変えれば、アメリカのご機嫌をとるにしてもね、そう簡単にいかないと思いますね。で、だから、アジアでの孤立と、それから、アメリカとの間のギクシャクという問題が、つまり、外交的困難が増大する。で、その増大した外交的困難が、アメリカへの依存を強める。で、アメリカへの依存の強化が、外交的困難を増強する、ということで、その、いわゆる悪循環を起こす、だろうと思うんですね。
で、そのことを意識してやっているのかね、意識してやっていないのか、それは、私には分からない。
だけど、私が言っていることは、ちょっとその、実際にそうなった時に何がおこったかををご覧になったら、あの時加藤が言ったことは、口からでまかせだったか、そうでないかということは、すぐわかるんですよ。その時まで覚えておいて頂きたいんだな。政府の言ったことも覚えておいて頂きたい。記憶がなければ駄目ですよ、ね。だから、一つ一つの事件を、技術的な細かい所に入って行くことは、それは専門家でないと非常に困難だし、第一、そこに引き込むことは罠ですよ、一種の、ね。批判を封じる罠ですよ。そうじゃなくて、その、事件と事件とのつながりを見なければね。で、つながりは方向性を持ってるんだから。だからその、方向性に対して反応しなければいけないと思うんですね。
だから、それは非常に悪いね。ま、その外交的な技術で言えば、タイミングですね。時間を、今やることということは、その言語道断な愚挙だと思う。それで、そういう風に思っている人は沢山いるんですよ。あの日本の中に何人いるか知らないけれども。アメリカにも沢山いるんですね。
だから、あの、英語をお読みになる方は、あの、英会話をしないでね、で英会話をすることより、その英語の新聞に、あの何が書いてあるかということをご覧になった方が良いと思う。それで、もし日本の新聞に書いてあることの誤差があれば、その差が何を意味するかということを見極める必要があると思うんですよね。

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