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2020年2月26日 (水)

ロシアは崩壊する運命にあるのだろうか?

2020年2月20日
Paul Craig Roberts

 ウィンストン・チャーチルは、ロシアは「ロシアは謎の中の神秘に包まれた不可解」だと言った。ロシアにおける態度の、二つの対照的なニュース報道を読んで、私はチャーチルが意味していたことを理解した。

 ロシア参謀本部総長のワレリー・ゲラシモフ大将は、ロシア国境でのワシントンと多くのNATO加盟国による強化された軍事演習から、ワシントンとNATO傀儡諸国は大きな紛争の準備をしていると結論した。モスクワでの外国武官へのブリーフィングで、NATO加盟諸国に行われている軍事演習の数と規模の増加が、NATOが「軍隊を大規模軍事衝突に従事するよう意図的に訓練している」のを示しているとゲラシモフは述べた。https://www.rt.com/news/476178-nato-big-war-kremlin/

 クレムリン報道官はロシア政府は、ゲラシモフ大将の意見を信頼すると言った。

 はっきりさせるため繰り返すが、ロシア軍は分析された証拠に基づいて、ワシントンとその属国が、ロシアとの戦争のために準備していると見ているのだ。ロシア政府は、ロシア軍指導部の意見を信頼すると述べている。

 ところが自立した世論調査企業レヴァダ・センターによる同時期の発表は、ロシア人の80%がワシントンとNATO属国を"友人"と見なしていると報じている。https://tsarizm.com/news/eastern-europe/2020/02/18/poll-4-out-of-5-russians-view-west-as-a-friend/

 「ロシア人回答者の、たった3%が、欧米をロシアの敵と見ると述べたとレヴァダは言っている。さらに16%が彼らが欧米をライバルと見なしていると述べた。

 「レヴァダ回答者の3分の2(67%)が、ロシアは欧米を「パートナー」として扱うべきだと言い、他方、経済日刊紙コメルサント・データの内訳によれば、11%が、ロシアは欧米を「友人」として扱うべきだと言った。」

 ロシア参謀本部の意見と普通のロシア人の間の異常な相違は説明が困難だ。一体誰がロシア国民と意思疎通をしているのだろう? ロシア指導部? あるいは欧米に資金供給されたNGOやロシア人に欧米プロパガンダを押し込むマスコミ? ロシア国民は、まだボイス・オブ・アメリカに耳をかたむけているのだろうか?

 もしこれらの対照的なニュース報道が正しいなら、ロシアはワシントンとそのヨーロッパ属国が戦争に没頭している敵だという政府認識がロシア国民に共有されない事実に直面している。これはロシア国家主権に忠実なロシア政府と、どうやら欧米の友人たちによる植民地化の危険を考えないロシア国民間の意思疎通の完全な失敗を暗示している。

 アメリカ制裁や、選挙で選ばれて、アメリカの束縛からロシアを救い出した大統領に対する果てしない公然の非難で侮辱され、ロシア国境のワシントン核弾頭ミサイルに脅かされているロシア国民が、一体どうして、ワシントンとの友情と協力があり得ると信じることができるのだろう?

 もし世論調査が正しく、ロシア国民がワシントンの覇権衝動を理解していないなら、ロシア主権は確実なものではない。

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

 ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2020/02/20/is-russia-doomed/

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 記事の題名、違う国名がぴったり。

 後手後手のあげくのコロナウイルス対策基本方針、要するに放置・自己責任。韓国の徹底的なPCR検査と対照的。

 植草一秀の『知られざる真実』

感染拡大主因としての安倍内閣お粗末対応

 『奴隷船の世界史』を読んでいる。奴隷の状況は当然悲惨だが、水夫も悲惨だった。途中で伝染病で倒れた水夫が多数いた。しかも、奴隷を目的地に輸送したあと、水夫が国にかえりたいと思うのは当然だが、船長にとっては、余剰人員をかかえて帰国するのは、無駄なコストなので、水夫に過酷な扱いを始め、厄介払いをしようとしたという。健康状態が悪化し、皮膚病や潰瘍にやられた水夫は、なすすべもなく、乞食にならざるを得なかった。(94-95ページを参照。)

 昔、日本を不沈空母にした人物がいた。当時の通訳は村松増美氏。
 今の内閣・自民党は、日本まるごと「不沈コロナウイルス奴隷船」にしている。

 ダイヤモンド・プリンスが培養実験船になったのと同様、列島丸ごと培養地。上級国民以外は放置される。奴隷船水夫の生活を読んで、ダイヤモンド・プリンス乗員の方々を思い出した。政府は奴隷船の船長。国家犯罪続行中。

日刊IWJガイド「スクープ! IWJにクルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス』クルーから助けを求めるコンタクトが! 『16日間隔離され続けています』!『先が見えない、助けて!』「発狂しそう!』」2020.2.26日号~No.2722号

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コメント

「ヨーロッパの声」というロシア語の動画ブログで、この論文のことが取り上げられていました。
https://www.youtube.com/watch?v=H5uJkVaZHZQ
レバダセンターというのは、ペンタゴン直結の研究機関から資金を得ている機関で、ここが行う「世論調査」は西側のプロパガンダに利用されている、と言っています。この動画のコメント欄を見ても、「欧米がロシアの友人」とみる人は皆無だと思います。

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